8月29日 15時より、NPO法人 埼玉KHJ「けやきの会」の代表の方々と、意見交換会に参加させていただきました。
NPO法人 埼玉KHJ「けやきの会」は、我が子が引きこもりで悩む方々に対して、専門家や体験者による相談会や体験談、学習会、家族教室、青年社会参加事業などに継続的に取り組んでいる全国組織です。


(意見交換会にて 左端が神坂)

代表理事を含め、運営されている方々のお子さん方も引きこもりでありながら、同じ悩みを共有する人々に、希望やアドバイスを与えながら共に考え、悩み、励ましあっている姿に共感を覚えました。
引きこもりに関しては百人百様であり、今や大きな社会問題であると痛感させられました。
また、その要因に関しても同様で、個別の事例を蓄積しながら的確なアドバイスをしてくれる同団体の重要性についても認識をあらたにさせていただきました。
引きこもりであるが故に受療できないという難問もあり、国の3年間に渡る疫学調査によると引きこもりの9割に様々な精神疾患名がつくという調査結果にも驚かされました。
今後は、行政としても官民で協力し合える「引きこもり地域支援センター」の設置にむけ是非とも協力をしていきたいと思いました。

(公明党市議団とけやきの会代表の方々)

今回の意見交換会では、「大変に勉強をさせていただきました」と言うよりも自分の「引きこもり」に対する認識の甘さを痛感させられた一日となりました。
完全回復率も極めて低く、社会参加率で約10%、自死率も推定約10%という数値を前に、家族だけの問題ではないことは明らかです。
支えあう社会を実現するべく、自分にできることを模索しながら今後も全力で挑戦の日々を過ごしていく決意です。