さいたま市南区にある、社会福祉法人さくら草へ一人で視察に行ってきました。
設立に至る経過や施設のご説明は、山本理事長よりお伺いしました。

こちらの施設は、昭和61年10月に浦和市心身障害者地域デイケア施設「さくら草の会授産施設」として2名で開所され、
現在では、多機能型事業所(生活介護・就労継続支援B型)に移行されています。

事業内容も、知的障害者通所授産施設「デイセンターさくら草&コスモス」、
居宅介護・外出介護・生活サポート事業他では、サポートさくら草」「サポートゆず」「アシストさくら草」、
相談支援事業では「南区障害者生活支援センターあみ〜ご」と多岐に渡ります。

コンセプトは、その人なりの生活が送れるように支え、社会の一員として地域活動に参加し、地域で共に支え合う社会を目指しておられました。

これから団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現しなければなりません。

地域包括ケアシステムは、保険者であるさいたま市が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要です。
その意味からも大変勉強になりました。