■神坂達成議員 5番目、行財政改革推進プランとしあわせ倍増プラン2017について、(1)市民文化施設及びコミュニティー施設における使用料の平準化についてお伺いしたいと思います。
過日、さいたま市民大学で学んでいる方から御質問をいただきました。内容は、以下のようなものです。これまでプラザイーストの多目的ホールを利用していたが、改修工事に伴い浦和コミュニティセンターで同等の多目的ホールを使用してみたらコミセンのほうが安かった。なぜプラザイーストの利用料は高いのか。駅前で立地条件もいいのに、改修工事が終わったらプラザイーストも料金を下げてなどの声でした。私は、即答することができなかったので、後日回答することを約しました。早速調査を開始してみると、確かに使用料による格差を確認することができました。さらに驚いたのは、プラザイーストと類似施設であるプラザウエストやプラザノースとの間においても、使用料に違いがあることがわかりました。また、コミュニティセンターや市民会館うらわ及び市民会館おおみやなど、文化施設においても統一基準がないこともわかりました。
また、過去の計画について調べたところ、さいたま市行財政改革推進プラン2010及び2013において、自主財源の確保と受益者負担の適正化を図る観点から、使用料、手数料の見直しをすることを位置づけた計画が確認されましたが、いずれも達成されることはありませんでした。その後、しあわせ倍増プラン2017へ移行される中で、この計画そのものが消滅しておりました。一般的に考えると、平米数や定員数、使用目的や立地条件によって使用料は決まるものと思っておりましたが、さいたま市では何を基準として決定しているのか、いまだに不明確です。早急に施設の利用に係る経費の考え方を整理し、利用者と税で負担する部分を明確にするとともに、市民にとってわかりやすい使用料の設定等を進めるべきと考えます。本市の見解を求めます。

(2)余熱利用施設における利用料金の格差解消について、? 利用料の平準化についてお伺いいたします。見沼ヘルシーランドは、クリーンセンター大崎の余熱利用施設として昭和62年10月に開設しました。その他、同様の施設は市内に3カ所あり、全てごみ焼却施設の余熱利用施設となっています。しかしながら、大きく変わるものとして、利用料金の設定が異彩を放っております。こちらをごらんください。



例えば60歳以上の利用者で検証してみると、桜環境センター余熱体験施設、西部環境センター西楽園、東部環境センター東楽園は、いずれも利用料は100円です。一方、見沼ヘルシーランドは530円となっており、実に5倍以上の値段が設定されています。この状況について説明を求めると、あそこは高齢福祉施設だから、あそこは環境施設におけるエネルギーの有効利用施設だから、うちは他都市と比較して適正な価格と認識しているなどの答弁がなされてまいりました。しかしながら、同一施設、類似施設であることを考えれば、この説明に納得する市民は少ないでしょう。そもそも同じ税金を納めているのに、なぜ見沼ヘルシーランドの近隣住民だけが5倍も高い施設使用料を払わなければいけないのでしょうか。税の負担の公平性及び受益者負担の透明性という観点からも、市は市民に対して納得する説明をするべきです。本市の見解をお聞かせください。

? 市外利用者の利用料の適正化についてお伺いいたします。先ほどの資料をもう一度ごらんください。まず、この質問に入る前に、余熱施設において来場者1人当たり幾らの税金が投入されているのかを試算してみました。試算方法は簡単で、指定管理料を利用人数で割り算出したものとしました。まず、桜環境センターを例に挙げると、利用者は33万4,000人、指定管理料は2億3,400万円ですので、来場者1人当たり約702円の税負担となります。西楽園では782円、見沼ヘルシーランドでは795円ということになります。ここで私がお聞きしたいのは、市外利用者の受益者負担についてです。受益者負担とは、特定の利用者がサービスの提供を受けた場合に、そのサービスを利用した人と利用しない人の負担の公平性という観点から、そのサービスの提供を受けた人に対して応分の負担を求めていくという考え方です。社会保障の増大を初めとした社会状況の変化により、地方自治体における財政状況が厳しさを増す中で、施設の維持管理を行うために相応のコストが発生していることは紛れもない事実です。負担の公平性という観点に立ち、市外利用者の利用料の適正化が必要であると考えます。本市の見解を求めます。

■真々田和男都市戦略本部長 神坂達成議員の御質問の5 行財政改革推進プランとしあわせ倍増プラン2017について、(1)市民文化施設及びコミュニティー施設使用料の平準化についてお答えいたします。
公の施設の使用料につきましては、運営コストを基礎として施設の設置目的や地域の実情を総合的に勘案して料金設定を行っております。御質問にございましたプラザイーストなどは、地域の文化振興を目的として、その中核を担います生涯学習機能、市民生活交流機能、ホールなどの文化的機能をあわせ持つ大規模な複合施設として設置され、特に市民の文化活動の充実に資するよう本格的な舞台ホールを完備していることから、運営コストの光熱水費と清掃費に加えまして、舞台管理などの委託料やリース経費も加算し、使用料を算定しております。一方、コミュニティセンターはコミュニティー活動を提供する施設といたしまして、市民が使用しやすく多くの方が出会い、地域コミュニティーの活性化が図られることを目的とした施設であり、光熱水費と清掃費をベースとして使用料を算定しております。このようなことから、プラザイースト、それとコミュニティー施設の使用料には格差があるのが現状でございます。また、御指摘のように若干同じプラザ系でございましても、料金についての格差があるということでございます。このような中、行財政改革推進プラン2010では、受益者負担の原則で運営コストに見合う歳入の確保の観点から、利用者から適正な負担をいただくべきとの考えのもと、使用料の引き上げも含めまして見直しできないか検討したものでございまして、施設間の料金格差についても、この見直しとあわせまして、必要な改善を図ることとしておったところでございます。特に行財政改革推進プラン2013においては、前プランを継承して適正な受益者負担の観点から、他都市との料金比較や旧市間の算定方法のばらつきなども考慮した上で、使用料の見直しについて検討を行ってきたところでございますが、平成27年度の行財政改革公開審議におきまして、このコミュニティセンターの使用料の見直しを議論いたしましたところ、市民の皆様あるいはそこにおいでいただいておりました市民の皆様からの意見といたしまして、使用料を見直す前に、さらなる経費節減に努めて市民の理解を求めるべきとの御意見をいただきました。このような公開審議の結果を踏まえまして、まずは経費節減、利用率の向上と市民サービスの向上に積極的に取り組むことを優先するべきと判断いたしまして、現在も料金の見直しには至っておりません中で、計画のほうについても一旦行程表から落とさせていただいたという経緯でございます。御指摘の市民文化施設とコミュニティー施設の利用料の平準化につきましては、このような経緯を踏まえまして、使用料の見直しの基本的な考え方を改めてしっかりと整理をさせていただいた上で、慎重に検討してまいりたいと考えております。

次に、(2)の余熱利用施設における利用料金の格差解消について、? 利用料金の平準化についてと? 市外利用者の利用料金の適正化については関連がございますので、一括してお答えを申し上げます。
余熱利用施設の設置目的については、見沼ヘルシーランドは市民の健康の維持及び増進を図るもの、桜環境センターは廃棄物を焼却した際に発生する熱エネルギーの有効な利用状況を体験でき、市民の健康の維持及び増進を図るもの、西楽園は市民の健康の維持及び増進を図るとともに、市民相互の触れ合いと交流を促進することによって広く福祉の向上に寄与するもの、東楽園は高齢者に対して各種の相談に応ずるとともに、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションの充実などを総合的に供与するものとして、このように施設ごとに条例により、その目的を規定しているところでございます。これは、議員御指摘のとおりでございます。これらの施設の使用料につきましては、その目的も踏まえまして、経費節減、市民サービスの向上の取り組みとあわせて、施設利用者を初めとした市民の理解を得る努力をしながら、適正な受益者負担とするべきものと認識しておりまして、こういった考えのもとに現状の利用料金体系ができているものという認識をしているところでございます。しかし、その一方で、施設によっては地元要望や高齢者福祉対策として建設された経緯もありますことから、特に低額の料金設定となっている側面も確かにございます。このため、施設によっては市外利用者のほうが、類似のそういった機能を持った他の施設の市民負担より安く利用できるという事例があることも、議員御指摘のとおりでございます。市外利用者の料金につきましては、近隣市との類似施設の相互利用の関係にも十分に配慮する必要がありまして、大きな引き上げは困難な状況でもあるかと思いますが、その一方で御指摘の見沼ヘルシーランドの市民利用料の見直しにつきましては、見沼ヘルシーランドでも多くの高齢者が御利用されているといった状況などにも鑑み、今後の見直しの際にはしっかりと検討してまいりたいと考えております。

■神坂達成議員 このように4カ所あって、3カ所100円で1カ所だけ500円、だから親方日の丸だというそしりを受けるわけでございます。ぜひとも適正化をお願い申し上げまして、私の質問とさせていただきます。以上でございます。(拍手起こる)

■井上伸一副議長 以上で、神坂達成議員の質問は終了いたしました。

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