5、教育現場の暑さ対策について

(1) 熱中症対策について

5番、教育現場の暑さ対策について、(1)熱中症対策について伺います。近年、災害級の暑さが続く中、教育現場における暑さ対策は喫緊の課題です。これまで私たちは、学校の教室や体育館へのエアコンの設置を積極的に働きかけてまいりましたが、今や暑さ対策は校舎内だけにはとどまりません。過日、保護者の方より一通のメールをいただきましたので、紹介します。5月25日、小学校で運動会が開催されました。ことしから娘が小学校に入学し、初めての参加となりました。当日の天候は、5月というのに真夏のようで、気温は33度、生徒は直射日光を浴びての応援でした。しかし、来賓席にはテントがありました。生徒席にもテントを設置すべきではないかと思います。これまでにも、熱中症による死亡事故のニュースもあります。喫緊の課題として受けとめ、子供たちの命を守ってくださいというものでした。早速、消防局に5月25日について学校への出動状況を確認すると、残念ながら1名の子供が救急車で搬送されていたことを確認いたしました。
そこで、他政令市はどのような取り組みをしているのか調べてみました。こちらをごらんください。調査をしてわかったことは、令和元年度開催の運動会では、20政令市中12の市で運動会の半日、短縮が実施されており、前年よりも増加傾向であるということでした。保護者の反応については、早朝の場所取りがなくて助かる。特に低学年の子供は午後まで続くと大変だからいいと、おおむね好評のようですが、逆に祖父母も楽しみにしていたので寂しいとも意見もあるようです。教育現場からは、児童、教職員、保護者の熱中症に効果があった。教員の負担軽減になった。授業時間の確保につながったとの声もございました。これらを加味しまして、さいたま市としてどのような見解をお持ちなのかお聞かせください。
また、体育館のエアコンにつきましても、設置をされれば休憩場所となると考えております。本市の見解をお聞かせください。

●細田眞由美教育長 神坂達成議員の公明党さいたま市議会議員団を代表しての御質問の5、教育現場の暑さ対策について、(1)熱中症対策についてお答えいたします。
議員御指摘のとおり、近年の夏の暑さは尋常ではなく、教育現場におきまして、この夏の暑さ対策は本当に大変な課題だと思っております。本市でも、1学期に運動会を実施した学校におきまして、暑さを考慮して半日開催をしたり、競技の削減を行ったりするなどの対策をした学校がございました。
運動会の半日開催や中止など、校長が判断できる環境の整備については、教育委員会では熱中症事故の防止に関して、各学校に繰り返し通知を発出しております。その内容といたしましては、暑さ指数が31度、気温については35度以上を示した時間帯の運動は原則として行わないこととしております。また、気温の高い時間帯に運動会の練習や体育の授業等を実施する場合には、気象予報等の情報に注意し、実施内容についても柔軟な対応をするように示しております。運動会の実施に際しましても、校長はこれらの通知をもとに、状況に応じて適切に判断しているものと考えてはおりますが、議員御指摘のように判断に迷う場合もあると認識しておりますので、ガイドラインなどを今後作成いたしまして、校長が適切に判断できるように、教育委員会といたしましても支援を進めてまいりたいと考えております。
また、小中学校の体育館へのエアコン設置に向けた状況ではございますが、本年度さいたま市立小中学校空調機整備計画策定支援業務におきまして、ただいま概算事業費の算定や整備手法等の検討を行っているところでございます。暑さ対策につきましては、本当に死者が出るような大変な状況でございますので、教育委員会といたしましても多方面気を配りながら、きちんとした対策をとってまいりたいと思います。

●渋谷佳孝議長 以上で、神坂達成議員の質問は終了いたしました。(拍手起こる)