本日、さいたま総支部主催で大宮駅西口デッキにて「終戦の日」街頭演説会を実施致しました。
「終戦の日」は本年で66回目となります。平和の党、公明党として市民の皆さまにお訴えをさせていただきました。
立っているだけでも汗が噴き出てくるような暑さの中での開催となりましたが、西田まこと参議院議員も駆けつけてくださり、ともにアピールしていただきました。

(左から三人目が私 マイクを握っているのが西田参議院議員)

私も総支部の遊説部長として準備段階からお手伝いをさせていただき、一切無事故で終了できましたことに心より感謝申し上げます。
大変にありがとうございました。

≪以下、アピール趣旨≫
■皆様こんにちは、こちらは公明党でございます。本日、戦後66回目の終戦記念日を迎えました。はじめに、この場をお借りして、先の大戦で犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族並びに今なお不自由な生活を余儀なくされている戦傷病者の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

■言うまでもなく8月15日は、すべての戦争犠牲者の方々に祈りを捧げ、「不戦への誓い」「平和への誓い」を新たにする日であります。多くの尊い人間の生命を、手段・道具として扱う戦争の残酷さ、愚劣さを二度と繰り返してはならない――それが焦土の中から立ち上がった日本国民の決意でした。

■1945年8月6日に広島、同9日には長崎に原爆が投下され、一瞬にして約30万人以上の方々が犠牲となられました。しかしながら、終戦から66年が経った今日も、いまだ世界には私達が望むような平和は訪れず、北朝鮮の核開発などの問題や、国際テロの不安、激しい地域紛争など、むしろ緊張は増すばかりです。

■唯一の被爆国である日本は、今こそ先頭に立って核廃絶に向けて強いリーダーシップを発揮していくべきであります。公明党は、「核兵器は絶対悪」との思想に基づき、断固たる決意で核廃絶に取り組んでまいります。もちろん、口で戦争反対を叫ぶだけでは平和は実現できません。大事なのは、何をなすか、どう行動するかです。

■これまで公明党は、1998年の対人地雷禁止条約(オタワ条約)の批准と発効(1999年)、対人地雷除去への支援などを積極的に進めて参りました。さらには、2009年、実現が難しいと言われていた、日本におけるクラスター弾禁止条約の批准を実現させました。これは、当時の福田総理の決断を後押しする、公明党の戦いがあったからです。クラスター弾禁止条約は、昨年8月に発効しています。

■また公明党は、2015年の「核廃絶サミット」開催と、2020年までに「核兵器禁止条約」の締結をめざすよう提唱しています。非核三原則を堅持し、「永遠に核兵器を保有しない」方針を日本政府として明確に宣言するとともに、核軍縮・核不拡散に関する構想と、道筋を示したロードマップの策定で、日本がリーダーシップを発揮するよう、政府に強く求めています。

■さらに、平和創出のためには、貧困や紛争などあらゆる脅威から人間を守る「人間の安全保障」を確立することも重要です。人々の心の中に、他者の存在、他者の痛みを感じ取る心を育てるとともに、不信を信頼に変え、反目を理解に変える「対話」「文化交流」「青年交流」の拡大に力を注いでまいります。

■これからも公明党は、「戦争のない世界」「核兵器のない世界」の実現に向け、積極的に行動し、世界の平和と安全、人類の繁栄に貢献してまいります。「平和の党・公明党」に、力強いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。