9月1日、さいたま市産業創造財団へ訪問させていただきました。
同財団は、さいたま市の特性を活かし企業の経営革新、技術の向上及び新事業創出の促進、その他、地域産業の振興、発展に資する事業を行い、地域産業の活性化に寄与することを目的とし設立されました。
今回の訪問の目的は、米国債格下げに端を発した超円高に対する中小企業の現場担当者の声を聴くとともに、雇用のマッチングに関する取り組みもお聞きするべく訪問させていただいたものです。
22年間に渡り、零細企業で奮闘してきた自身の経験も交え、市内の中小零細企業で戦われている人々の活路を見いだしたいとの思いで真剣勝負でいってきました。

同団体に到着すると早速、理事長にごあいさつを申し上げた後に、各セクションの担当者さまと1時間30分程度、意見交換をさせていただきました。
その中で、さいたま市産業創造財団の事業内容などのご説明をいただいた後に、私からの質問に答えていただくという問答形式で進めさせていただきました。
その中で多数の事例や成功例などをあげていただいたうえに、ご丁寧なご説明をいただきまして担当者の皆さま本当にありがとうございました。

私からの質問内容は以下のような内容でした。

≪商工業行政について≫
■中小零細企業への支援策の強化について
・中小零細企業の資金繰り対策の拡充
※セーフティネット保証等の拡充・強化(現在は9/30までの時限措置)
※返済期間の長期一本化
■下請へのダンピングの監視・防止策について
■企業の震災・防災対策への金融支援について
■中小零細企業の省エネ・エコ化の推進について
■産業空洞化防止対策について

≪労働行政について≫
■雇用政策について
・新卒雇用と地元企業のマッチングについて
・非正規雇用の求人増加と、正規雇用の求人減少について
・地元企業の人材不足解消にむけた取り組みについて

同団体からの回答については後日、掲載をさせていただきたいと思います。
本日は、貴重な勉強をさせていただくことが出来ました。
この経験を今後しっかりと市政に役立てていきたいと思います。