会議:平成28年6月大都市行財政将来ビジョン特別委員会 / 開催日:2016-06-13 / 役職:議員(大都市行財政将来ビジョン特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

大宮区役所新庁舎のPFI要求水準書への自動販売機の組み込み

◆神坂達成議員 お世話になります。どうぞよろしくお願いします。

私からは1点だけなのですけれども、今回の質疑を通して1点だけどうしてもわからなかった点があるので教えていただきたいと思いますけれども、それは自動販売機に関してでございます。なぜ今回、このPFIが進められていく中で、自動販売機が要求水準書の中に組み込まれていったのかが大変に疑問でございます。と申しますのは、私は総合政策委員会、それから一般質問でも自主財源の確保ということで質問させていただいて、当初、市立病院で自動販売機を公募して、その収益はたしか十何台で1,700万円くらいになったと思います。その後、平成27年くらいには40台前後で、たしか三千数百万円の入札の益が上がっていた。そういう中で、市としても今後は自主財源の確保という意味からも、この自動販売機等をどんどん市で推進していくというような御答弁が出ておりました。また、指定管理者のところにおいてある自動販売機についても、今まで指定管理者が独自で設置していて、ブラックボックスになっているのではないかということを質問させていただいたときに、市は今後指定管理者との契約を見直すときに、しっかりと市で管理をしていくような方針が示されていたかと思います。今回の実施に当たってはなぜかこのPFIの要求水準書の中に自動販売機が組み込まれていた。これについて御説明いただければと思います。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 ただいまの御質疑でございますが、自動販売機につきましては、種類を豊富にそろえたほうがいいだろうという観点から今回組み入れたものでございます。

それと、自主財源の関係でございますが、これにつきましては、本市としてもPFIに含めることによって、例えばカフェとコンビニと自動販売機という一連の会社でできるということも想定できましたので、そういう形でやっていけば、PFIに入ったとしてもうまく稼働ができるという判断もございました。

それらの点から、今回PFIの一括という形で事業を進めていったものでございます。

売り上げの25%という貸付料の算定根拠

◆神坂達成議員 その中で、要求水準書を確認させていただきました。自動販売機の売り上げの25%が市の利益として入ってくるという形になっておりますけれども、入札で業者を選定するのと、この25%の売り上げとして入ってくるのは、どちらが売り上げが大きいと算定されたのか教えてください。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 これにつきましては、行政財産の貸付料という形で明示させていただいて、売り上げの100分の25ということで提示しております。

それで、この売り上げにつきましては、実際に一般競争でやったときとの差でございますが、これにつきましては実際にどれほどの借り上げを求めるかが調査されておりません。貸し付けた場合については、面積にもよりますが、幾らくらいの金額かが出ておりませんでしたので、今のところでは売り上げの100分の25と明示させていただいたものでございます。

◆神坂達成議員 例えば、大宮区役所以外にも区役所あります。既に、各区役所で自動販売機を入札によって貸し付けているところがあるかと思いますけれども、その辺の比較をしていただくと大体わかるのではないかなと思いますけれども、どうでしょうか。かえって、私は25%というのは減ってしまうのではないかなと思っているのですね。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 貸付料につきましては、各区内の貸付料の平均をとらせていただいて、明示させていただいたものでございます。

それと、ほかのところにつきましては、行政財産目的外使用という形でお貸ししていますので、今のところその金額と、それから貸付料という形での金額の比較は、申しわけありませんがしておりませんので、お答えできない状態です。

市の自主財源確保の方針と今回の組み込みの整合性

◆神坂達成議員 財政局長に聞きたいのですけれども、市としては、自動販売機等の貸し付けをどんどん進めて、自主財源を確保していくという方針が示されていたと思いますけれども、今回はそうでなかったわけですね。今後PFIがどんどん進められていくと、自動販売機等の貸し付けは今回のような形になっていくのか、それとも今回が特殊だったのか、教えていただきたいと思うのですけれども。

◎財政局長 委員から御質疑のとおり、自販機につきましては、市が主体となって貸し付けをしていく方向性に原則としては変わりはございません。今後は、個別の事案によりまして判断していくこととなるかと思います。

◆神坂達成議員 今後もそのように自主財源の確保を進めていくのだけれども、今回の大宮区役所新庁舎整備事業については入れなかったと、種類がふえるからということで、SPCの中に組み入れていくという形がなぜとられたのかなと言うのが、また振り出しに戻りますけれども、もう一度お聞かせいただきたいと思いますけれども。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 ただいまの御質疑でございますが、これにつきましては本市のほうで、コンビニ、それからカフェと自販機の関係につきまして、A社ならA社という形が出てきましたら、それと一体で運営ができることも想定されましたので、今回につきましては自販機についてもPFIの中に組み込んだものでございます。

◆神坂達成議員 自販機は、個別に貸し出しをしていくのだという方向性が示されているのだけれども、今回はカフェと自販機とコンビニと一緒にするのだと判断したということなのですよね。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 判断ではなく、そういうことが想定されるだろうということで、そういう形を考えたわけでございます。

◆神坂達成議員 その判定を考えていく中で、今までやっている自主財源の貸付料、自動販売機の入札をすれば幾らになるのだろうかと、現実に、大宮区役所だったら幾ら入ってくるのだろうかといったことも算定されなかったわけですね。その中で、ある程度そういう方向性を決められたということでいいでしょうか。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 100分の25にしたわけは、他区を比較しまして、平均で100分の25という数字が出ましたので、今回100分の25と設定させていただいたものでございます。

◆神坂達成議員 ごめんなさい、もう一度、その100分の25について教えてもらっていいですか。少し意味がわからないのですけれども。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 各区の貸付料の平均を出しまして、その平均が大体100分の25くらいと出ましたので、今回100分の25という数字を出したものでございます。

◆神坂達成議員 当初、算定されていなかったというお話だったかと思うのですけれども、それは例えば同じ区役所等の貸し付けている台数だとか売り上げ数を平均して割ると、大体25%くらいがいいところだろうということで出したのでしょうか。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 そのとおりでございます。あくまでも貸付料という形で平均を出しまして、それで実際の売り上げについては幾らくらいかというものを調査した結果でございます。

答弁の訂正と20年契約後の見直し

◆神坂達成議員 わかりました。

何か、今回がレアケースになってしまったというのが、私自身は非常に残念だと思っておりまして、先ほど財政局長が言っておりましたけれども、市として一括で自動販売機を管理するのであれば、本来であれば、今回の大宮区役所についても例外なく市で管理し、入札を推進すべきだったのではないかと申し上げまして、私の質疑とさせていただきます。

〔「なし」と言う人あり〕

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 先ほどの神坂委員からの御質問でございますが、私のほうで少し勘違いをいたしまして、売り上げについても調査した結果、この数字が出たということでございます。

◆神坂達成議員 売り上げを調査してこれだったと、最初からその答弁が間違っていましたということなのですね。わかりました。

つけ加えるならば、自動販売機は一般的には1本売ると30円から40円の利益があると言われております。また、メーカーから仕入れるのではなくて、自分のところで仕入れるともう少し利益があるということも聞いておりますけれども、その中で私は25%というのが本当に正しかったのかどうか検証していく必要があると思うのです。現実に、市立病院だけでも1,700万円くらいの貸し付けのお金が入ってくるわけですので、それが正しかったのかどうか、今後の課題としてしっかりと見きわめさせていただきたいと思います。

なお、その場合に、20年契約になってしまって、やはり貸し付けたほうが利益があったと、市民のために自主財源の確保になったという場合にはどうするのでしょうか。

◎大宮区役所新庁舎建設準備室長 ただいまの御質問でございますが、運営管理につきましてもモニタリングを行っていきたいと考えておりますので、またそういう項目をつくらせていただいた中で、いろいろな検討をして、やはり変えなくてはいけないとか、そういう部門に対してはやはり検討する余地が当然出てくると思いますので、変更もあり得ると考えられるかと思います。