総合政策委員会にて埼玉県危機管理防災センターを視察してきました。

埼玉県危機管理防災センターは平成23年3月に竣工しました。
開所日は3月12日の予定でしたが、前日に東日本大震災の発生により取りやめになったとのお話でした。
建物は2階建てで大型映像装置、500㎡のオペレーションルーム・災害対策室、記者会見室、備蓄倉庫、仮眠室、自家発電・井戸・排水槽などが完備されていました。


           (67インチの画面が8つ)


              (備蓄倉庫)


         (オペレーションルームの一コマ)

建物自体は免震装置で守られ、震度7の揺れを震度4程度に軽減できるそうです。
万が一災害が発生した場合には埼玉県中の情報が集約され、県民の安全と安心を司る前線基地となります。

現在、さいたま市には危機管理防災センターがありません。
過去に大きな震災を経験した神戸市や、火山活動や風水災害が多いい鹿児島県などへも視察を重ねてきましたが、123万都市を守るためには必要な設備であると痛感します。

さいたま市にとって、一日も早い建設を目指していきたいと思います。