5月12日(日)午前10時
前日の雨も上がり、清々しいお天気の中、南部領辻の獅子舞に行ってきました。

この南部領辻の獅子舞は、さいたま市無形民俗文化財にも指定されています。
南部領辻の獅子舞は、今から900年程前に笛の名手でもあった源義光が、兄の義家を助けるため奥州征伐に下向した際、軍兵の士気を鼓舞するために舞ったのが始まりといわれており、鷲神社に奉納したものを土地の村人が習い覚えたと伝えられています。
大獅子・中獅子・女獅子からの3頭で舞う獅子舞は、竜が天を舞うように感じられることから「竜頭の舞」とも呼ばれ、華麗で激しく勇壮な舞を披露します。後半の「お神楽」は、無病息災、五穀豊穣を願い、御幣を掲げて激しく舞います。

なお、5月は「村祈祷」と称し、地区内を獅子の一行が練り歩き、「お神楽」を舞って村を清めます。
次の予定が迫っていたため、40分しか観賞できなかったことが残念です。
皆さんもお時間がありましたら一度ご覧いただきたいと思います。