平成23年3月さいたま市は全国の政令都市に先駆け「誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護に関する条例」所謂ノーマライゼーション条例を制定しました。
この条例は平成24年4月1日より完全施行されました。
障害のあるなしにかかわらず市民が共生し、人権が守られる地域社会を目指す本条例は、障害者や関係者からの評価も高いとされています。
しかし一方で、私がご相談を受けた重度心身障害を持つご家族からは悲痛なまでの相談や要望がいまだに寄せられています。
この全国に先駆けて制定されたノーマライゼーション条例を絵に描いた餅にしないために何をすべきなのかを明確にして6月議会を迎えてまいりたいと思います。