4.民生委員へのサポートについて
(1)活動のサポート強化について


○神坂達成委員 では4番目、民生委員のサポートについてということで(1)活動サポートの強化についてお伺いをしたいというふうに思います。
これはある民生委員さんが、彼の声が届きました。それを今回質問にさせていただきました。と申しますのは、いろんな新しく高齢者がどんどんふえていく中で、民生委員さんがそこの高齢者のお宅に行ったときに、民生委員ですよという証明書を持っているのですけれども、それを持っていったのですけれども、何だどうも怪しい奴だと思われて相手をしてもらえなかったというようなことがありました。私、民生委員と言っても民生委員を知っている方ですとか、日ごろ顔を会わせている人でしたら受け入れてもらえるのかもしれませんけれども、この御時世なかなか私、民生委員ですと初めての家に行っても全く怪しまれてその業務活動を遂行することができなかったので、もっとわかりやすいものにしてほしいということを私、要望をお受けをいたしました。確かに、1つこれ札かけを持っていって、私そうですよと、民生委員ですよと言ってもなかなかそういうことがあるのかなというふうに思いましたけれども、これについて今、新しい取り組みです、各先進地とか、民生委員さんが活動しやすいような、わかってもらいやすいような、理解してもらえるような取り組み、また施策というものがあれば教えていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
○福祉部長 神坂委員の御質問の4、民生委員へのサポートについて(1)活動のサポート強化についてお答えをいたします。現在、民生委員の方々が地域で活動を行うに当たり、身分を証明するものといたしましては、民生委員のバッジを着用するとともに、顔写真入りの民生委員証を携帯して活動しているところでございます。また地域の皆様に広く民生委員の存在を知っていただくために、全国民生委員児童委員連合会が発行しております民生委員PRカードを名刺がわりに活用しているところでございます。委員の御指摘のとおり、これら現在携帯しているものだけでは一目で民生委員と判断することができず、民生委員活動を行ううえで支障を来すことも想定されます。このため、例えば千葉県では腕章、新潟市ではジャンパー、京都府亀岡市ではベストを着用するなど民生委員の活動をサポートする取り組みを行っていると伺っております。ただ、民生委員の支援を受けている方の中には、そのことを他人に知られたくない方が少なからずいらっしゃいますので、ベストなどの着用につきましてはプライバシーの保護の観点から慎重に検討する必要があると考えております。
いずれにいたしましても、こうした先進事例を参考とするとともに現在お願いしている民生委員の方々の意向などを確認したうえで、民生委員が活動しやすい環境サポート方策を検討してまいりたいと考えております。