さいたま市では平成25年度より、政令市で初めてとなる「子ども自転車運転免許制度」の全校実施が決定しました。
これは昨年12月の一般質問を通し、私がその重要性を訴えたことにより実現したものです。
この取り組みは、交通ルールに触れる機会が少ない子供たちに、一時停止や安全確認、マナーや法令の遵守を学ばせることにより、交通事故から身を守るために必要最低限の自転車運転技術と交通法規を学ぶ交通安全教育の一環です。
とくに自転車に乗り始める小学校3年生の事故が多発していることからも、その教育の重要性が認識されたものといえるのではないでしょうか。
「子ども自転車運転免許制度」の実施内容は、①安全講習(20分)、②学科試験(10分)、③実技試験(1クラス45分)、④免許証交付、となっています。
視察に行った浦和区仲町小学校では、小学校3年生の児童たちが元気いっぱいに目を輝かせながら、警察職員や関係団体の方々のお話を熱心に聞いている姿が印象的でした。
子どもたちの安全を守るのは、社会として取り組まなければならない責務です。
今後とも、子どもや大人を含め交通事故ゼロを目指した取り組みをさいたま市において推進してまいります。
あわせて通学路の安全対策や市内における交通体系についても推進してまいります。