今日は日曜日ですが、積み残した仕事や議会質問を整理するべく働いていましたが、15時ごろには一息つけたので、以前から一度行ってみたいと思っていたさいたま市浦和博物館に行ってきました。
場所は市立病院の入り口脇といった方が馴染み深いかもしれません。

さいたま市立浦和博物館は、昭和34年4月、玉蔵院(浦和区仲町)の二十三夜堂を借用して浦和市立郷土博物館として開館し、現在の緑区三室に移転したのが昭和47年6月です。
館内には考古から現在にいたる歴史資料、民俗資料、美術資料などが展示されており、地域の博物館として市民の皆様に親しまれています。

平成21年秋にイギリスの大英博物館で日本の縄文時代の土偶を紹介する展覧会が開催され、浦和博物館所蔵の人面画付土器[埼玉県指定文化財]が出展されました。
この土器は、さいたま市緑区にある馬場小室山遺跡にて、昭和57年の発掘調査時に見つかった縄文時代晩期の深鉢形土器で、正面に人面が描かれた貴重な土器です。
写真ではわかりづらいですが眉やまつ毛、口ひげなどが表現され、写実的に描かれています。
その後、帰国展として東京国立博物館で12月15日から平成22年2月21日まで「国宝 土偶展」が開催されます。

また、浦和で活躍された寺内萬治郎画伯の「少年と鳩」や跡見泰画伯の「初秋静日」が展示されています。博物館の方のご説明ではこの絵だけを観に来るひともいるとのことです。
皆さんも是非、さいたま市浦和博物館に行ってみてください。