8月6日、神戸市役所へ調査研究のため視察に行ってまいりました。
調査項目については、以下の通りです。
1、こうべ賃貸住宅あんしん入居制度について
(1)制度設計の経緯
(2)制度設計
(3)運営体制(委託等)
2、神戸市総合コールセンター多言語による情報提供について
(1)コスト(初期投資、維持コスト等)
(2)利用状況
(3)運営体制(委託等)
(4)課題等
今回の視察は、日本で初めて神戸市が導入した、こうべ賃貸住宅あんしん入居制度についての制度について調査研究するために、日帰りで伺わせていただきました。
同制度の運用開始は、平成26年10月からの開始となりますが、同制度では、高齢者の住まいの確保だけでなく、外国人や障がい者の利用も想定されています。
同制度の目玉は連帯保証サービスで、家賃保証だけでなく、居室の賠償など文字通り賃貸契約の連帯保証人としての責任を負うもので、18万円以下の一時金で利用できるものです。
運営主体は市の外郭団体「神戸すまいまちづくり公社」(すまいるネット)で、家主や仲介業者への周知や利用者からの相談窓口を担います。
実質の運営開始は10月からですが、今回の調査において、その制度の実態と概要を知ることができました。
さいたま市においても、単身高齢者や外国人、更には障がい者の住宅確保は保証人の問題も含め今後さらに深刻化すると考えています。
さいたま市においても、神戸市のような制度設計は必要であると思います。
今後、議会での質問を通して今回学んだことについて取り上げていく予定です。
また、神戸市総合コールセンターによる多言語の情報提供についても6か国語での対応が可能となっていました。
今後更なる国際化の推進に伴い、実質的な運用方法について学ぶことができました。
こちらの多言語による情報提供については、9月議会の一般質問で取り上げるべく、その準備に入らせていただきます。