4月14日(木)山形県新庄市に行ってきました。
目的は、LINEを活用した子育て支援について調査するためです。
視察先は、新庄市と新庄市地域子育て支援センターの2カ所です。
具体的な調査事項は以下の3点となります。
1、事業開始の経緯及び事業内容
2、事業実施の効果
3、今後の課題等
今回、視察先として新庄市を選んだ理由としては、平成28年2月9日(火)午前8時30分より、LINE@を利用した子育て相談と子育て関連情報の配信を日本で初めて導入したことによります。

なかでもトーク機能を活用した相談事業への活用は全国自治体で初の試みとなっています。
今後、さいたま市においても、新規に開設される妊娠出産包括支援センターや各区に設置されている子育て支援センター等へ同機能の導入の可能性について研究するためです。
座学では、運用の背景、運用方法、個人情報保護、セキュリティ対策等について学びました。

実際の運用現場となる新庄市地域子育て支援センターでは、職員の方々より相談者からの生の声として様々なお話と、課題や改善点についてお伺いしました。
その中で、今までは対面式の相談でしたが、利用者からは「周囲が気になるので使いづらい」「面と向かって相談するのが苦手」などの声があったが、LINEでより気軽につながることでハードルが下がり、新庄市地域子育て支援センターに実際に相談で来ていただくアプローチとなっているのではないかとのことでした。

本市においても子育てWebメールによる相談や各種窓口での対面相談がありますが、相談体制のチャンネルを増やし、より気軽に相談できるという意味からも、LINEを活用した子育て相談事業を6月議会において提案してまいりたいと思います。