会議:令和3年6月総合政策委員会・保健福祉委員会連合審査会 / 開催日:2021-06-18 / 役職:委員(総合政策委員会・保健福祉委員会連合審査会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

返還請求の負担割合と受給者への請求額

◆神坂達成委員 よろしくお願いします。

今、元職員、それから相手に対して返金をお願いしていますということでお話がありましたけれども、まず、負担割合、分担、どのような形で返済を要求しているんですか。

◎生活福祉課長 委員の御質問にお答えさせていただきます。

受給者の方に対しては、生活保護費が不適切に支給されたものですから、生活保護法の範囲内で、不適切に支出されたものですのでそれをお返しくださいという、生活保護法の第63条という返還の請求をさせていただいているところでございます。

それから、職員の方に対しては、その不適切な事務を行ったことによって市が損害を被ったということで、民法上の損害賠償請求に基づきまして請求させていただいて、納付がされたということで、両方は顧問弁護士の方に法律的な解釈の相談をさせていただいたところで、同時に請求することは可能であるということを伺っておりますので、同時に請求させていただいておりまして、職員のほうから全額が返ってきました。しかし、受給者の方からは返ってきていない。これは、受給者の方には全額、引き続き請求をし続ける。受給者の方から返ってきた場合には、その返ってきた金額に応じて、職員に対するまた損害賠償額の軽減等があり得るかというような判断をすることになろうかと思っております。

◆神坂達成委員 ちょっとそれ違うんじゃないかと個人的には思っていて、具体的に、例えば受給者に対しては63条に基づいて算出すると幾らなんですか。

◎生活福祉課長 1,271万円でございます。

原因と動機の解明

◆神坂達成委員 先ほど動機と原因が不明のままですというお話がありました。2人の言い分も異なっていると。ここをはっきりしなければ、それこそこの原因と動機をはっきりさせていかなければ、何らこの先、解決につながらないんじゃないでしょうか。ちょっと議案に係っている部分については、私は発言はしちゃいけないんですよね。できないんですよね。だから、それは言えないんだけれども、ただ、そこを、現在はっきりしていないということが一番大きな問題だと思いますよ。この先も、結局、確定できないんじゃないですか。いかがですか。

◎行政管理監 お答えします。

委員がおっしゃるように、そもそもの原因の部分につきましては、先ほども説明の中にあったとおり、お互いの言い分が食い違っている。さして、その証拠書類等もございませんので、原因についてはいまだ不明という形です。この原因の究明につきましては、職員側のほうの聞き取りとか、それから被保護世帯については、今、桜区の指導の中での聞き取り等は進めているんですが、いまだ判明してはいないと。

あと、先ほど警察にも捜査のお願いをしているところですが、その中でも職員に対しての捜査を進めていただいておりますので、その中での結果が今後出てくれば、当然、そこで原因が判明するのかなと思っております。

職員の全額返済と警察への告訴

◆神坂達成委員 逆に、職員が全額を返済してしまったことによって、そうなると警察は受理してくれないんじゃないですか。うやむやになっちゃいますよ。

◎行政管理監 警察に対しては、この元職員の告訴という形でお願いをしております。これは元職員が懲戒免職処分になり、またお金のほうも、先ほども課長のほうから答弁したように、損害賠償金という形で返還のほうは、納付は頂いているんですが、あくまでも市の不正な支給、不正支出をした手口について、これについては警察に告訴という形で今後も進めていきたいと思っております。

◆神坂達成委員 例えば、じゃ、不正受給が1,271万円でしたと。そのうち、分からないですよ、例えば市の職員の、自分の使っちゃった部分が500万円だったとする。被保護者の人が残りの七百数十万円だったと。そういったときに、職員がその方の分まで弁済をしてしまうと。負担割合以上のものを返してしまうと。それは逆に、さいたま市に対する寄附になっちゃいませんか。返還請求というよりは。

◎行政管理監 その当事者間において、お金のやり取りがあったということは、ちょっとすみません、私も存じておりませんし、仮定の話になるかと思いますが、本来であれば当事者間で、例えば職員のほうが損害を受けているんであれば、職員から相手方に対しての損害賠償をしていただくというのも一つの方法かと思います。

今後の原因究明

◆神坂達成委員 これで最後にします。

もう一度話が戻りますけれども、今後、原因と動機は解明していくんですね。

◎行政管理監 原因の究明については、進めていきたいと思っておりますが、今、このプロジェクトチームの中での調査、また、桜区の福祉課のほうでいろいろと被保護者に対しての調査を進めておりますが、なかなか原因究明は難しいような状態になっております。

今後も究明については進めていきたいと考えております。