新治ファミリーランドを出て、六日町山の家に到着したのは午後2時となりました。
朝から渋滞に悩まされていたが何とか予定通りに到着できほっと一安心しました。

  (六日町山の家正面玄関にて)
六日町山の家はS49年に市民の保養と林間学校の場として開設されました。
場所は新潟県南魚沼市(旧六日町)にあり、四季折々の自然が満喫できる好立地にありました。冬はスキー、春は山菜取り、夏は合宿、秋はきのこ狩りや紅葉などが楽しめるそうです。温泉施設もあり源泉から(47.6℃)パイプラインを使い送湯されており、湯量は毎分30ℓとの事でした。

また、六日町山の家は、坂戸山の裾野に建設をされています。
坂戸山はNHK大河ドラマ「天地人」で有名になった直江兼続の縁の地です。

  (坂戸山のジオラマ)
六日町山の家の直ぐ下には直江兼続公伝世館もあり、大河ドラマが放映されたときは、6万1千人の町に30万人の観光客が押し寄せたそうです。

一通り施設の視察と説明をいただいたあとに、子ども達がスキー教室に訪れる五日町スキー場(南魚沼市)にも足を伸ばし現地確認をさせていただきました。
五日町スキー場に向かう途中に目にしたものは、先日の新潟を襲った豪雨の生々しい爪あとでした。現地の方にお伺いしたところ「新潟中越沖地震のときより被害は甚大だ」とおっしゃっていたのが印象的で、さいたま市としても何かお手伝いできることがあればと思いながら車に揺られていました。
五日町スキー場に到着すると南魚沼市が一望できました。残念ながら八海山の山頂付近は雲に被われていました。

(五日町スキー場中腹から撮影)
訪れた子ども達にとっては生涯の思い出になることは間違いと感じました。
スキー場と六日町山の家との連携も密になっており、有事の際の体制も確認することが出来ました。
子ども達が元気いっぱいにスキーをしながら歓声を上げる姿を想像しながらスキー場をあとにし本日の視察は終了となりました。
六日町山の家に到着すると既に時間は6時をまわっていました。

赤城少年の家に続く・・・。