本日は、さいたま市障害難病団体協議会の第23回定例総会に参加させていただきました。
会場になっていたのは、さいたま市大宮ふれあい福祉センター会議室です。
今回、初めてお伺いをさせていただきました。
定例総会の第二部「ともに語り合いましょう」では、2名のかたより体験が語られていました。
初めに体験を語られていた方は、子供を出産後に肢体型筋ジストロフィーを発症された方でしたが、「障害者になって、車椅子生活でも受け入れてくれる社会に感謝し、楽しく暮らせることにありがとう」との言葉に驚かされたと同時に感動しました。
どんな状況でも感謝の心を忘れずに前向きに生きる姿にかえってこちらが励まされた気がしました。
二人目の体験では、ダウン症の娘との37年間を振り返るかたちで語られていました。
最も心を打たれたのは最後に語られた「ダウン症の子だって育ててみれば、自分の命よりも大切なくらい、可愛いものです。」という言葉でした。
障害を抱えながらも必死に生きる母と娘の姿が目に浮かび胸が詰まりました。
ひとそれぞれ顔が違うように障害の内容や状態も様々だと思いますが、これからもノーマライゼーション社会の実現のためにしっかりと働かなければと決意を新たにした一日となりました。