会議:平成28年9月企業会計予算決算特別委員会 / 開催日:2016-10-04 / 役職:委員(企業会計予算決算特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

貸倒引当金の内訳と身元保証人

◆神坂達成委員 公明党さいたま市議会議員団の神坂達成でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、資料に従いまして、順次進めてまいりたいと思います。

ページ数で申し上げますと、8ページ上段の貸倒引当金についてお伺いしたいと思います。

こちらでは約606万4,000円を計上されております。仕事をしてお金が回収できないということは商売人にとっては大変悔しいことでございまして、私も前に事業をしていたときにお金の未回収があって大変つらかったなという思い出があるのですけれども、この約600万円は具体的にどういった部類のものなのか。過日の読売新聞だったかに載っておりましたけれども、例えば外国人旅行者が日本に保険に入らないで来て、急に倒れて治療して、手術をして治療費がたしか七百数十万円かかって、そのうちカードで百何十万円を払って、残りのお金を払わずに国に帰ってしまったと。こういったことが今事例として大変多いということが、一部のマスコミで報道されておりましたけれども、まずこの貸倒引当金についての詳細を教えていただければと思います。

◎市立病院経営部長 貸倒引当金についてでございますが、これは未収となった患者様の部分になるのですけれども、この約600万円につきまして、件数としては203件ございまして、そのうち最高額を参考に申し上げますけれども、94万7,170円のものがあったというのが、さいたま市立病院の現状でございます。

◆神坂達成委員 203件あったということで、例えば医療における未回収の時効は、民法でたしか3年でしたか、普通の商売ですと5年かと思いますけれども、平成27年度に計上されているということは、その3年前の件数ということの理解でよろしいでしょうか。それとも平成27年度に回収できないというのであれば、民法上は平成30年度に計上になるのかなと思いますけれども、教えてください。

◎市立病院経営部長 こちらにつきましてはおっしゃるとおり、前の年度という形になりますので、平成26年度の件数という形になります。

◆神坂達成委員 平成26年度だとまだ時効になっていないということで、答弁をもう一度。

◎市立病院経営部長 済みません、そちらにつきまして再度確認をしまして御答弁させていただきたいと思います。

◆神坂達成委員 そうしますと、毎年毎年3年前のやつが計上されていく形になるかと思いますけれども、もし参考でわかれば平成27年度、平成26年度、平成25年度のこの貸倒引当金がどれくらいあったのか、おわかりになりますでしょうか。わかりましたら教えてください。

〔何事か言う人あり〕

◆神坂達成委員 済みません、また後で教えていただければと思います。

それに関連して、最近は単身高齢者が大変にふえてきております。その中で身寄りがない方が手術をする場合、病院でよく保証人をつけてくださいということで、この保証人がなかなかいないのですという御相談も受けたことがありました。その御相談を受けたときに私がいろいろと調べたのは、法改正によって今は身元保証人がいなくても病院はその人を拒絶することはできないということを教えていただきましたけれども、こういった事例が今さいたま市立病院の中であるのかどうか、わかったら教えてください。

◎市立病院長 そういったケースになりますと必ず報告がありますので、最近、そういった報告を受けたことがありません。ただ、再度確認させていただきます。

◎市立病院長 少し調べさせていただきます。

ジェネリック医薬品の使用状況

◆神坂達成委員 済みません、思いつきでどんどん質疑してしまって申しわけないと思います。

次に、これも先ほど皆様からいただいた提出要求資料をぱらぱら見ていて感じました。一つは、83ページ、49番、共産党の請求資料で見ました全薬品に対するジェネリック医薬品の占める割合。

それからもう一つ、無所属・無党派の吉田委員が請求された資料で90ページ、56番の生活保護費受給者の全患者に対するジェネリック医薬品の割合ということで拝見させていただきました。たしかこれも平成27年4月1日施行だったと思うのですけれども、生活保護費受給者にはジェネリック医薬品を使いなさいということで厚生労働省からの指導があったと思います。この指導を受けて、病院経営に平成27年度に影響が実際に少なからずあったのかどうかというのを一つお聞きしたいのと、こちらのデータで見る限り全患者数、それから生活保護費受給者に比べると、確かに生活保護費受給者のほうがジェネリック医薬品を使っている割合が高いというのが、一目瞭然になっております。この辺について教えていただきたい。

もう一つは、やはり医薬品の抑制、保険の抑制という形で、生活保護費受給者に限らず、今後さらなる後発医薬品の導入が市立病院に求められてくるのではないかと思いますけれども、このことについて平成27年度に取り組まれたことがございましたら教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。

◎市立病院経営部長 ジェネリック医薬品、後発医薬品の使用促進につきましては、患者の負担軽減や医療保険財政の改善を目的として、厚生労働省も積極的に推進しているところでございます。市立病院におきましても後発医薬品の販売が開始されている医薬品につきましては、順次その供給状況や副作用の発生状況などを考慮しながら、先発医薬品からの置きかえを進めているところでございます。

その際に置きかえ対象となった先発医薬品の使用は、在庫の終了をもって終わる形で、今あるものは使ってからという形で進めているところでございまして、患者の意向などによって先発医薬品と後発医薬品を使い分けることは現在行ってはおりません。

このような中で、生活保護費受給者のジェネリック医薬品の割合が、全患者の割合よりも高くなっている部分があるのですけれども、こちらにつきましてはその使用した薬品にそういった後発医薬品が多かったということであって、何と説明したらよいか難しいんですけれども、患者に使った医薬品が後発医薬品であったのか先発医薬品であったのかという、その使った種類が市立病院としてはたまたま後発医薬品を使って、それを投与しているというものが、生活保護費受給者のほうに多くなったと。たまたまその薬を処方することが多かったというものでございます。

院内託児室の運営と利用状況

◆神坂達成委員 生活保護者だからジェネリック医薬品を投与しているとか、そういうことではないということがよくわかりましたので、ありがとうございます。

それで、続きましてもう一つは、決算資料の12ページ、院内の託児室について、延べ人数で掲載されておりますけれども、こちらはどのような運営形態になっているのか。また、どのような形で事業が行われているのか、教えていただければと思います。

◎庶務課長 託児の運営形態については業務委託ということで、民間事業者に運営をお願いしております。事業については24時間保育ということで、ただ年末年始についてはお休みという形でやっております。

あと、定員は33人で、保育料の負担金については月3万8,000円をいただいております。

◆神坂達成委員 ありがとうございます。

何度使っても3万8,000円、いつ使っても3万8,000円ということでよろしいでしょうか。

◎庶務課長 月額となっておりますので、その月の中でしたら何日でもということになります。

◆神坂達成委員 そうしますと、その稼働率はどうなっておりますでしょうか。

◎庶務課長 延べ人数で昨年204人ということでございまして、これは月の平均にしますと17人の利用になります。定員が33名ですので51.5%が利用率となっております。

◆神坂達成委員 ありがとうございました。

定員に達していない状況には当然、看護師のさまざまな家庭環境もあるでしょうし、そのため達していないのかなと思って理解いたしました。ただ、私の子供もみんな市立病院で出産しておりまして、私は子供が3人いるんですけれども、3番目が生まれるときに上の二人はまだ3歳と1歳くらいで預けるところも大変苦労して、先ほども託児所があるよということも言われておりましたけれども、そういった出産のために入院された方々にも、保育園というか、託児所として長時間お母さんが入院している間、お父さんが働いている間に預かってくれるようなサービスも、本来であれば市立病院としてあってもいいのかなと。

今、都庁保育園がオープンして大変な話題になっておりますけれども、当然、事業目的の中で一般の人に開放するというのは難しいのかもしれませんし、また地目上も難しいのかなと思いますけれども、その辺についてどうなのか教えていただければと思います。

◎庶務課長 託児については基本的に職員のために運営しておりますので、患者ですとか、地域の方には今のところは考えていないんですけれども、これから新病院に向けまして職員の増員というのも計画しております。その関係で託児につきましても、建て替えて定員が最大60名くらいまでできるような建物にしております。

利用状況を今後数年単位で見ていかないと、地域の方に開放できるのかどうか、なかなかわからないのですけれども、これは今後の課題と考えております。

◆神坂達成委員 ありがとうございます。

地域の方々ということもありますし、入院されている方のためにそういった施設があることもいいのではないかなと思います。

まだ若干時間が残っておりますけれども、また答弁がそろい次第ということでよろしいでしょうか。

◆神坂達成委員 私の質疑はとりあえず以上でございます。

未収金の回収状況と身元保証人の取扱い

◆神坂達成委員 ありがとうございます。かなりの高額な方が回収できないという形で、具体的にはどういった実情があって回収が困難になっているのか教えていただきたいと思います。例えば、もう誰も身寄りがいなくて請求する先がなくなってしまったのか、経済的な理由で督促をしても払っていただけないのか、教えていただければと思うのですけれども、わかりますでしょうか。

◎市立病院経営部長 未収金の回収に当たって市立病院で行っているもので、相手先の理由等を細かく分析しているところではないのですけれども、高額な医療に対して現金の持ち合わせがない場合とかそういったものの場合には、クレジット払いであったり、郵便振替や現金書留による支払いにも対応するなどとしているのですけれども、そういったこともなかなかできないで納期限が過ぎていくという形になった場合には、納期限の経過後30日以内にまず督促状を出させていただいております。

督促状を出してもなかなか応じていただけない場合には、未収患者の自宅に訪問いたしまして、その支払いを督促しているというところでございます。それでもなかなか応じていただけないという方につきましては、弁護士事務所等の債権回収事業者へ回収業務の一部を委託して回収のほうに当たっている形で対応させていただいております。

細かい理由まできちんと統計的に調べているところではないので、その辺については御了承をいただければと思います。

◆神坂達成委員 わかりました。先ほど金額をお示しいただきましたけれども、具体的な件数はわかりますか。おわかりにならないのでしょうか。

◎市立病院経営部長 今、手元に資料がございませんので。

◆神坂達成委員 そうですか、わかりました。

いずれにしても、昔、ある方が市立病院に行かれたのだかどうかがわからないのですけれども、あれではみんなお金を払わないよって、私に言われたことがあって、入院したのか治療したのかわからないのですけれども、そういうふうに言われたことがあったのです。どういうことなのだろうなと、私もそのときは全然意味がわからなくて、何となく今の話を聞いて、その手続とかプロセスとかの一連のフローの中に何かお金を回収できない要因が、もしかしたら構造的なものがあるのかなと思ったのですけれども、思いつきで申しわけありませんけれども、そのようなことはないと思いますけれども、御所見をお伺いできればと思うのですけれども。

◎市立病院経営部長 先ほども回収に当たっては督促状を出して、督促状でもなかなか回収できない場合には自宅に訪問して、それでも回収できない場合には回収の事業者のほうへ委託をしてその回収を行うという努力はさせていただいているのですけれども、なかなかそれでも回収できない部分がどうしても残ってしまっているのがありますので、回収に関しては、これからも努力を続けていく必要があるのではないかと考えているところでございます。

◆神坂達成委員 わかりました。そうしますと先ほどの金額をもう一回教えてもらってもいいですか。早くて書けなかったのですけれども、トータルで幾らになるのか。先ほど言っていただいたのは九千何百万円と1,763万円でしたか。

◎市立病院経営部長 合計ですと1億948万8,605円でございました。

◆神坂達成委員 これは何年間ですか。

◎市立病院経営部長 これは平成25年度より前という形です。平成25年度と平成24年度以前の全てがこの中です。

◆神坂達成委員 全てこの中で、それ以降のは出ていないということですか。

◎市立病院経営部長 平成24年度以前という形なので、先ほどの金額がここの部分で平成26年度が六百何万円でございますので、それも含めるとこれに約600万円を足していただく形になります。

◆神坂達成委員 わかりました。

そうしますと、今後毎年しっかりとこの金額についてもまた確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

あともう一点あったかと思いますけれども。

◎市立病院長 高齢者とかで身内がいないときということでお話を伺いましたけれども、その点に関しましてお答えいたしますと、入院時には医療費の支払いや治療内容などいろいろなことのインフォームドコンセントを行うということを徹底させるという目的でお話をして誓約書をとっています。その際に連帯保証人として署名を求めているのですけれども、書けない方に関しましては書けない理由をそこに書いていただき、一応その点を確認しているということのようです。

◆神坂達成委員 そうしますと、書けない理由が明確であれば適切な治療が受けられるという理解でよろしいでしょうか。

◎市立病院長 そのとおりだと思います。

◆神坂達成委員 わかりました。今後とも大変に重要なお仕事であると認識しております。さらに市民福祉向上のため、今後とも全力で頑張っていただければと思います。

以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

◎市立病院経営部長 すいません、先ほどの合計金額の方なのですけれども、訂正させていただきます。1億1,495万311円です。申しわけございませんでした。