会議:平成26年9月決算・行政評価特別委員会 / 開催日:2014-10-06 / 役職:委員(決算・行政評価特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
ひとり暮らし等高齢者事業:緊急通報機器の設置
◆神坂達成委員 皆様、こんにちは。
順次御質問させていただきたいと思います。
通告とかしていないので、いろいろとトラブルになるかと心配しておりますけれども、どうぞよろしくお願いします。
まず、131ページのひとり暮らし等高齢者事業の4番、緊急通報機器の設置についてまずお伺いをしたいと思います。
これは多分、NTTの安心SVというシステムを使って行っているのだと思いますけれども、まず、この単年度の設置数と、それから今まで設置をされた累計数を教えてください。
◎高齢福祉課長 緊急通報機器の平成25年度の1年間における新規の利用者の方は380人。そして平成25年度末におけるこの利用者数は3,470人という状況でございます。
◆神坂達成委員 この緊急通報の機器ですけれども、この前、これは幸いさいたま市ではなく、他市で起きた事例なのですけれども、ある高齢者のひとり暮らしの方が、家で転倒してしまいました。その方の家には緊急通報機器を置いてあったのですけれども、倒れてしまって、そのまま動けなくなってしまって、約一晩、自分で起き上がれなくて玄関で倒れたままになっていた。こういった事例が他市の議会で報告をされました。この今の通報機器ですと、何かあったときに自分でボタンを押さなければいけないということがあります。でも、そのボタンが押せなければ緊急通報ができないということがあります。今、さまざまな機器の発達、警備会社等もふえてきておりまして、こういった煙だとか人感センサーだとか、さまざまな状況の中での新たな取り組みといったものが必要ではないかと私自身は考えています。
その中で、今回累計で3,470個ついているとありましたけれども、実際に今、緊急通報したとか、出動したとか、親族のほうに行っているからわからないかもしれないのですけれども、何かそういった統計等あれば、教えていただきたいと思うのですけれども。
◎高齢福祉課長 まず、平成25年度1年間のコールセンターにおける総受報件数は1万7,447件。ただ、その中にはいろいろ、お問い合わせですとか、そういったものもございますので、そのうち547件が緊急の場合のということで、正報という扱いとなっております。そのうち救急車を手配し、搬送した件数が393件という状況でございます。
ひとり暮らし高齢者安否確認等事業
◆神坂達成委員 大変に通報が多いというのが私の正直な感想でございます。これからさらに少子高齢化が進んでいく中で、本当に今の機器というもので、ひとり暮らし、単身高齢者を守っていけるのかどうか。こういったことが課題になってくるのではないかと感じております。
そしてこの中で、6番。ひとり暮らし高齢者安否確認等事業もございます。まずこれ、安否介護希望者ということで書いてありますけれども、一体希望者は何人いるのか。そして定期的にと書いてございますけれども、どういったサイクルで確認をされているのか、教えてください。
◎高齢福祉課長 この6番のひとり暮らし高齢者安否確認等事業につきましては、先ほどの緊急通報機器によるさいたま市ひとり暮らし高齢者等あんしんコールセンター相談事業の対象になりません。そちらは慢性疾患により日常生活において常時注意を有する方ということでございますが、この6番のほうは、疾患の有無にかかわらず、希望の方に利用していただいているサービスでございます。月に2回、定期的に社会福祉協議会の専任のスタッフが、御希望していらっしゃる曜日、時間帯に定期的にお電話をして安否確認及び必要に応じた各種相談に応じているものでございます。
市立病院の自動販売機と自主財源の確保
◆神坂達成委員 それでは、次に移りたいと思います。
市立病院関係がなかなか出番がないので、少し市立病院にお聞きをしたいと思います。
病院事業、さまざま進めていただいております。市税もかなり投入をしている中で、これもかつて一般質問等で質問させていただきましたけれども、自主財源を確保していくといった動きが大切であるということも申し上げさせていただきました。特にさいたま市においても、自動販売機等、入札により高値がついております。これは目的外使用許可になるのでしょうか。市立病院においても、かつて自動販売機の入札をしたら何百万円とついたというお話がございましたが、さいたま市において、自動販売機を何十台か設置していると思いますけれども、まず、何台設置をしているのか、教えてください。
◎庶務課長 さいたま市立病院におきましては、自動販売機については、13台設置しております。
◆神坂達成委員 13台入って、多分場所によってすごく高いところと安いところとさまざまあると思うのですけれども、一番高いところ、それから安かったところ、また平均値等あれば教えてください。
◎庶務課長 13台ございます中の最も高いものは、契約につきましては、平成23年度の9月から3年間ということで公募をしてございます。3年間で925万円が最高。その次が917万円。その次が648万円とありまして、一番低いものにつきましては15万円となってございます。平均額は出ておりません。
◆神坂達成委員 1年当たりにすると、高いところだと、置いておくだけで300万円も稼いでくれるという、稼ぎ頭というか、非常に効率がいいと思いますけれども、これは例えば3年間で入札とかやっていると思うのですけれども、1年当たりの自主財源の確保の金額というのがわかれば、教えてください。
◎庶務課長 これを1年当たりに直しますと、1,715万円となります。
高等看護学院管理運営事業:入学試験の倍率
◆神坂達成委員 自動販売機の入札を行うことで1,700万円近くの自主財源を市立病院の中で確保でき、非常にすばらしいと思いますし、またこういった取り組みを市全体でさらに推進をしていかなければいけないと感じました。その中でまた、自動販売機にかかわらず、この目的外使用許可の中では、さまざま、市立病院だと例えば売店があったりとか、これも一般質問等で取り上げましたけれども、こういったものをすべて有効活用していけば、まだまだ自主財源を確保していけることができるのではないかと感じておりますので、さらなる取り組みをお願いしたいと思います。
続きまして171ページ、緑区にあります高等看護学院管理運営事業です。今、大変に看護師が不足をしているという中で、大事な、看護師になりたいということでの志を持った方々を集めて、そして看護師に養成をしていると思いますけれども、この倍率です。どれくらいの倍率があるのか、教えていただければと思います。
◎高等看護学院事務長 昨年度実施しました高等看護学院の入学試験は、一般入試、社会人入試、推薦入試と3つの区分に分けて実施されております。それぞれお答えいたします。
一般入試は3.2倍、社会人入試10.8倍、推薦入試1.3倍となっております。
生活保護者執行管理事業:就労支援
◆神坂達成委員 本当に高い倍率を超えて入ってきてくださっている。優秀な方々なのだというのがよくわかりました。ぜひとも大切な、金の卵という表現は古いでしょうか。何といえばいいでしょうか。大事な人材ですので、これからも育成をしていただければと思います。
それでは、続きまして、142ページの生活保護者執行管理事業についてお伺いをしたいと思います。
まず、ここら辺については、先ほど相談件数とか就労件数もお聞きをさせていただきましたけれども、緑区にも就労の相談の窓口ができて、私、夏場に立ち寄って、ここで何やっているのですか、どういう相談を受けているのですか、何人くらい相談来るのですかということを、根掘り葉掘り聞いていったら、バッジもプレートも何もしていなかったので、逆に怒られてしまったのですけれども、実際にこれ進める中で、相談件数が、先ほど1,711件、就労件数が764件ということでお聞きしたかと思うのですけれども、よろしいでしょうか。
◎保護課長 就労支援に関しましては、先ほど高子委員からも質疑がありましたけれども、就労支援の支援者数は1,711名、就労開始が764名。今、委員からお話があった緑区に新しくできたというものに関しましては、福祉事務所とハローワークの一体的な事業としまして、ジョブスポットが8月1日からでき上がっております。まだ実績に関しては、まだ実数は出ていないというのが実態です。
◆神坂達成委員 これの所管は保健福祉局でしょうか。
◎保護課長 保護課のほうで所管しています。
アパート等への移転支援
◆神坂達成委員 大変に今、生活保護からどのように抜け出させるかということは大きな課題であると思います。また別の機会にしっかりとお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、この中で、2番目の、アパート等への移転支援ということが記載をされております。実際にどれだけ移転をしたのかということを教えていただきたいと思います。
というのは、私もさまざまな御相談を受ける中で、なかなかアパートといっても、保証人、介護がどうだとか、審査がどうだとか、大変に苦労します。そういった中で、市が進める事業の中で、どれくらいの成約率があるのか、教えてください。
◎保護課長 平成25年度の実数ですけれども、支援者数が119名になっておりまして居宅等への移行したものが66名という形になっております。
児童相談所運営事業:相談件数と相談員の負担
◆神坂達成委員 それでは、次に移りたいと思います。
子ども未来局のほうにお伺いをしたいと思います。
ページで申し上げますと、187ページ。児童相談所運営事業でございます。
資料194番、696ページを見まして、大変な相談件数でございます。3,354件、総数として相談があるとされておりますけれども、これ一体、1人の相談員の方がどれくらいの件数を抱えてお仕事されているのか、教えていただければと思います。
◎児童相談所長 1人の件数、虐待のところでとってあるのですけれども、ケースワーカーの持ち件数は平成26年5月末で大体平均74.1件となっております。74件です。
◆神坂達成委員 1人で74件の相談を抱えるというのは大変なことではないかと感じております。その中で、当然相談を受けて1回で終わるわけではなくて、ずっと何回も何回も繰り返しの御相談になるのではないかと思いますけれども、大体どれくらい1人に対してかかるものでしょうか。
◎児童相談所長 74.1件となっていますが、中には施設入所のお子さんもその件数に入ったりします。日々児童相談所職員は忙しく働いていますけれども、月でいうと、1人が何件やったという正確な数は、今手元に細かい資料はないのですけれども、ほぼ毎日対応しているという状況です。
児童相談所の24時間365日体制
◆神坂達成委員 大変に御苦労されているのではないかと推察をさせていただきます。ぜひとも予算的なことであるとか、人員的な配置であるとか、御配慮をしていただきたいと申し上げたいと思います。
続いて、188ページでございます。
これも児童相談所で24時間365日体制を強化しましたということが記載されていると思いますけれども、これは365日、24時間相談を受けることによっての事業の効果といいますか、そういったものがあれば教えていただきたいのですけれども。
◎児童相談所長 通常、児童相談所は午前8時半から午後6時まで開設しておりまして、その後の夜間であるとか祝日等は開設していませんので、児童虐待通告等があったときに対応できません。これに対して、365日いつでも児童虐待通告ができるというシステムになっております。
昨年度、この24時間虐待通告電話相談の件数が691件ありまして、そのうち虐待通告は227件ですので、昼間以外にもこれだけの件数があり、さらに夜間でも、緊急対応が必要な場合もありますので、そちらも13件動いております。
児童福祉施設の入所児童とランドセルの寄附
◆神坂達成委員 よくわかりました。
関連してですけれども、197ページになるのでしょうか。195ページになるのでしょうか。児童福祉施設の入所について、若干お伺いをさせていただきたいと思いますけれども、この児童福祉施設の中で、毎年春前になると、本当に優しい方が伊達直人を名のってランドセルをくださったりとか、クレヨンをくださったりとか、本当にありがたいと、私もニュースを見て思うのですけれども、その反面、市ではランドセルとか買ったりとか、そういったことができるような予算がないのか。そうしたことはありがたいのですけれども、市がすればよいという感じもしないでもないのですけれども、少しその辺、教えていただければと思います。
◎子育て支援課長 通常のランドセルとかそういった子どもに係る経費につきましては、例えば児童養護施設カルテットにつきましては、指定管理料に含まれております。また、民間施設につきましては、その分を見込んで措置費の中に含んでいるところでございます。
◆神坂達成委員 現実問題はどうなのでしょうか。そうやって送ってくださると思うのですけれども、それはやはり中にいらっしゃった方とか、はたから見ていて、あの子かわいそうだということでくださるのか、どうなのでしょうか。
こんな質問をしなくてもという感じなのですけれども、少し興味があったものですから。多分みんなも、どういうことなのだろうと思うと思うのですけれども。
◎子育て支援課長 2年くらい前に、伊達直人ということで、非常に話題がございまして、そのときに大分ランドセルの贈呈があったということは聞いております。そのときは入所児童に対しまして、そのランドセルを使ったということは聞いたことがございまして、その後については、把握はしてございません。
民間保育所等施設整備事業:待機児童の定義
◆神坂達成委員 本当にレベルの低い質問で、大変に失礼をいたしました。
それでは続きまして、200ページに移りたいと思います。
民間保育所等施設整備事業についてお伺いしたいと思いますけれども、昨今待機児童、大変に問題になっております。さいたま市の待機児童数128名ということで資料も見させていただきましたけれども、しかしながら、この待機児童数128名なのに、つくってもつくっても待機児童が減らない。これは一体何ぞやということが一つあると思うのです。ここにミスマッチというか、本当の現状がわかっていないのかと思います。資料でもさまざまいただいておりますけれども、まず、この待機児童の128名の定義について。この定義というのは、各自治体にある意味任されていると思います。その自治体において、ある程度国が決まった中からこれを選んでいると思いますけれども、これについてまず教えていただけますでしょうか。
◎幼児政策課長 待機児童につきまして、私どもも保育の受け皿の拡大ですとか、それから早期に解消するということを目的に、認可保育所の整備を進めているところでございます。
今、委員御指摘の待機児童の定義につきましては、国で定めているものにつきましては、例えば市が整備している認可保育所に入れない方の中で、市独自で進めている、さいたま市でいいますとナーサリールームですとか家庭保育室への入所がかなっている方、それから、あるいは同じ認可保育所の中に入っていても、違う保育園に転園希望される方、それからまた、近隣に、二、三十分程度ということにはなっているのですけれども、希望する保育園以外にあいている保育所がある場合に、そこを断られる方ということにつきましては、国の定義ということで、ある程度固まっている部分はございます。あとは自治体の考え方というか。例えば求職中で、仕事を探されている方。これは1日のうちどれくらい仕事を探されている時間に費やされる方とか、そういったこともいろいろございますので、そちらについては、さいたま市の場合は除かさせていただいております。
それから、育児休業中でお休みをされているといった場合にも、さいたま市の場合は待機児童から除かせていただいているという状況です。
潜在的な待機児童と他の政令市との比較
◆神坂達成委員 資料を頂戴しております。197番で699ページでございまして、先ほどおっしゃっておりましたけれども、さいたま市では育児休業中、これ待機児童に含みませんと。それから、そのうち預かってくれないから、さらに保育園を延長しようということで、延長保育をしている人99名。これも待機児童として含まれていない。何とか仕事を探しているのだけれども、子どもを預けたいという人が321人おります。これを足すと831人います。この人たちこそが、本当に保育園を必要としている、いわゆる潜在的な待機児童であるのでないかと思いますけれども、まずこれについて、見解を教えてもらえますか。
◎幼児政策課長 先ほどもう少し説明させていただいたかと思うのですが、御両親、保護者が求職中の場合には、1日のうちでどれくらい、求職をされているか時間がわからないということで、そもそもさいたま市の場合に、1日4時間、それから週4日以上が保育に欠けているというカウントの中で、そこの範囲の中に入るかどうかという部分が不明確ということもありましたので、その辺は除かせていただいています。
それから、育児休業中ということにつきましては、お子さんの月齢が、何歳くらいかというのもあるかと思うのですが、おうちで見ている時間もあるのかということで除かせていただいているという状況です。
◆神坂達成委員 今御答弁がありましたけれども、例えば育児休業中である、育休を延長している、仕事を求めているといったものを待機児童から全部外しているのは、さいたま市と静岡市と熊本市の、政令市の中では3つだけです。何でさいたま市はこれを入れないのか。本当に仕事を必要としている人たちを待機児童としてカウントをしていない。これは大問題だと思います。ほかの政令市ですと、札幌市とか仙台市は全部待機児童としてカウントをしております。特に世田谷区は待機児童が今日本一であると言われております。これは大変テレビ等でお母さん方が言って、有名ですけれども、この世田谷区ですら、育児休業中だとか、仕事を求めている人たちを待機児童としてカウントしているのです。それで日本一だと言われておりますけれども、さいたま市で世田谷区と同じ基準で、この先ほど言った835名をカウントすると、もう1,000名近くなって、日本一といわれている世田谷区とほぼ変わらない待機児童数が現実にはいると私は思っているのですけれども、御認識をお聞かせください。
◎幼児政策課長 先ほど来の御説明ではないのですが、さいたま市としては、そういったカウントの仕方をこれまでもしてきているという状況の中から、世田谷区が、例えば育児休業中とか求職中という部分を入れられたりということで、その最初の御質問のとおり、市町村によっての考え方ということはございますので、さいたま市はこれまでもそういった形で示してきました。こちらにつきましても、例えば1,000名近くということではございますが、待機児童の数の128名だけを整備しているのではなくて、それを上回った形で、事前チェックですとかそういったことも含めて、今整備をしている状況というのもございますので、待機児童の数にとらわれず、整備は進めていきたいとは考えております。
待機児童数の公表についての意見
◆神坂達成委員 いかにも市の職員の方であると感じます。実態を隠して、隠して、隠して、さもさいたま市はそんな待機児童多くないのですということを訴えながら、それを公表することが、本当にさいたま市にとってプラスかマイナスかはわかりませんけれども、現実にそれだけ保育園に預けたい、入れないという人たちもいるということだと思います。
また、市長はこの件についても、記者会見等で、今後見直しもあり得るのではないか。するべきなのではないかという御発言もされていたかと思います。本当に、先ほど、萩原委員が、私、おじいちゃんになったのですということで言っておりましたけれども、実は私もおじいちゃんになっておりまして、私も結婚が非常に早くて、子どもも結婚早くて、二代続けて結婚が早くて、もう孫が生まれたわけですけれども、その子の親は、さいたま市内に住んでいるのですけれども、もう既に多分保育園は無理だろうと。そのお母さんは働いていたわけですけれども、今、育休をとっていますけれども、もう入れられないだろうということで、半分あきらめております。どうしたらいいのだろうかということを悩んでおりますけれども、現実に、育休というのは、期間が決まっています。それが切れたら戻らなければいけないわけですから、そこの中で預けられない。それを待機児童がいないのだと言ってしまうことに対して、何か少し違うのではないかと私は感じております。やはり事実は事実としてきちんと公表して、だからこういう整備をしていこう。また、本日は決算審査ですから、これだけの整備をしてきたということをしっかりと公表すべきではないかと思います。
これが質疑になるのかどうかわかりませんけれども、この後武山委員が、もっとすばらしい、これぞ決算審査の質疑だというのをやってくださることになっておりますので、交代をしたいと思います。

