会議:平成28年3月予算委員会 / 開催日:2016-03-02 / 役職:委員(予算委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
児童相談所の運営体制と24時間・365日体制
◆神坂達成委員 公明党さいたま市議会議員団の神坂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は私もいろいろあって、例えば2月の28日には、娘がいよいよ就職のためひとり暮らしを始めて大変寂しい思っていたら、29日には15年以上飼っていた犬が自宅で亡くなりまして、もう本当につらいと思っていたら、きょうのお昼、うちの家内からインフルエンザにかかったということで、夜御飯がないとメール来ました。本当に全部が保健福祉に関連していて、保健福祉局は大事な所管だとつくづく感じさせていただいております。では、そういった傷ついた心をふり払いながら質疑させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
初めに、221ページ、児童相談所運営事業、また、下段の児童相談等特別事業は、関連がありますので、あわせてお伺いしたいと思います。
近年の通報件数を資料にしていただきました。大変にふえております。平成24年が1,067件、そして平成25年が1,103件、そして平成26年が1,366件と保護件数もふえていく中で、この運営の体制、どのような職員体制で推進されているのかお聞かせいただきたいと思います。
◎児童相談所長 児童相談所におきましては、平成22年度から平成24年度にかけまして児童福祉等の増員を図ってまいりました。あわせて、児童精神科医師、また、現職警察官などの配置もいたしました。また、さらに平成27年度からは保健師の配置もしております。しかしながら、引き続きまして虐待相談が増加しております現状を鑑みまして、より適切に対応していくため、今定例会で御審議をいただいているところでございますけれども、係を1つふやしたいと考えているところでございます。
◆神坂達成委員 それでは、下の段の4番ですけれども、24時間・365日体制強化事業でございます。ここ括弧して、非常勤職員となっております。現在の相談件数とか、対応状況をお聞かせいただければと思います。
◎児童相談所長 相談件数でございますが、今年度1月末で受け付けた総件数といたしましては728件となっているところでございます。
ひきこもり等児童福祉対策事業と高齢化への対応
◆神坂達成委員 それで、続きまして、その下、5番ですけれども、ひきこもり等児童福祉対策事業で、メンタルフレンド、それから宿泊指導となっていると思いますけれども、具体的にどのような事業なのかお聞かせいただきたいと思います。
◎児童相談所長 まず、こちらにつきましては、児童相談所でかかわっているお子様のうち、いわゆるひきこもり傾向であったり、情緒不安定、不登校ぎみといったお子さんを対象とした事業となっているところでございます。
具体的な内容といたしましては、舘岩少年自然の家を利用いたしました宿泊指導などの集団活動、また、メンタルフレンドの派遣といった個別の支援指導をしているところでございます。このメンタルフレンドでございますけれども、こちらは主に福祉を専攻している大学生にお願いしておりまして、子供の話し相手、遊び相手として、子供たちのお兄さん、お姉さん的な立場から支援をしていただいているものでございます。
◆神坂達成委員 それでは、もう1点お聞きします。
このひきこもり、例えばひきこもりの児童の対策事業とひきこもり支援センターとの連携、実際にどのようにうまく連携をしていくのかお聞かせいただきたいと思います。
◎児童相談所長 まさしくケース・バイ・ケースになってしまうんですけれども、児童相談所でかかわっている御家庭につきましてはさまざまな問題を抱えているところがございますことから、自発的な相談に任せては、なかなか子供への支援がいかないところがございます。そういったところで、まずは児童相談所でかかわったお子さんについて、児童相談所の中で適切な評価をいたしまして、どういった支援が適当かを考えております。そうした中で、当面は児童相談所として支援の中心になったほうがいいのか、また、関連機関へつないだ方がいいのかといった判断をしているところでございます。
◆神坂達成委員 このひきこもりの方の、次第に高齢化が最近問題になっておりますけれども、高齢化に対してはどのように対応していくのか教えていただきたいと思います。
◎児童相談所長 たしかに、児童相談所が18歳までしかかかわれない現実がございますので、やはりその年齢を見据えまして早い時期から、その御家庭、またその子供の力がどういったものがあるのかを見きわめながら、どういった機関であればつないでいくことができるのか、支援が可能なのかを早い段階から見きわめまして、そういった見通しがついた段階で、関連機関とは早目に連絡を取りながら、連携の方策を探っているところでございます。
児童養護施設等の退所後の支援と進路状況
◆神坂達成委員 ぜひとも密な連携で進めていただきたいと思います。
次に移ります。230ページ、児童養護施設等管理運営事業についてお伺いいたします。
さいたま市内ですと、カルテット、ホザナ園、いわつきと3カ所あると思いますけれども、この児童養護施設は、18歳になりますと退所になると思いますけれども、退所後のさいたま市の支援、それから助成制度、どのようになっているかお聞かせいただきたいと思います。
◎子育て支援政策課長 お答えいたします。
まず、児童養護施設につきましては、児童福祉法第41条に「児童養護施設は、保護者のない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設」ということが記載されておりまして、本市における児童養護施設につきましても、退所後の児童の相談等に応じる体制でアフターケアを実施しております。
また、本市の施設に入所しているうち、退所後ではないのですが、退所後の就職の際に必要となると思われます普通自動車の免許取得における補助事業を実施しております。
退所後のアフターケア事業の実施につきましては、児童養護施設が市所管の施設と県所管施設に分かれておりまして、それぞれの施設に市の措置児童と県措置児童が入所していることから、入所児童に不利益が生じないように埼玉県と十分協議し、同時に実施することが必要であると考えております。そのため、現在、埼玉県におきまして、NPOと連携して「児童養護施設退所児童 未来へのスタート応援事業」として、県内の児童養護施設入所児童を対象に、生活相談や進路相談会といったセミナーや就業相談などを実施していくとともに、退所後においても、仕事や住まい、生活におけるさまざまな相談に応じていく形になります。
◆神坂達成委員 それではもう一点、進路状況についてお伺いしたいと思います。
あるデータを見ましたら、児童養護施設を卒業した子は非常に中退率が高いとか、大学進学率が低いと目にしたことがありますけれども、この点を教えていただきたいと思います。
あと、車の運転免許については、埼玉県がたしか事業をやられていて、また、進学する場合は住宅の支援もやっていたと思いますけれども、さいたま市で先ほどあげた施設等では、全て子供たちが対象になっているのでしょうか。お聞かせください。
◎子育て支援政策課長 お答えいたします。
ただいまの委員の御質疑の中の、退所後の進路につきましては、把握しているものがございませんので、申しわけございません。
それと、運転免許証につきましては、実績としては今のところ少なく、昨年度で1件という報告になっております。
◆神坂達成委員 把握していないということは、今データがないということなのか、統計をとっていないということなのか、わかりませんけれども、ぜひともその子供たちがどういった進路を進んでいるのか、チェックも必要と思います。
もう一度、とっていないのか、今ないのか、教えていただけますか。
◎児童相談所長 申しわけございません。進路につきましては把握しているところでございますが、ただいま手持ちの資料がございません。
里親支援機関事業と里親家庭の自立支援
◆神坂達成委員 それでは、次に移ります。
222ページ、里親支援機関事業についてお伺いいたします。今、さまざまな形でこの里親の支援を推進していただいて、その数も今回資料で読ませていただきました。逆に、里親がうまく成立したんだけれども、その後、解消しなければいけない、こんな事例があるとも思いました。例えば、里親、預かったけれども御夫婦が離婚するとか、どうしても預かれなくなったとか、さいたま市の事例でこの里親、どういう状況になっているのか教えてください。
◎児童相談所長 不調に終わった件数でございますが、本年度平成27年度、不調を理由に解除いたしましたのは1件でございます。ちなみに、昨年度は4件となっているところでございます。
◆神坂達成委員 わかりました。
あとは、多子の預かり、1軒の家庭で例えば4人とか3人預かっている状況はどうなっているのか教えてください。
◎児童相談所長 多子世帯を預かっている里親といたしましては、受託里親が64組、そのうち19組が多子を預かっている世帯でございます。
◆神坂達成委員 19組ということで、うがった見方をするつもりは全然ないのですけれども、もれ伝えてくるのは、多子世帯預かって、何て言えばいいのか、貧困ビジネスって言っていいのかどうかわかりませんけれども、そんなのがあるんではないかと聞いたことがあります。それがうそか本当かは全然わかりません。さいたま市でそういったことをどのように状況を把握して、また、そうならないように推進をされているのか、お聞かせください。
◎児童相談所長 里親につきましては、申請いただきました時点で児童相談所の職員が家庭訪問させていただいて、生活状況また健康状況、資産状況等々を調査させていただいております。その上で、実際にお子さんを委託した場合につきましては、委託後間もなくは可能であれば毎週でも、あいてしまっても月に2回くらいは、家庭訪問をさせていただいて状況を確認しております。その後、生活状況が安定しているようであれば、だんだんその間隔はあけていく形で、委託後の生活状況についての把握も努めているところでございます。
◆神坂達成委員 それでは、先ほどと関連しまして、里親になって、例えば18歳になったとき、その後の支援はどうなっているのかお聞きしたいと思います。例えば児童養護施設にいますと、埼玉県の先ほどの運転免許を取る支援が受けられる制度がありますけれども、里親で預かられている子供たちは、こういった制度を平等に受けられているのでしょうか。お聞かせください。
◎児童相談所長 里親家庭につきましては、里親への措置費の中で、免許取得等特別加算がございます。申請をしていただければこの対象になってまいります。また、今年度、民間団体におきまして、里親を対象といたしまして、いわゆる合宿免許であれば、先ほど申し上げました免許取得等特別加算費の相当額を負担いただければ、あとは免除するといった形を取り組んでいる団体もございます。また、教習所によりましては一部費用を割り引いていただけるということも今年度始まっていると伺っているところでございます。
児童自立支援総合対策事業(自立援助ホーム入所児童補助金)
◆神坂達成委員 それでは、続きましてまた関連ですけれども、228ページ、児童自立支援総合対策事業についてお伺いします。
自立援助ホーム入所児童の補助金として70万円が計上されております。多分、市内で2カ所の施設で活用されていると思いますけれども、具体的にこの辺の使用状況を教えていただきたいと思います。
◎児童相談所長 自立援助ホーム入所児童補助金70万円につきましては、自立援助ホームといいまして、義務教育を終了いたしまして、学校も通っていないお子さんで、まさしく社会に出ていく段階のお子さんを対象としているところでございます。まず、こういったお子さんでありますと当然、就職が目の前にあるわけでございますが、その際に運転免許等があれば就職にも有利だろうということで、こういった補助金を設けているところでございます。
使用状況でございますが、昨年度は1件ございましたが、今年度はまだ出ておりません。
ひとり親家庭等児童就学支度金
◆神坂達成委員 それでは、続きまして223ページ、ひとり親家庭等福祉事業について。
先ほど、前の冨田委員からも御質疑がありましたので、この2番目のひとり親家庭等児童就学支度金の支給は350万円が計上されておりますけれども、この支給対象者数、それから支給日ですね、実際にいつ支給されるのか、教えていただきたいと思います。
◎子育て支援政策課長 お答えいたします。
こちらの対象児童1人当たり1万円の支度金を支給する制度でございまして、対象としましては、次年度に4月から中学生になられる方が対象となっております。実績といたしましては、昨年度中学校に上がられる方で使われた方が337件でございました。
支給日につきましては、4月1日に間に合う3月中に支給しております。
療育センターの診察待機期間の解消
◆神坂達成委員 入学前に支給されているということで、大変に安心いたしました。
それでは、次に移りたいと思います。ページで申しますと237ページ、下段、診療検査事業について、お伺いをしたいと思います。
こちら、資料番号165番でいただきました療育センターひまわり、また療育センターさくら草等の相談体制で、相談する方が初めてお電話をして、実際に面接の日になるまでどれくらい日にちがかかっているのかの資料をいただきました。発達支援センターですと、最初に御連絡が来てから実際に行われるまでが29.5日、ひまわりが81日、さくら草が102日になっていて、よく御相談に行ったけれども、面接になるまで非常に時間がかかりましたという声もお聞きしております。
この辺について、本年度予算でどのように解消していこうかと反映されているのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎総合療育センターひまわり学園総務課長 ただいまの御質疑にお答えいたします。
委員から御指摘のように、緊急対応を除きまして、診察までの時間につきまして大分お待ちいただき、御迷惑をおかけしております。現在でも、待つ間の不安を軽減するために、ケースワーカーなどが面接や電話での相談を行っているところでございますが、今年度、療育センターさくら草におきまして改修を行い、診察室を増設いたしました。来年度には、医師と看護師を確保して各1名増とする診療体制の強化を図り、診察までの時間を短縮できるよう努めております。
◆神坂達成委員 さくら草でしたね、取り組みは。ひまわりと、療育センターの取り組みは何かございますか。
◎総合療育センターひまわり学園総務課長 西区にありますひまわり学園につきましては、引き続き障害児及びその保護者が相談を受けましてから、診療・検査・訓練などが速やかに受けられますよう、医師それから専門職員の体制の充実に努めてまいりたいと考えております。
また、それを含めましてひまわり学園の役割であります障害児の早期診断・早期治療、それから障害に応じた総合的な療育、家族や地域への支援を引き続き行ってまいりたいと考えております。
(仮称)さいたま市子ども総合センターの相談体制と国の施策との整合性
◆神坂達成委員 さいたま市教育委員会が、たしかこの発達障害について、調査をしたと思います。そのときには、1割くらいの方が発達障害の疑いがあるという、さいたま市のデータがあったと思います。今後さらにふえ続ける相談業務の中でしっかりとした体制をとっていけるかどうか、本当に大事になってくると思います。当然、ケース・バイ・ケースで専門的な御相談も多々あるかと思いますけれども、ぜひともそこに必要な物・金・人を必要であればどんどん投入していただいて、体制を強化していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、229ページ、関連あるんですけれども、(仮称)さいたま市ども総合センター整備事業について、お伺いしたいと思います。
まず、今、発達障害で総合療育センターひまわり、また、さくら草の件をお伺いさせていただきましたけれども、今後、さいたま市の子ども総合センターで専門的な相談を一元的に受けていくようになるというお話が先ほど来、るるありました。その中で、私が一番心配しているのは、もしかしたらそこに全部に集中して、また3カ月、4カ月も実際に相談を受けるまでかかってしまうのではないか、これが私の、どうなんだろうかという率直な疑問なのですけれども、この辺についてどのように体制、それなりにしっかり敷かれているのかどうか、ぜひともお聞かせいただきたいと思います。
◎子育て支援政策課子ども総合センター開設準備室長 ただいまの御質疑にお答えいたします。
(仮称)さいたま市子ども総合センターは、子育てのさまざまな相談にワンストップで対応するため、総合相談窓口を設置し、児童相談所、こころの健康センター、総合教育相談室、男女共同参画室及び発達障害児生活支援室の、5つの専門相談機関が連携を図れるよう、これらを集積した中核施設として整備を進めているところです。
御質疑の相談体制につきましては、先ほどの玉井委員に対するこころの健康センター所長の答弁にもありましたとおり、関係する部局の次長級職員を中心とした開設準備委員会を立ち上げ、予定する専門相談機関の集積を生かすために、最もふさわしい効率的かつ効果的な運営体制及び組織となるよう、検討を進めているところでございます。
御質疑の相談の集中につきましても、それに対応できる相談体制について検討を進めており、今後、関係部局と協議しながら、平成29年度中の本施設の開設に合わせて適切な総合相談体制が構築できるように検討してまいりたいと考えております。
◆神坂達成委員 先ほど来、質疑の中で、妊娠・出産包括支援センターが出てまいりました。ここでは、妊娠・出産に特化した相談を受ける、そして子供・子育てに関しては、こちらの子ども総合センターで受けるということで、さいたま市においては、妊娠・出産包括支援センターとこの子ども総合センターの、ワンストップではなくてツーストップになってしまう可能性のお伺いしたいと思います。
まず、今、国で進めているのは、子育て世代包括支援センターを5年後までに全国で展開していこうと進んでおります。これについては、全部で3点あるのですけれども、1点目は、妊娠期から子育て期にわたるまで、地域の特性に応じ、専門的な知見と当事者の目線の両方の視点を生かし、必要な情報を共有して切れ目なく支援すること。そして2つ目は、ワンストップ相談窓口において、妊産婦、子育て、家庭の個別ニーズを把握した上で情報提供、相談支援を行い、必要なサービスを円滑に利用できるよう、きめ細かく支援すること。そして3点目は、地域のさまざまな関係機関とのネットワークを構築し、必要に応じ、社会資源の開発等を行うことの3つになっております。
この国の今の施策の考え方からすると、ワンストップで妊娠、出産、そして子育てまで対応していくのだという方向性が示される中で、今回さいたま市では子ども総合センターで専門的な相談を受けていく、また中核的な施設として活用されていくとおっしゃっておりましたけれども、この辺の国の施策との整合性、どのように考えられているのか教えていただきたいと思います。
◎子育て支援政策課子ども総合センター開設準備室長 子ども総合センターは、市に1つの中核施設として現在整備を進めております。妊娠・出産包括支援センターの場合は、各区の保健センターの中に1つずつ地域に密接にして相談を受けていく形になります。子ども総合センター自体が、各区の支援課、保健センターと密接な連携を保たなければそもそも成り立たない施設ですので、その中の一つとして、特に妊娠・出産包括支援センターとの連携はこれから重要になってまいりますので、立ち上げと同時に子ども総合センター開設準備室と協議を重ねながら、連携がとれるようなネットワークの中の大事な一つとして図っていける体制を考えたいと思っておりますので、今後、所管課と連携の協議を進めてまいりたいと考えております。
障害児保育事業と待機児童解消
◆神坂達成委員 私としては、さいたま市のこの妊娠・出産包括支援センター、大変に歓迎するところでございます。ただし、その中で社会情勢を見ますと、現実には飛び込み出産、10代の望まない妊娠・出産、幼児虐待、また、子供の貧困とか、子供を育てていく中でさまざまな問題、課題が浮き彫りになってくると思います。そういったことを、先ほども言ったように10区から1区で、全て一つの中核機能で受けていくのは、ここには相当な力と、また負担が生じるであろうと思っております。ぜひともまたこの点につきましては、別の機会でお聞かせいただきたいと思いますので、次に移らせていただきます。
それでは、続きまして235ページ、特定教育・保育施設等運営事業についてお伺いします。
まず、3番目の、障害児保育事業の待機児童解消に向けた取り組み、私、保健福祉委員会でも取り上げさせていただきました。障害を抱えているお母さんが、うちの子供、待機児童になって入れなかった、何とかしてほしい、こんな要望を受けて御質疑させていただきました。ぜひとも今回どのような形で進むのか、お示しいただきたいと思います。
◎保育課長 認可保育園における障害児の受け入れ状況につきましては、本年1月1日現在、公立保育園61園全ての保育所で204人の障害児等を受け入れているところでございます。また、民間保育所は35園で51人の障害児を受け入れているところでございます。
受け入れにつきましては、保健福祉委員会等で御指摘いただきまして、公立保育園の障害児の入所に関しましては、現在、原則各園2名の育成支援担当保育士を配置することにより、1園当たり最大4名の対象児童を受け入れており、また、民間の保育所に関しましては、専任保育士を配置するための人件費の補助をしているところでございます。
保育士宿舎借り上げ支援事業
◆神坂達成委員 それでは、次に、6番の保育人材確保対策事業その他と、先ほどもありましたけれども、私は違う角度で、保育士の宿舎の確保についてお伺いしたいと思います。
今回新たに保育士になられる方には住まいの補助としてお金が出るという中で、新しい方は支援が受けられる、そして古い方ですと支援が受けられないのでしょうか。新しい人と古い人の、同じ職場でいながら、あなたお金出してもらっているのということがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎保育課長 この保育士宿舎借り上げ支援事業の対象者につきましては、新たに就職された方のみならず、家庭の事情等により一度退職し、改めて保育施設に再就職した場合につきましても、条件によりましては補助対象となります。
対象となる方につきましては、平成25年度以降に新規雇用された方で、雇用開始の日が属する会計年度から起算して5年目の会計年度末までの対象になります。
◆神坂達成委員 そうしますと、その平成25年前に入っていた人は、1回、私やめようかと、そして違うところの保育園に行けば住宅手当が出ると、うがった見方かもしれませんけれども、逆に離職を誘発があるのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎保育課長 本事業は、法人が借り上げた宿舎に法人が雇用する保育士を入居させた場合に助成する事業になっております。
委員から御指摘のように、家賃等の補助を目的として例えば転職した場合、あくまでも宿舎の契約者は保育所等を運営する法人等になりますので、個人の意向がそのまま反映される仕組みになってはいないものと考えております。また、本事業を実施している先行市におきましても、制度のふぐあい等を確認しているところでございますが、そのような事例は把握していないとお聞きしているところでございます。
美園駅前の複合公共施設と保育・学童施設
◆神坂達成委員 それでは、次に移りたいと思います。時間の都合がありまして、申しわけありません。
それでは、232ページ、それから233ページ、あわせてお伺いしたいと思います。
今、さいたま市では総合振興計画、2020さいたま希望(ゆめ)のまちプランで、重点戦略の1丁目1番地として、子供の待機児童の解消をうたっております。とにかく待機児童を解消していくのだと、1番目にうたっておりますけれども、先日、美園駅前のコミュニティセンターがオープンしました。本当に駅前でいいところでございます。開設に当たりお招きいただき、中を見せていただきまして、私がふと思ったこと、素朴な疑問で申しわけありませんけれども、何でこんな駅前のいいところに保育施設をつくらなかったのか。もしくは、学童保育の施設をつくらなかったのか。今、教育委員会で不登校児のための教室の設置をここでしておりましたけれども、中を見させていただいて、さいたま市の1丁目1番地なのに、さいたま市が全庁あげて開所を目指していくと言いながら、駅前で一番いい場所、お母さんたちが預けて電車に乗って仕事に行くには最もいいところです。今どんどんまちづくりが進む中で便利な場所と私は認識しております。所管が違う部分は答えられませんけれども、こういったことが各所管に来たときに、これを調整するのは都市計画課かもしれませんけれども、各所管がここにぜひつくりたい、やらせてほしいと、率先して求めていく。この美園地域、非常に待機児童が出ております。保育園もまた学童も足りないということで、お母さんたち、大変に心配しております。こういった施設こそ利用しなければならないと思います。所管2つまたがりますけれども、お聞かせください。
◎のびのび安心子育て課長 浦和美園駅の東口前の複合公共施設の関係ですが、こちらは平成23年度に公共施設マネジメントの観点から導入機能の検証がされました。その際、支所、公民館の移設の可否、教育相談室と民間施設の導入について検討が行われたとのことでございます。
当該地域につきましては、民間保育所が設置または設置することが予定されておりまして、さらには、民間事業者による設置希望も多数あったことなどから、複合公共施設への導入については見送ったところでございます。
◆神坂達成委員 現実には、今でも足りていないわけです。ぜひとも本当は進めていただきたかった。希望があるからまあいいやではなくて、どれくらい保育ニーズがあるか実際のアンケート調査もやっているわけです。こういったものを反映していく、もしくは、先ほど来PDCAサイクルとありましたけれども、この公共施設、本当にこの施設で使うことがいいのだろうかと、もしかしたら子育て支援として使う場所のほうがいいのではないかといったこともしっかりと私は進めていくべきであると主張しまして、もう時間が過ぎてしまいましたので、これにて終わらせていただきたいと思います。
〔何事か言う人あり〕
他委員への関連答弁(放課後児童クラブ、児童養護施設退所後の進路)
◎青少年育成課長 先ほどの美園地区の複合施設の関係でございます。放課後児童クラブに関して申し上げますと、やはり平成22年、平成23年当時、庁内、局内で調整した経緯がございます。その間、待機児童は全市的に400人から600人を推移しており、大門地区については待機児童ゼロという状況がありました。平成24年に美園小学校ができるに当たりまして、その中に放課後児童クラブが入ったといった経緯がございまして、放課後児童クラブについては見送った経緯がございます。
◎児童相談所長 済みません、先ほどは失礼いたしました。
退所後の進路の数でございますが、平成26年度につきましては、就職が3、進学が1となっているところでございます。

