会議:平成29年12月まちづくり委員会 / 開催日:2017-12-11 / 役職:委員(まちづくり委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
コミュニティサイクル事業の現状
◆神坂達成委員 それでは、通告に従いまして順次お伺いさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
初めに、先ほど土井委員からもございましたけれども、過日、大手コンビニチェーンと通信会社が共同で自転車シェアリングシステムを全国主要都市でサービス展開するとの報道がございました。その中で計画としては、このさいたま市への設置を開始し、来年度中に1,000店舗で設置を進めていくというような計画が発表されました。
このコミュニティサイクル事業については、近年、参入業者の増加とともに、システム面においても飛躍的な進歩を遂げています。いわゆる第3世代システムと言われるもので、GPS機能が搭載された鍵、スマートロックが取りつけられるようになり、スマートフォンやパソコンで自転車の利用予約、決済までの一連の手続を簡単に行うことができるようになっております。
しかしながら、一方で、本市が導入しているコミュニティサイクル事業は、システムにおいても、一昔前の第2世代となっており、利用者にとってはいま一つ使いづらいものと言わざるを得ません。
そこで本日は、(1)として、本市が進めてきたコミュニティサイクル事業の現状について、まずお伺いさせていただきたいと思います。
◎都市計画部長 神坂委員の御質問の1の(1)事業の現状についてお答えさせていただきます。
さいたま市内で稼働中のコミュニティーサイクルにつきましては、まず、公設民営で設置しましたさいたま市コミュニティーサイクルがございますが、現在、大宮駅周辺におきまして24ポート、400台で運営しているところでございます。
また、さいたま市内の現状ということで、民間事業者によるシェアサイクル事業のお話もさせていただきますが、その事業といたしましては、先般新聞報道にございましたセブンイレブンの店舗で展開する2者がございます。また、レンタサイクル形式となりますが、武蔵浦和駅と南与野駅周辺でさいチャリという事業が稼働中でございます。
コミュニティサイクルのシステム統合
◆神坂達成委員 ありがとうございます。
そこで(2)システムの統合についてお伺いしたいと思います。
そもそもこのコミュニティーサイクルの事業目的というものを考えると、電車やバスなどをおりた後に、そのいわゆる最後のラストワンマイル、直訳すると最後の1.6キロメートルという形になりますけれども、このラストワンマイルを支えるような移動手段の補助事業が重要であると考えております。そのためには誰もが利用しやすいコミュニティーサイクルであることが大前提と考えています。コミュニティーサイクルを利用したいと思う人が誰でも気軽に予約できる汎用性とか、また、どこの場所でもカードやスマートフォン一つで決済ができるようなシステムが必要だと私は考えています。
そこで伺いたいのですが、先ほどさいチャリなど御答弁がございましたけれども、現在、さいたま市では複数のコミュニティーサイクルの事業者が運営を行っていますけれども、システムの統合はされていないと。さいチャリも別、コミュニティサイクル事業も別、同じ市内に住みながら、移動して自転車を借りようと思っても全く違うシステムを使わなければいけないという課題点があると私は考えておりますけれども、まず、このシステムを統合していこうということについての見解をお伺いしたいと思います。
◎都市計画部長 続きまして、(2)システムの統合についてお答えさせていただきます。
さいたま市のコミュニティーサイクルは、駐輪ラックと精算機による運営で行っておりまして、先ほどの第2世代ということですが、新たに展開されますシェアサイクルとは運用形態が異なっておりまして、そのシステム統合は、とても難しいと考えております。
この新たなシェアサイクルのシステムなのですが、これは、スマートフォンのアプリケーションと自転車へ搭載したGPSを用いる形式でございまして、固定のポートを必要としないシステムになっております。現在、複数の事業者が同様のシステムを用いましてシェアサイクル事業へ参入してきておりますが、今後、統合や提携等の動きが出てくるものと想定されることから、我々も情報収集に努めまして動向を見守りたいと考えております。
東日本全体でのシステム統合とさいたま市のリーダーシップ
◆神坂達成委員 では、その中で、誰が統合を図っていくのか。このままでいくと、民間事業者とかさまざまな中国の企業が福岡に進出して、北海道でも事業が始まったりとかさまざましておりますけれども、まず、このさいたま市のコミュニティサイクル事業が埋没してしまうのではないかなと危惧しています。民間がどんどん進む中で、今でも赤字なのにさらに赤字を抱えていく。さいたま市が多分赤字は一切持たないという契約になっていることは認識しておりますけれども、しかしながら、市が始めた事業がその重要度が増していかないというか、余り要らない、かえって不要な事業になってしまう可能性があるという中で、まず一つここに課題があると思います。その中で、(3)に移りますけれども、さいたま市は東日本の玄関口、連携・交流拠点だと盛んに訴えておりますけれども、このシステムは、先ほどさいたま市だけでも難しいと言っていましたけれども、私は東日本全体でシステム統合を進めていかなければいけないのかなと思います。金沢市に行っても仙台市に行ってもさいたま市に来ても同じようなシステムで同じような形で自転車を使っていけるといったことをまずさいたま市がリードしていく。せっかくさいたま市がリーダーシップを図ってさまざま進めておりますけれども、このシステムについてもしっかりと同じテーブルの上で話し合っていくべきではないかなと考えているのですけれども、見解をお聞かせください。
◎都市計画部長 今、委員の御質問のとおり、利用者目線に立ちますと、各市どこでも同じように使えるようにすることで利便性が向上することは間違いないと思っております。東日本における都市の連携に限らず、今後インバウンドを受け入れましてこれを自転車の事業に活用するためには、貸し出しなどに係るプラットフォームが世界標準であると、そのような必要もあると考えております。私どもでは、東北圏、北陸圏、北海道、首都圏対流拠点になるさいたま市でございますので、東北、北陸の玄関口としての機能を期待されているところもございますから、自転車のみならずさまざまな施策で連携できますように今後勉強してまいりたいと考えております。
荒川総合運動公園等の台風被害の状況
◆神坂達成委員 このコミュニティーサイクルについては、この後、金井委員がまた通告でしておりますので、この後は金井委員にお譲りすることとして、次に移りたいと思います。
次は、公園管理事業について通告させていただいておりますけれども、10月下旬だったと思いますが、東日本に台風の接近とともに、大雨による大変大きな被害が出ました。このとき荒川総合運動公園等、また荒川流域のグラウンド等が一切クローズしてしまって、全く使えなくなったという状況が現在も続いているのかなと思います。
まず、現在、この今回の台風の大雨によってどれほどの被害が河川敷等を含めてこのさいたま市に出たのかということを教えていただきたいと思います。
◎南部都市・公園管理事務所長 ただいまの神坂委員の御質問の3、公園管理事業につきまして、(1)荒川総合グラウンド等における台風被害についてお答えいたします。
本年10月22日から23日にかけまして関東地方を通過した台風21号の影響により荒川が増水したため、有料運動施設を擁する荒川総合運動公園、西区の宝来運動公園、西遊馬公園の3公園につきまして、総面積約40ヘクタールのグラウンド全面が冠水いたしました。その結果、荒川より流入いたしましたヘドロ等が公園内に堆積いたしまして、全施設が使用不能となりました。現在、グラウンドのヘドロの除去、洗浄、消毒等の復旧作業を進めているところでございます。
復旧費用と利用者への影響
◆神坂達成委員 そうしますと、このヘドロの除去等、一体どれぐらいのお金が金銭的にさいたま市の被害として出ていたのかということがまず1点です。
そしてもう一点は、秋のスポーツ大会等直前にこの大雨によって冠水しましたので、グラウンド等を使えなくなった、利用できなかった人が多数出たのではないかなと思いますけれども、これについても教えていただけますでしょうか。
◎南部都市・公園管理事務所長 ただいまの神坂委員の御質問にお答えいたします。
1点目の費用ですけれども、約5,000万円の修繕費用が出ております。
それと利用者への影響につきましては、昨年度の3公園の有料運動施設の全利用者数が約26万人の実績があり、今回、復旧作業で約2カ月間かかりますので、施設の利用ができない状況からしますと、延べ約4万3,000人に影響が出たものと推定されます。
復旧の見込みと民間ゴルフ場との比較
◆神坂達成委員 約2カ月間、一雨5,000万円と言ったら変ですけれども、大変に大きな金額が被害として出たなというのが率直な感想ですけれども、まず、これは指定管理者が行っていますね。5,000万円は市の予算でやるということでよろしいのでしょうか。
それと、26万人がスポーツをできなかったと。現在もたしか荒川側は閉まって、使えていないですよね。荒川総合グラウンドはいつ復旧するのでしょうか。それから、宝来運動公園はいつできるのでしょうか。それから、西遊馬公園はいつ再開になるのでしょうか。教えていただきたいと思います。
◎南部都市・公園管理事務所長 今回の修繕につきましては、規模が大きいということで、市の予算で行います。
それと復旧の見込みですけれども、基本的には、一日も早く利用者に施設利用をしていただくため、作業が完了した施設から順次、利用を再開とする方針とし、西遊馬公園のテニスコートにつきましては12月9日より利用可能となっております。その他の施設におきましては、作業を完了した施設から順次再開していく予定でございます。宝来運動公園、西遊馬公園につきましては12月中旬、荒川総合運動公園につきましては1月5日を目標に作業を進めているところでございます。
◆神坂達成委員 大変なヘドロの量とかであると認識しますけれども、例えば近隣の同じく冠水したゴルフ場は、雨が降っても、早いと大体10日ぐらいで全部復旧しています。市は何でこんなに時間がかかるのですか。
◎南部都市・公園管理事務所長 今回の台風につきましては、過去にここまで影響が大きかったことがなかったため、台風が行った後、なかなか水が引かなかったということ、あとは、その引いた後、実際に現場の状況を確認しまして、それからどのぐらい費用がかかるかを協議し、あとは業者の手配等があり、少し時間がかかっております。
早期復旧に向けた今後の対応
◆神坂達成委員 スポーツのまち、さいたま市は一生懸命スポーツを推進していますけれども、実際に、片や、ゴルフ場も広い面積ですけれども、そこだと10日ぐらいで復旧していて、さいたま市だと2カ月たってもまだ復旧しないと。この間ずっと子供たちは、土日、ソフトボールの大会だとかサッカーだとかさまざま計画していたことに一切使えないわけです。ここがやはり行政は仕事が遅いと言われてしまうゆえんなのではないかなと。もっと早く復旧する方法はなかったのでしょうか。今後のためにお聞きしたいと思います。
◎南部都市・公園管理事務所長 近年の台風の状況で影響があった過去5年ぐらいの中では、ここまで大きなことはなく、今回かなり大きな状況もありましたので、今後につきましては、こういった台風等の被害があった場合の対応については、早期にできるような形で指定管理者と協議し、対応できるような方法を考えていきたいと思います。
見沼臨時グラウンド等の管理運営
◆神坂達成委員 子供たち、大人たちもそうですけれども、相当数の人たちが使っている中で、最終的に、片や民間は10日で復旧できているのに、行政は3カ月かかってしまうと。これは大変に大きな問題であると思いますので、いつ来るかわかりませんけれども、災害に備えて、一刻も早くこのグラウンド等を復旧できるような形をぜひとも御検討いただきたいと申し上げて、次に移りたいと思います。
次の通告ですけれども、(2)見沼臨時グラウンド等における管理運営についてお伺いしたいと思います。
ここで見沼臨時グラウンド等と書きましたけれども、そのほかにも緑区には大間木公園とかさまざまな運動公園がありますけれども、まず、この管理はどうなっているのか。子供たちが野球をやったりしています。その中である保護者の方から、グラウンドが大変に荒れていると、足に危険なのではないかという声も聞かせていただきましたけれども、このグラウンド等の管理は誰がしているのか、どのような管理がなされているのか、また、例えば週1回見回りしているとか、そういったことがあればお聞かせいただきたいと思います。
◎南部都市・公園管理事務所長 (2)神坂委員の見沼臨時グラウンド等における管理運営についてお答えいたします。
見沼臨時グラウンドを含めまして本市の都市公園の管理につきましては、利用者が快適かつ安全安心に利用できるように常に良好な環境を提供することを主眼に置いて、市が定めました指定管理基準書に基づきまして指定管理者が維持管理業務を適正に実施しているところでございます。
委員から御質問の見沼臨時グラウンドの具体的な管理状況につきましては、指定管理者が定期的に清掃、除草、見回り等を実施するとともに、月1回から2回、トンボ等でグラウンドの不陸を整正し、状況に応じて表面の砂の補充、敷きならし等を行っているところでございます。今後も利用者の声をしっかりと受けとめまして、親しみのある公園となるように適正な管理に努めていきたいと考えております。
◆神坂達成委員 局長もバスケットボールを教えていたりとか子供たちとかかわっているというお話を聞いたことがありますけれども、やはり保護者としては、安全に子供たちができるような環境づくりというか体制整備は非常に必要なことだと思います。確かにお金も取らないで無料で貸しているので、そこにお金をかけるのかということもありますけれども、みんながきれいに使った後整備できるわけではなくて、そのままになってしまうことが重なると、やはり危険なことも発生するのかなと思いますので、さらなる強化というか体制整備をお願い申し上げまして、私の質問とさせていただきます。
国道463号バイパス原山周辺地域の渋滞の現状
◆神坂達成委員 お疲れさまです。どうぞよろしくお願いいたします。
私からは、国道463号バイパスにおける原山周辺地域の渋滞解消についてお伺いさせていただきたいと思います。
この国道463号バイパスというのか、浦越バイパスというのか、三室道場線というのか、いっぱい呼び方はあるかと思いますけれども、このさいたま市内を東西に貫く大動脈であると、このように私自身は認識しております。東は岩槻区から、また西は桜区へという形になっているかなと思いますけれども、中でもこの原山地域でこの463号バイパスが大変に渋滞しているということで、皆さんにも認識を後でお伺いしたいと思いますけれども、きょうも私が朝通ってきましたら、国道に入って大体渋滞を抜けるまでに15分ぐらいかかります。これはちょうど花月北交差点から入って、新浦和橋を渡っておりるまでが大体15分、時には20分ぐらいかかったりすることもありますけれども、大変に渋滞をしている区間でございます。
大体この幹線道路を通ってくると、私の家は三室なので、40分ぐらいでこの市役所に着くのですけれども、裏道を通ってくると20分ぐらいで到着するわけです。この幹線道路が渋滞していることが、生活道路に一般車両が流れる、そこで交通渋滞が発生をする、また歩行者と車の危険な事故が発生するなど、さまざまな要因となっているのかなと思います。
そこで、きょうは、この幹線道路において渋滞していることについて、市がどのように把握しているのか、まずお聞きしたいと思います。また、その原因等について、わかれば教えていただきたいと思います。
◎土木部長 神坂委員の御質問の2、国道463号バイパスにおける原山地域の渋滞解消について、(1)原山地域の渋滞の現状についてお答えいたします。
国道463号越谷浦和バイパスは、本市の東西交通を担うとともに骨格を形成する重要な4車線の幹線道路で、都市機能の強化を図るとともに、交通の円滑化を図るため、重点的に整備を進めているところでございます。
原山地区内の国道463号バイパスは、都市計画道路道場三室線として、桜区道場4丁目から緑区芝原1丁目までを結ぶ4車線の広域幹線道路として整備を進めているところでございます。この道場三室線は、産業道路より東側の区間において、4車線道路として整備が完成しております。しかしながら、本太坂下交差点から新浦和橋まで、浦和区本太地区の約1キロメートルが暫定の2車線区間となっていること、また本太坂下交差点が6差路の変則的な交差点のため、信号の待ち時間が長くなってしまっていることから、本太坂下交差点を先頭に原山地域まで慢性的な渋滞が発生していると、現状は認識しているところでございます。
これらのことから、本市といたしましては、国道463号バイパスの渋滞対策といたしまして、本太坂下交差点の改良を含めました、本太工区の4車線化整備を実施する必要があるものと考えております。
渋滞解消に向けた取り組み
◆神坂達成委員 わかりました。
そうしますと、実際に必要があるということでしたけれども、具体的な取り組み、計画等があれば教えていただきたいと思うのですけれども、この渋滞解消のための具体的な、いわゆるロードマップがあれば教えてください。
◎土木部長 次に、(2)渋滞解消に向けた取り組みについてお答えさせていただきます。
国道463号バイパスの渋滞解消に向けた取り組みといたしましては、暫定2車線区間であります本太地区約1キロメートルでございますけれども、先ほど申しましたが、本太坂下交差点の改良を含めました4車線化を行う必要があると考えております。
現在の取り組み状況といたしましては、暫定2車線でございます本太地区は、南北の非常に高低差が大きく、道路の右側と左側で高さが大きく違うことから、現地の状況を詳細に把握するため、平成28年におきまして現地測量を実施いたしました。さらに今年度につきましては、交通状況を把握するための交通量調査を本太地区で実施しておりまして、引き続きこれらの調査資料をもとに道路設計を実施してまいります。
◆神坂達成委員 ぜひとも進めていただきたいと思いますけれども、まず、原山地域の渋滞は大変にひどくて、これは原山地域に住んでいる方だけのみならず、ここを利用する多くの方々が大変に困っている状況でございますので、一日も早くこういった箇所が解消していただけるように、ぜひとも取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いします。

