会議:令和1年12月まちづくり委員会 / 開催日:2019-12-09 / 役職:委員(まちづくり委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
まちなかベンチの所管と民間活力の導入
◆神坂達成委員 それでは、よろしくお願いします。
私からは、まちなかベンチの推進についてお伺いさせていただきたいと思います。
本年9月の会派の代表質問において、超高齢化社会を見据え、歩きたくなるまち、高齢者に優しいまちづくりの一環としてまちなかベンチについて御提案させていただきました。本会議場では時間も限られていましたことから詳細な質問などできませんでしたので、再質問したかった点などについて本日は確認させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それではまず、このまちなかベンチの設置に向けて、具体的にどこが所管をするのか、また担当課などわかりましたら教えていただきたいと思います。また、今後の見通しと課題についてもあわせましてありましたらお聞かせいただきたいと思います。
(2)もちょっと重なる部分がありますので、一緒にやらせていただきたいと思います。
まちなかベンチの設置に向けた民間活力の導入と市民への周知についてということでお伺いしますけれども、他都市で進められておりますこのまちなかベンチの取り組みなどを調査してみますと、市が積極的に推進をしている場合が多数を占めていますが、そのほかの手法として民間からベンチをそのまま寄附を受けるとか、広告掲載を募って実施をする導入事例なども散見をされます。これらの手法を交え、本市としても超高齢者社会を見据えて、歩きたくなるまちの創出に資する手法として、この市民への行政以外の働きかけ、こういったことをどのようにお考えなのか、あわせて見解をお聞かせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎土木部長 神坂委員の御質問にお答えします。
まちなかベンチの推進につきましては、委員おっしゃるとおり、9月定例会において、居心地がよく歩きたくなるまちなかの視点を取り入れたまちづくりを進めて参りますとお答えしたところでございます。そのうち、まず、どの部署かとかいろいろありますが、道路管理者という立場から私から答弁させてもらいます。
道路内におけるベンチの設置につきましては、特に駅周辺や歩行者の多い道路の新設だとか改良の際に、道路状況や歩道の幅員等とかその辺の関係だとか、あと沿線住民の意見などを考慮しながら設置を検討していく部署だと考えております。
今後の見通しというんですか、具体的には、やはり例えば実際問題としては、現状ではなかなか幅員が狭くてできないというのがよくあるパターンでございますが、具体的には目的とかを踏まえますと、バリアフリー化が必要な路線とか、バリアフリー化に基づいた特定道路と指定しているところがあるんですが、そういうところを基本に、経路としてそういうところにベンチの位置づけとかを考えながら設計とかをしていくことになかろうかと思います。
続きまして、(2)になりますけれども、道路管理者以外の民間の方がベンチを据えつける場合ということで答弁させてもらいますけれども、その場合は、道路管理者としましては、地域の実情や公益上の妥当性等を考慮し、同じく歩道幅員やベンチの構造等、いわゆる占用基準を設けておりますので、占用許可をとって行うという立場になります。
まちなかベンチの担当課とバリアフリー重点地区
◆神坂達成委員 ありがとうございます。
ちょっとはっきりとわからないんですけれども、じゃ、どこが所管するんですかといったら、道路管理者がやりますよと。じゃ、道路管理者って都市局ですか、建設局ですかと、どこの課ですかと、いや、バリアフリーですよと。ちょっとよくわからないんですけれども、その目的に応じて担当課が設置していくという理解でよろしいんでしょうか。ちょっと確認です。
◎都市計画部長 神坂委員の御質問にお答えさせていただきます。
歩いて楽しいまちづくりにおきましては、官民のパブリックな空間、例えば街路であったり広場であったり公園であったり、また民間の空き地なんかも含まれると思いますけれども、そういった土地を人中心の心地よく感じられる空間あるいは歩きたくなるような空間に転換していくということが一番重要であると考えております。そういう意味でいいますと、例えば駅前広場であれば、バス事業者への補助によるベンチの設置であったり、公園であれば、Park-PFIの活用なども考えられると思います。道路等は先ほど土木部長が答弁したとおりでございまして、それぞれの所管に応じて管理するもの、許可をおろすものというのは異なっております。
しかしながら、一番大事なのは何かといいますと、人が歩く距離というのは、400メートルから800メートルぐらいが普通に歩ける距離と言われていますので、全市一遍に歩けるようにということは考えられないので、どこのエリアを決めてそういった空間を整備していくかという計画をつくるというのがまず一番大事なのかなと思っています。
そのヒントとなりますのは、多分今、バリアフリー構想で重点地区というのを6地区定めておりますので、そういった地区を活用して、ベンチの設置も大切なツールの一つとなるでしょうから、そういった中で検討を進めていくのかなと考えております。
◆神坂達成委員 よくわかりました。その中で、例えばバリアフリー地区6地区に選ばれれば計画的に進められますよということがあるかと思います。もう一方で、市民からの要望というのも当然あると思いますね。例えば東浦和駅にバス停にベンチをつけてとか、浦和駅につけてとか、それからさっき隣で小柳委員がさくら草通りにベンチがあったのに取られたままないんだよな、言え言えとかと言っていましたけれども、いろんなそういう状況に応じて、そういう個別の対応をしていただけるのか。例えばまた今、大宮駅の東口は再開発が始まっていますけれども、こういったところには設置しないのかと。浦和駅西口はどうなのかとか、いろんな考え方があると思うんですけれども、そういったものをトータル的に、誰が進めてくれるんだという話なんです。それができるのかなということなんですけれども。逆に言うと、6地区以外はやらないんですかと。いかがでしょうか。
◎都市計画部長 ただいまの御質問にお答えします。
一つのヒントとして、バリアフリーの重点地区で、重点地区は6地区ありますよという事例で説明させていただきましたが、実は推進地区として、その他、主要駅ほとんど推進地区とその次のレベルの計画として位置づけをしておりますので、市内の駅はほぼほぼカバーできているのかなと思いますので、その中で検討はできるかなと思います。
◆神坂達成委員 よくわかりました。ぜひとも全市的にも積極的に推進を進めていただきたいということをお願い申し上げまして、この質問、終了とさせていただきます。
ありがとうございました。
キッズゾーンの設置と道路管理者の役割
◆神坂達成委員 それでは、先ほどに続いて質問を続けさせていただきたいと思います。
まず、1、キッズゾーンの設置についてお伺いさせていただきたいと思います。これも関連がありますので、(1)と(2)、一緒にやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
令和元年5月、滋賀県大津市において、保育所外の移動中に園児が交通事故により死傷するという痛ましい事故が発生いたしました。その後もたびたび、子供が事故に巻き込まれる事案が発生し、社会問題としてクローズアップされるようになりました。これらを受け、国においても、交通安全緊急対策の決定がなされ、保育所等において、園外保育における総点検がなされたところであると認識しております。
本年11月12日には、内閣府及び厚生労働省よりキッズゾーン設置に向けた通知がなされるとともに、国土交通省からもキッズゾーン推進に向けた通達がなされております。そこで、キッズゾーン設置に向けた道路管理者としての役割について、まず何点かお伺いさせていただきたいと思います。
まず、1点目として、キッズゾーン設置に向けた道路管理者の役割についてお聞かせいただきたいと思います。
2点目は、キッズゾーン設置について、子ども未来局、道路管理者、そして警察など、さまざまな機関にまたがると思いますけれども、どのように検討がなされ、設置への決定がなされていくか、そのフローについてお聞かせいただきたいと思います。
◎土木部長 神坂委員の御質問にお答えします。
キッズゾーンにつきましては、令和元年6月18日付で内閣府より通知されました未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策についてにおいて、今年の秋をめどにキッズゾーンの創設について検討するものとされておりました。その後、この11月にキッズゾーンが創設され、内閣府、厚生労働省、国土交通省から、キッズゾーンの設定の推進についての依頼が来ました。この中では、平成31年度厚生労働省交通安全業務計画を改訂し、キッズゾーンの取り組みについて記載されることもあわせて通知されております。
国からのこの依頼によりますと、保育所等が行う散歩などの園外活動の安全を確保することを目的として、キッズゾーンを設定するための手順などが周知されております。保育担当部署が中心となって検討することとなっております。具体的なキッズゾーンの設定の手順としましては、保育園等の周囲半径500メートルを原則として、対象の保育所等や道路管理者、交通管理者と協議の上、設定するものとされております。
◆神坂達成委員 それでは、再質問したいと思います。
今回、キッズゾーンについては、スクールゾーンに次ぐ大きな取り組みの流れになるであろうと考えていますけれども、その中において、既に保育園から危険箇所を報告いただいていると思います。それについて今後検討されると思うんですけれども、この検討から外れた地域、場所というのは、もう今後設置をされないのかどうか。そして、今後さいたま市では、待機児童解消のために、新たにどんどん新設保育園がつくられていくと思います。そうした場合に、これ、また要望を受けて検討をして、警察協議をして設置をするかしないか決定をする、こういう考え方でいいのか、確認だけさせてください。
◎土木部長 神坂委員の質問にお答えします。
キッズゾーンの設置につきましては、実は先ほど申した6月に出た時点で、緊急安全点検というもので、そのちょうど3者、保育部署、道路管理者、交通管理者として、いわゆる合同点検を実はもう実施して、作業を進めているところでした。今はまだ合同点検自体が実施中でございます。今度、これからキッズゾーンの設置についてということで、それについてもこの合同点検とあわせながら、今後、これから同じようなメンバーでやっていくということになっていくと考えております。
また、今ではもう既にある既存のところから要望を受けてこれから動くということですが、また今後、新たに設置される保育園等につきましても、同じような体制、保育担当部署が中心としてヒアリング等を実施し、必要に応じて、また関係所管、今言った交通管理者、道路管理者等と、また点検等を通じて行っていくという考えでいると伺っております。
国道463号バイパス原山区域の渋滞解消
◆神坂達成委員 しっかりと保育園等の要望を聞いていただいて、取り組みを進めていただきたいとお願い申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。
2、国道463号バイパスの渋滞解消について伺います。
(1)として、原山区域の渋滞解消に向けた取り組み状況について。
国道463号バイパスは、本市における骨格形成をなす広域幹線道路であると理解しています。一方で、この道路における原山地域では、朝夕など激しい渋滞が慢性的に発生をしています。
原因としては、4車線道路が2車線に減少する本太区間が考えられます。
これまでも車線拡幅に向け、何度か議会質問で取り上げてまいりました。答弁では、基本設計などを作成し、地域住民への説明を進めていくとの答弁があったと記憶しておりますけれども、まず、これらを踏まえて、進捗状況についてお伺いさせていただきたいと思います。また、今後の見通し、課題等もあればお願いしたいと思います。
◎土木部長 神坂委員の御質問にお答えします。
原山地区の国道463号バイパスにつきましては、本市の東西交通を担う重要な4車線の幹線道路として整備を進めておるところでございます。おおむね産業道路より東側の整備はもう完了しておりますが、委員おっしゃるように、本太坂下交差点から新浦和橋までの約1キロメートルの区間がまだ暫定2車線となっていることなどにより、慢性的な渋滞が発生しております。この渋滞を解消するため、当該区間の4車線化整備に向け事業を進めているところでございます。
事業の進捗状況としましては、これまでに現地測量や交通量調査などを実施してきました。今年度につきましては、道路設計や本太坂下交差点、変則6差路ぐらいになっているところの改良に向けた交差点設計を行い、交通管理者と協議を進めているところでございます。
今後の見通しとしましては、引き続き交通管理者との設計協議を進めるとともに、事業の整備効果や交通量増加に伴う周辺環境の影響などの検討を行い、早期の地元説明会に向け協議、調整を図っていきたいと思っています。
課題につきましては、先ほど申しました複雑な本太坂下交差点の円滑な交通処理を図れるような具体なものを交通管理者と協議を進めることも課題でございますし、一番大きいのは、やはり今の埼玉県で行った暫定2車線の整備を行った経緯などを踏まえて、改めて周辺住民の皆様に4車線化整備の必要性を説明し、事業に対する御理解、御協力を得ることが重要な課題であると考えております。
第二産業道路の渋滞解消(中尾陸橋交差点・緑区役所北交差点)
◆神坂達成委員 ありがとうございました。
建設前は、きっと4車線にすると車の交通量が激しくて、騒音とか嫌だなということで多分反対されたんだと思うんですけれども、今になってみると、渋滞で走ったりとまったり、排ガスや騒音とか、かえって大きいんじゃないかなと。4車線にした方がよっぽどスムーズになるのではないかなと思いますので、ぜひその辺も住民に説明をしていただいて、速やかに進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。
それでは、次、3、第二産業道路の渋滞解消についてお伺いします。
(1)中尾陸橋交差点の渋滞についてお伺いしたいと思います。
第二産業道路においても、国道463号バイパスと同様に、本市の骨格をなす重要道路であると認識しています。しかしながら、本路線では、朝夕を中心に激しい道路渋滞が発生しております。
今回取り上げる箇所は、国道463号バイパスと立体交差する中尾陸橋交差点と国道463号、通称、浦和越谷線と交差する緑区役所北交差点の2カ所でございます。この2カ所は、距離的にも非常に近く、2カ所の信号を連動して取り組みを進めなければ、渋滞解消は難しいと考えます。信号機については、交通管理者、つまり警察の所管ですが、道路管理者であるさいたま市の受ける経済的損失を勘案すれば、ボトルネック解消に向けた働きかけが必要であろうと考えます。
そこで、私が考える渋滞の原因について具体的に申し上げたいと思いますけれども、まず1点目が、中尾陸橋交差点の信号と緑区役所北側交差点の信号と、さらにその南側の手押し信号、さらに加えれば、その先の区役所南の交差点、中尾小交差点になるのかな、この信号のタイミング、連動性に、まず問題があるであろうと考えます。この第二産業道路の南北の信号の連携、これを系統化することによって渋滞解消できるのではないかと思いますけれども、見解をお聞かせいただきたいと思います。
そして、2点目としては、国道463号バイパスから第二産業道路へ侵入するため、側道に入った箇所の信号についてです。この場所で課題と考えるのは、信号の表示時間についてです。私の見る限り、直進と左折の信号の時間が長すぎるのではと考えます。右折信号の時間は問題ないと考えますけれども、この直進と右折時間を短縮して第二産業道路に割り振ったほうが渋滞解消に役立つのではないかと考えます。
そもそもこの立体交差になっておりますけれども、立体交差というのは渋滞しないように立体交差にしているわけで、でも、その立体交差の下の信号で渋滞してしまうというのは、余りにも効率が悪いのではないかと考えます。あわせて御見解をお聞かせいただければと思います。
◎土木部長 神坂委員の御質問にお答えします。
中尾陸橋下交差点及び緑区役所北交差点は、第二産業道路と国道463号バイパス、また国道463号と交差する箇所にそれぞれ位置し、その2カ所の交差点につきましては、首都圏渋滞ボトルネック協議会において、主要渋滞箇所として、ボトルネック交差点として位置づけられているものです。
ボトルネック交差点における一般的な渋滞原因につきましては、主たる道路へ流入する際の右折レーンがないなど、構造的な問題がある場合が多いです。この中尾陸橋下交差点につきましては、委員おっしゃったように、もう既に立体交差という構造的な整備済みな箇所でございますが、交通量を調査した結果から見ますと、やはり特に交差点の北側において渋滞が観測されております。その要因としましては、交差点北側、第二産業道路沿いにある大型商業施設の出入りの自動車と錯綜することとか、交差点を横断する買い物客などいる場合によって、渋滞が発生しているんじゃないかということが挙げられます。
委員御指摘のとおり、緑区役所北交差点の信号機、もっと先の南側の信号機との連動も含めた渋滞解消という取り組みにつきましてはとても有効だと思いますので、今後、これら交差点について、信号調査はやはり交通管理者は警察になりますので、我々の方でいろいろ調査したものの資料をそろえて、信号調整を含め、交通管理者と協議してまいりたいと。
2点目でおっしゃった、側道からの信号時間の調整も、交通管理者との調整の中で一緒に考えていきたいと考えております。


