会議:令和4年12月まちづくり委員会 / 開催日:2022-12-12 / 役職:委員(まちづくり委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

乗合タクシー(AIデマンド)の予約状況とデジタルディバイド

◆神坂達成委員 それでは、3番目、乗合タクシーについてお伺いさせていただきたいと思います。

この乗合タクシーについては、さきの9月定例会でも取り上げさせていただきました。また、今定例会でも各会派の方が取り上げているところですので、私は今回はちょっと違う切り口でお話をお伺いしたいと思います。

まず、(1)として、デマンドタクシーのAI導入の課題についてお伺いをさせていただきたいと思います。

公明党では、AIを活用したデマンド乗合タクシーの導入を早い段階から提唱してまいりました。市内では、浦和美園地域、また岩槻地域等で実証実験が行われております。美園地域では昨年度の第2期に引き続き、現在第3期が行われております。

その中で何点か確認したいんですけれども、まず1点目として、スマートフォンからの予約状況。そして2点目として、電話からの利用予約状況。そして3点目として、利用料の支払い状況、美園なんかだと1回乗車、それから30日乗り放題、15日乗り放題、回数券と様々な方法がありますけれども、現状どうなっているか教えていただきたいと思います。

◎都市計画部長 神坂達成委員の御質問の3、乗合タクシーについて、(1)デマンドタクシーのAI導入の課題についてお答えいたします。

スマートフォンなどからの予約状況につきましては、美園地区と岩槻区では予約方法が異なりまして、美園地区では、スマートフォンアプリによる予約が約97%です。岩槻区柏崎・美幸町地区ではウェブサイトからの予約となっておりまして、こちらが11%となっております。電話での予約は、美園地区が約3%、岩槻区柏崎・美幸町地区が約89%でございます。

利用料金のメニューごとの支払い状況につきましては、美園地区では運賃収入のうち1回乗車券が約35%、30日乗り放題券が約42%、15日乗り放題券が3%、親子1日周遊券が7%、6回分の回数券が13%でございます。なお、岩槻区柏崎・美幸町地区につきましては、1回乗車券現金のみの取扱いとなっております。

◆神坂達成委員 今、現状をお伺いしましたけれども、ここで例えば美園地域だと、乗りたい人、予約している人の約97%がスマホを使っていると。電話での予約はたった3%しかないと。でも福祉的側面から考えると、例えば岩槻地域だと逆に電話で予約している人が89%もいるんだと。全く逆の結果が出ているわけですね。その中で、今後超高齢化社会に向けて、福祉的側面から考えると、このAIデマンドバスを利用したい高齢者、それと、でも予約できない、このデジタルディバイドの乖離というのが非常に大きくなるんじゃないかなと考えるんですけれども、まず、ここについて見解をお聞かせください。

◎都市計画部長 神坂達成委員の再質問にお答えいたします。

デジタルディバイドに関する御質問ですが、先ほど御答弁したとおり、岩槻区柏崎・美幸町地区では、電話による予約が多くを占めている状況となっております。本市といたしましては、経費削減や各種サービスの展開に向けまして、ウェブサイトによる予約が望ましいと考えております。

このため、日頃より予約者に対しまして、定期的にウェブ予約の利便性と予約方法を説明する機会を設けているところですが、依然としてウェブ予約の割合が増えない状況でございます。今後も定期的な説明会やイベント等の機会を通じまして、ウェブ予約の推進に努めてまいりたいと考えております。

タクシー業界との協議とAI導入

◆神坂達成委員 ありがとうございます。

何とかウェブ予約を推進しようということでやっているけれども、現実は岩槻なんかだと11%しか進まないという現状があるわけですよね。ここに大きな乖離があると私は思っています。

その中で、今後AIの導入に当たってはデマンドタクシー等を民間委託して、AIを使うか、使わないかというのはさいたま市がやりなさいよということではなくて、タクシー会社に決めていただく。その地域状況によっても違うと思うんですね。もしかしたらAIじゃなくても人の力で、もう地域を知り尽くしている人がやったほうが早いかもしれない。そんなこともありますので、本会議の答弁等では今後タクシー業界との話合いをしていくよと、こういったこともありましたけれども、ぜひAIの導入ということについても議題として上げていただきたいと思いますが、いかがですか。

◎都市計画部長 神坂達成委員の再質問にお答えいたします。

本市では、コミュニティバス等導入ガイドラインに基づきまして、コミュニティバスや乗合タクシーを導入しております。

導入に当たりましては、市民、市、事業者が協働で取り組むことが重要であり、市民が主体的に取り組むことができるように、市と事業者が積極的に支援することとしておりまして、事業者による地域への積極的な支援への提案につきましては、先ほど委員のほうからもお話のありました、既に開始しております事業者との意見交換の場を通じて積極的に働きかけていきたいと考えております。

◆神坂達成委員 ありがとうございました。

AIを導入するにしても、例えば今の既存のタクシー会社等を使えば、コールセンターというか、配車の方がいらっしゃって、その方が住所を入力して、自動的にAIで計算を導き出してもらって、コースを決定する、そういったほうが効率的なのかなとも思いますので、今後御検討ください。答弁は結構です。

東浦和駅前広場の再整備とバス停ベンチ

◆神坂達成委員 それでは、よろしくお願いします。

まず、東浦和駅前広場の再整備についてお伺いしたいと思います。

これについては、2020年9月の代表質問でも、町なかベンチの推進ということで取り上げさせていただきましたけれども、この当該駅においては、当時、今年度は駅前広場を含めた設計業務を行っているという答弁がございました。現在の進捗状況についてお聞かせいただきたいと思います。

それと併せまして、このバス停のベンチについて、(2)として伺いますけれども、この当該駅は市立病院行きのバスの出発点となっております。体調が思わしくない方が少なくないと、このように認識しておりますけれども、実際に立ってバスを待つのがつらいと、何とかしてほしいと、こういった声が寄せられております。こちらについても、早急な対応が必要であると以前お話をしたかと思いますけれども、こちらについても進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。

◎建設局長 神坂達成委員の御質問の1、東浦和駅前広場再整備について、(1)進捗状況についてお答えいたします。

東浦和駅周辺の一般県道大間木蕨線につきましては、電線類の地中化が完了しており、今後、県道の歩道整備を進めてまいりたいと考えております。

歩道整備につきましては、一般国道463号--旧道の越谷街道のところです、の側から順次進めていく予定としております。

駅前広場につきましては、電線管理者による引込み管の施工を予定していることから、県道の整備時期と併せてバリアフリー化をしていく予定としております。

続きまして、(2)バス停のベンチについてお答えいたします。

東浦和駅のバス停につきましては、現在、市立病院行きのバス停にベンチが設置されていないことから、新たに設置し、ほかのバス停のベンチにつきましては更新する予定としております。設置時期につきましては、駅前広場のバリアフリー化までには時間を要することから、先行してベンチを設置できるように検討していきたいと考えております。

道路の植栽(害虫・落ち葉の要望、中央分離帯の視認性、歩道の植栽スペース)

◆神坂達成委員 ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いいたします。

それでは、次に移りたいと思います。

道路の植栽についてお伺いしたいと思います。

こちらも、(1)、(2)併せて御質問させていただきたいと思いますけれども、まず道路の植栽は、地球環境や生活環境を保全するとともに、人々に憩いや癒やしを提供するとともに、日々の暮らしに潤いや活力をもたらしてくれます。

一方で、落葉樹は紅葉シーズンに美しい景観を形成しますが、落ち葉が道路に散乱したり敷地内に舞い込むため、住民の方々から意見、苦情、要望が多い樹木と認識しております。また、毛虫等の害虫が大量に発生しやすい樹木に対して、意見であるとか苦情であるとか、また要望が現状どのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。

2番目としましては、中央分離帯の植栽における視認性の低下について伺います。

中央分離帯の植栽は、対向車線の分離や夜間における対向車両の遮光のほか、歩行者の危険な道路横断を防止する役割があると認識しております。

一方で、信号交差点付近では、右折待ち車両の横断中の歩行者に対する認識が遅れる危険があったり、またこれまでも開口部の閉鎖や前後の植栽の刈り込み等、安全対策を講じていただいていると思いますが、事故が絶えないと、このように認識をしております。

また、植栽帯については、繁茂によって右側からの車両が確認できなくなるなど、剪定のタイミングが遅れると視認性が低下し危険だとの声が多数寄せられております。

これらについて、現状をお聞かせいただきたいと思います。

◎建設局長 神坂達成委員の御質問の2、道路の植栽について、(1)害虫や落ち葉の舞い込み等に関する要望状況についてお答えいたします。

要望件数につきましては、令和3年度におきましては、害虫等の駆除に関する要望が35件、落葉の除去に関する要望が15件ございました。

また、令和4年11月末時点になりますけれども、害虫等の駆除に関する要望が19件、落葉の除去に関する要望が52件ございました。

これらの要望につきましては現地の確認を行いまして、状況に応じて消毒や剪定等、落葉の除去等の対応を行っているところでございます。

続きまして、(2)中央分離帯や植栽における視認性の低下についてお答えいたします。

これは、委員御指摘のとおり、中央分離帯などの植栽につきましては剪定の感覚が空いたり、枝葉、枝が伸び過ぎると視認性が悪くなることや、車道や歩道に張り出すことで歩行者や車両が通行しづらくなるというケースが見受けられます。

そのため市では、個々にではなくて年間を通じて市内の造園業者に街路樹管理を委託し、街路樹の剪定や除草を実施することで、良好な道路空間の確保に努めているところではございます。

◆神坂達成委員 植栽帯については様々な業者が取扱いをされている中で、きれいに仕様書どおり手で雑草を抜いてくださるような業者もいるというふうには認識しております。

一方で私が見ていると、もうただバリカンというのかな、ばっと上だけそってそのまま終わりと、ちょっとするとすぐにもう芽が出てきて伸び始める、こんな状況も確認されておりますので、この辺はしっかりと徹底をお願いしたいと思います。

(3)歩道拡充における植栽スペースの有効活用について伺います。

現在の歩道は過去の基準で整備されたものが多く存在しており、現行基準の自転車歩行者道の基準と比べて約半分しかないため、擦れ違い等に支障が生じている箇所がございます。

現在、健康志向の高まりによる自転車利用やウオーキングの増加から、歩道の空間価値はさらに高まると考えています。さらに、最近は歩行困難な高齢者の社会参加手段として、シルバーカー等の普及も進んでおり、これらが安全に擦れ違うために必要な歩道幅員の確保が今後必要と考えます。

このような場所で植栽が存在する場合、幅員確保を優先させるべきだと私は考えます。道路拡幅に比べ大幅にコストを抑え、幅員が確保できるということもメリットとしてありますし、コストもかからないという形からすると、大きな有効手段と考えます。

今回の質問に当たっては、道路にシルバーカーに乗っているおじいさんが、実際に歩道を走れなくて車道を走っているというのを見かけたんです。非常に危険かなと思ったんです。でも、車道じゃないと走れない理由があるんだと思うんです。歩道が斜めになっていたりとか、歩道が狭かったりとか、根上がりしていてうまく走れないとか。こういったのを改善していくためにも、今後、必要であれば植栽帯をなくして広げていくというような考え方も必要なんではないかと考えますけれども、見解をお聞かせください。

◎建設局長 次に、(3)歩道拡充における植栽スペースの有効活用についてお答えいたします。

道路構造令--道路の幅員等を定めている法律がございます、におきましては歩道の幅員は歩行者の交通量が多い場合にあっては3.5メートル以上、その他の道路にあっては2メートル以上とするものが記載されているところでございます。

一方で、委員御指摘のとおり、過去の基準で整備された路線がありまして、これまでも地元からの御要望などに基づきまして歩道整備を実施しているところでございます。

安全な歩行空間の確保に当たっては、歩行者交通量をはじめとして通学路の指定状況やバリアフリーの観点などに応じた検討が必要があると認識しております。

委員御提案の植栽の撤去による歩道空間の確保につきましては、コストの面で有効な手段であると考えておりますので、現場状況や地元の御意見も踏まえまして検討していきたいと考えております。