会議:平成24年2月予算委員会 / 開催日:2012-02-28 / 役職:委員(予算委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

職員の持ち家手当

◆神坂達成委員 皆様、こんにちは。公明党さいたま市議団の神坂達成でございます。昨日に続き、質疑をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

まず、平成24年度に予算要求されています職員の持ち家手当についてお伺いいたします。

新聞の報道によれば、公務員の持ち家手当について、県内では旧鳩ヶ谷市を含む全64自治体のうち40自治体で支給していることが明らかにされました。さいたま市もそのうちの一つです。国では既に手当を廃止しており、埼玉県でも国の制度に倣って廃止をしている制度です。

さいたま市の場合、昨年4月1日現在で月額6,500円を支給し、支給対象者は全職員8,991人のうち46.5%に当たる4,181人、支給額は年間3億2,600万円とのことでしたが、まず平成24年度の予算要求ではどうなっているのか伺います。

◎給与課長 平成24年度当初予算の計上でございますが、住居手当につきましては、平成24年度の職員数を8,903人と見込みまして、そのうち持ち家の対象者、新規採用者を除きまして4,027人、予算額としては約3億1,400万円、パーセントとしましては、45.2%でございます。

◆神坂達成委員 現在、埼玉県をはじめ都道府県の約8割が廃止をしていますが、さいたま市が廃止しない理由は一体何か。新聞報道によれば、本市では借家住まいの職員にだけ支払うのは不公平とのことでしたが、この持ち家手当については、職員の不公平感よりも市民感情としては、本市職員に対して不公平を感じていると思いますが、御見解を願います。

◎給与課長 持ち家に係る住居手当の目的につきましては、自宅の維持管理に伴う費用を補填する趣旨で支給しております。その効果としまして、地方公務員法上、職員の給与につきましては生計費も考慮して定めるべきとされておりまして、持ち家と借家のそれぞれに住居手当を支給することにより、委員御指摘のとおり、職員間の生計費上の均衡が図れるものと考えております。また、この手当の支給によりまして、市内の民間給与水準との均衡も図られていると考えております。

なお、平成23年4月1日現在、政令市19市中本市を含め15市で支給をしております。

◆神坂達成委員 さらに新聞報道によれば、さいたま市の担当者はただいまいただいたとおり、市の職員の給与は一般家庭の生計費や民間企業の事情を考慮して決めなければならないとの地方公務員法の規定をあげたうえで、市の人事委員会が民間企業を調査し、住居手当が支給されているのが普通とした報告に基づいて支給しているとありましたが、一般企業では住宅を購入している人に対し持ち家手当は普通支給されていないと認識していますが、このことについて市の見解を求めます。

さらには、調査を行ったということであれば、その調査の結果の報告をお願いいたします。

◎給与課長 市内の民間事業所の場合についてでございますが、平成23年の人事委員会の報告によりますと、持ち家に対する住居手当を支給している事業所の割合は4割強となっております。

〔何事か言う人あり〕

◎給与課長 国が廃止しているということで市も廃止すべきではないかということかと思いますが、職員の給与制度は国に準じることが基本であることは承知しております。ただ、この持ち家の住居手当につきましては、国とは官舎の整備状況ですとか持ち家に係る住居手当の受給者の割合など、状況が異なると認識しており、国が廃止したことのみをもって市も廃止すべきであるとは考えておりません。

◆神坂達成委員 何があってもさいたま市ではやめないというような御答弁かなと思いました。この中でも、パーセントからいえば半数以上の方が持ち家手当をもらっているということで、私も非常にお話をしづらい立場ではございますけれども、しっかりと言うべきことは言わせていただくということでございます。

現在、新聞報道によりますと、労働組合などと廃止も含めて手当のあり方について検討しているといったような報道がされていましたけれども、この点についてはいかがでしょうか。

◎給与課長 その辺、そごがございまして、現時点で住居手当の廃止に向けての組合との交渉はしておりません。

◆神坂達成委員 新聞報道が間違っていたということでよろしいでしょうか。

◎給与課長 組合に対して廃止ということは申していません。

◆神坂達成委員 検討するということはどうなっているのですか。

◎給与課長 先ほども申し上げましたように、人事委員会の報告の中で引き続き検討していくということで、当局側も組合側も検討すべき課題ということは認識していると思いますが、特に廃止に向けてのこちらからの申し入れとか交渉はしておりません。

〔何事か言う人あり〕

雇用対策推進事業:民間就職支援サイトを活用したマッチング事業

◆神坂達成委員 次の質問に移ります。

雇用対策推進事業についてお伺いしたいと思います。

民間就職支援サイトを活用したマッチング事業についてお伺いをいたします。

今大事なのはばらまきではなく、種まきが大事です。私は、昨年9月の総合政策委員会において、若者の就労支援や市内中小企業との雇用のミスマッチ解消という観点から、先進的な取り組み事例として紹介し、御質問させていただきました。その関係上、ぜひともこの事業の概要について詳しくお聞かせ願いたいと思います。

◎労働政策課長 民間就職サイトを利用しましたマッチング支援事業について、お答えをいたします。

委員から、昨年9月の総合政策委員会において御質問をいただいた件でございますけれども、私どもどちらかというとハローワークに軸足を置いた雇用という形をとっておりましたが、今の若い方々、特に新卒の方々はほとんどが民間就職サイトを利用するということで、今回民間就職サイトの企業情報の掲載をやろうという形で予算をお願いいたしております。

これにつきましては、企業の情報の掲載ですとか、エントリーシステム、大手の企業がおやりになるようなことを1回実施してみようという形で計画をいたしました。費用的には向こうの言い値ですとかなりの金額になるのですが、さいたま市バージョンという形でかなり安価にしてもらおうということで計画をしております。その中で、すべてを私どもが負担するのではなく、一部につきましては企業に負担をしていただくということで、御自身がやられ、その一部を私どもはお手伝いをする。ですから、補助という形ではなくやっていきたいと考えてございます。

防災対策事業:災害用PHSとホームページの代理掲載

◆神坂達成委員 次に移ります。

予算案の概要80ページ、防災対策事業についてお伺いをいたします。

今、災害対策事業は3.11の震災以降、想定外という言葉が許されない状況となりました。平成24年度予算においてもさまざまな角度から検討を重ね、御苦労もされたかとは思いますが、防災対策事業について何点か御質問させていただきます。

災害用PHSを256か所の避難所に整備することについて記載があります。また、総合政策委員会でも固定型電話機のPHSの実物も拝見をさせていただきましたが、この災害用PHSの導入予定台数や基本料金などの固定経費及び通信料について伺います。

◎防災課長 災害用PHSの整備につきましては、株式会社ウイルコムからPHS本体の無償提供を受けるほか、設置における初期費用、PHS間の通話料などが無料となります。また、基本料金についても市の負担がないように調整をしております。

PHSの台数につきましては、避難場所及び避難場所との連絡をとる区役所及び本庁災害対策本部の関係箇所へ配置するということで、台数を今調整しているところでございます。

◆神坂達成委員 続きまして、災害用ホームページ代理掲載についてお伺いをしたいと思います。

市役所が甚大な被害を受けた際に、ホームページの更新用サーバーも使用不能になる可能性もあります。そうした非常時に住民への情報手段が断たれることを防ぐ有効な手段として、今注目を集めているのが災害時に遠隔地の自治体にホームページを代理掲載してもらう仕組みです。実際に3.11の震災では、発災直後からサーバー、通信機器、通信回線の破損やアクセス急増などの影響で閲覧できない状況が続きましたが、そんな中、被災地である宮城県大崎市では、平成12年に姉妹都市の協定を結んだ北海道当別町との連携協力により、発災当日から当別町のウエブサイトに大崎市災害情報のページを開設してもらい、被害の状況、避難所の情報、ライフラインに関する情報を途絶えることなく毎日発信することができたそうです。

さいたま市においても、私は総合政策委員会の議案外質問においてNACK5との災害協定について提案をさせていただき、災害時の情報発信の重要性を訴えてまいりましたが、東日本大震災のように被災地が広域にわたると、お互い助け合える状況ではなくなります。大規模災害ではむしろ離れた自治体のほうが頼りになる可能性が高く、姉妹都市、友好都市など、遠隔地でありながら定期的に人が行き来して交流を深めている自治体と災害協定を調えていくことが重要であると考えますが、この点についてお伺いいたします。

◎防災課長 災害時に遠隔地の他自治体に本市の防災ホームページを代理掲載していただくことについては、災害時相互応援協定をカウンターパートで拡充していく検討をする中で反映してまいりたいと思っております。

◆神坂達成委員 また、重ねてもう1点お聞きしたいと思いますけれども、災害時にホームページへのアクセスが集中した場合、サーバーのダウンを回避できるのかということについて確認をさせていただきたいと思います。

先ほども述べましたように、さいたま市は123万都市です。発災時には市民はもとより全国の友人、知人、親戚などが安否を気遣い、相当数のアクセスが集中することが想定されますが、この点についてお伺いしたいと思います。

◎防災課長 災害時にホームページへのアクセスが集中した場合、サーバーのダウンが回避できるかということでございますが、現在構築中の総合防災情報システムのホームページ機能といたしまして、負荷の分散装置というのを配置して、1つのサーバーに集中しないよう設計すると伺っております。また、クラウドシステムを採用し、さいたま市のホームページとは別のサーバーで、災害に強い環境にある民間のデータセンターを活用することとしております。

危機対策事業:さいたま市放射線等対策協議会(仮称)

◆神坂達成委員 続きまして予算案の概要79ページ、危機対策事業について、予算が今回1,255万5,000円計上されておりますが、取り組みとしてさいたま市放射線等対策協議会、仮称でございますけれども、設置について、その具体的な内容と新たな取り組みはどのようなものか。また、構成メンバーなどについてお伺いをしたいと思います。また、設置を決めたいきさつ等についてもお聞きできればと思いますので、よろしくお願いいたします。

◎安心安全課長 (仮称)さいたま市放射線等対策協議会についてお答え申し上げます。

現在、本市の放射線対策に関しては学識経験者2名の方のアドバイスをいただきながら放射能対策を進めているところなのですが、2名だけでは隔たりがあるという御意見もいただいていることが一つと、放射能問題は当然長期化することが考えられますので、さらに幅広い知見が必要であるという認識のもと、放射線、放射能の各分野に精通している医療関係者とか、例えば大学教授など、さいたま市の現状をよく理解されている、できれば市内在住、在勤の学識経験者を最大で6名選出させていただきまして、各専門分野からそれぞれの立場で、今までに本市が取り組んだ施策に対する評価、または今後取り組むべき対策などについて御助言、御指導をいただき、さらなる市民の安心安全の確保に努めてまいりたいと考えております。

開催につきましては、今のところ予定ですが、年に2回ほど開催させていただこうかと思っております。

◆神坂達成委員 この現在2名でしたけれども、今回最大で6名にするということでございますけれども、いわゆる御用学者というと、大変に今いる方に失礼ですけれども、偏らないというか、何と言えばいいでしょうか、放射線問題について厳しい視線を持っている人たちも含めるといったことかなと思いますけれども、その選定基準についてもぜひともお伺いできればと思いますけれども。

◎安心安全課長 今のところ決まっていることは、さいたま市内の現状をよく理解していただいている市内在住、在勤の学識経験者の方ということで、各専門分野に分かれる、例えば医師、医療関係なら内部被曝の関係、それから食物の関係と分かれると思うのですが、その辺はまた、今御指導いただいている2名の先生方にいろいろアドバイスをいただきながら選定をさせていただきたいと思っております。

放射線対策事業:見沼田圃に野積みされた剪定チップ

◆神坂達成委員 続きまして、放射線対策事業についてお伺いしますが、今ジョギングやウオーキングが健康志向と相まって大変な流行となっていますが、ある市民の方より、見沼田圃を歩いていて気になることがあるということで、御連絡をいただきました。それは、見沼田圃に木材をチップ化したものが大量に野積みされているが、放射線量は大丈夫か。また、近くでは菜園などで野菜をつくっているが、その影響はないのか。さらにはセシウム等が堆積し、近くの川に流れ込み、地域を汚染しているのではとの声が寄せられました。

早速現地に赴き、現場写真を撮ってきましたので、ごらんいただきたいと思います。

こちらがその写真6枚、ちょっと小さくてわかりづらいかもしれませんけれども、そのうちの1枚を拡大させていただいたものがこちらでございます。見沼田圃内でございます。

いかがでしょうか。膨大な量の剪定チップが野積みされています。まるで区画整理事業地かと思うようなこの状況をごらんいただいて、市民の方が放射線量について心配されるのも無理はないかと思います。こういった状態が見沼田圃に、現在確認されているだけで4か所あります。まずは、この写真をごらんいただいて率直な御感想をお願いしたいと思います。

◎農業政策課長 ただいま御指摘をいただきました見沼田圃地内の4か所に野積みされたチップにつきましては、私どもも現場を確認はさせていただいております。業者等に確認をしましたところ、堆肥を製造するということで山積みがされていると確認をしております。

◆神坂達成委員 率直な感想をお願いしますということでお聞きをしたのですけれども、この現場を見て市民からは、放射線は大丈夫か。近くで野菜をつくっているが、影響はないか。セシウムが堆積し、近くの川に流れ込み、これらを汚染しているのではと、こういった不安な声が寄せられていますけれども、御回答をお願いいたします。

◎安心安全課長 ただいまの見沼田圃地内の4か所に野積みされているチップの山の放射線についてお答え申し上げます。

環境対策課で大気中の放射線濃度を調べておりますが、確認しましたら、2月初旬に近隣住民から問い合わせがあったため、13日に見沼田圃地内のチップ、山積みしている4か所周辺の放射線量の環境調査を実施したと伺っております。その結果、すべての調査地点で通常の生活環境における追加被曝線量の許容限度である毎時0.19マイクロシーベルト、これは年間で1ミリシーベルトになりますが、これを下回っておりまして、現段階では市民生活には影響のない範囲であると伺っているところでございます。

◆神坂達成委員 市として安全宣言であるととらえてよろしいでしょうか。

◎安心安全課長 これは野積みされているチップの山の場所というのは民地になりますので、その周辺で、側道で地上から1メートルのところで調査をした段階でして、そのチップ自体の放射線濃度は調べておりませんけれども、今のところは安全である、市民生活には影響のない範囲であるということと考えております。

農地利用集積実践事業:見沼田圃での堆肥製造と農地法

◆神坂達成委員 この地域は、先ほども申しましたけれども、見沼田圃の中ですので、農地とも深く関係があると思われますので、関連して予算案の概要504ページ、農地利用集積実践事業、今回27万3,000円計上されていますので、何点か確認させていただきたいと思います。

遊休農地の現状とその解消指導について、農地パトロールの実施と解消指導を行うとのことで記載されていますが、本件はさいたま市における今後の大きな課題ととらえるべきだと感じています。

そこで伺います。見沼田圃には農地法、農業振興地域の整備に関する法律、見沼基本方針などさまざまな規制の網がかけられていますが、これらの農地としての利用用途について適正かどうか見解を伺います。

また、堆肥をつくるために剪定チップを見沼田圃に持ち込むことについての是非についても同様に意見を求めます。

◎農地調整課長 委員御指摘の見沼田圃区内でチップを堆積し堆肥を製造していることについてでございますが、農地法上、農地とは、耕作の目的に供される土地でございまして、堆肥置き場や堆肥の製造のために使われていることは、間接的には役に立ちますけれども、農地とは言えず、農地法に抵触していると考えております。

◆神坂達成委員 市はこの状況をいつごろから把握していたのかお伺いしたいと思います。

◎農地調整課長 私どもというよりも関連部署のところの資料から察すると、平成15年に市民からの通報がございまして、当時環境部と農業部局合同で土地利用者と土地の所有者に対して指導はしたという記録が残ってございますので、これが最初だと考えております。

◆神坂達成委員 剪定チップから堆肥をつくるには熱を伴うということがございますけれども、過去に数回火災が発生し、消防車の出動があったと聞きますけれども、この事実についてはいかがでしょうか。

◎農業政策課長 委員御指摘のとおり、以前発火があったことは事実でございます。

◆神坂達成委員 平成15年から指導しているということですと、もう既に9年が経過していることになります。これまでの本市の業者に対する指導は適正だったのか、また、この土地を貸している地権者に対してどのような指導をしてきたのか、報告を伺いたいと思います。

◎農地調整課長 農地法上の指導の仕方について説明をさせていただきます。

農業委員会では、違反転用に係る事務処理要領に従い、違反転用の指導を行っております。この要領では、まず違反者に事情聴取を行い、口頭、文書で指導し、必要に応じて是正計画書の提出を求めております。その是正指導に応じない場合や是正作業を速やかに行わない場合には、さらに是正指導を行い、是正勧告書の交付、是正計画書の請求をいたします。それでも是正指導に従わない場合で特に必要と認める場合には、行政処分である原状回復命令を行うこととなります。

今回の指導の関係でございますが、委員御指摘の農地のほかにも同じような土地利用がされておりまして、是正指導を行った結果、徐々に違反地が減少していることから、口頭指導にとどめているものでございます。しかしながら、委員御指摘のとおり時間が経過していることもございますので、今後是正計画書も視野に入れた是正をしてまいりたいと考えております。

◆神坂達成委員 見沼田圃において、堆肥の生産が禁止されているということが明確になったわけでございます。例えば論理は少々飛躍しますが、見沼田圃に農地を借りて産業廃棄物を野積みすれば、不法投棄で5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、この刑が即適用されることでしょう。産業廃棄物と堆肥の原料では全く次元は異なりますが、本来見沼田圃に持ち込んではいけないという点では同様であると思います。1円を盗むのと1,000万円を盗むのも罪は同じように、だめなものはだめとしっかりとした行政監督のもと、見沼田圃を保全すべきではないかと思いますけれども、いかがでございましょうか。

◎農地調整課長 委員御指摘のとおり、見沼田圃保全に努めてまいりたいと考えております。

◆神坂達成委員 私が心配するのは、首都圏では奇跡と呼ばれる見沼田圃の緑地空間がこれからどうなってしまうのかということです。この奇跡の緑地空間を遺産として子どもたちに残していくことの意義は大である、このように考えています。今回の問題は、個別の問題にかかわらず、今回の予算案の概要290ページの11にも記載をされておりますが、都市農業の担い手育成事業で2,250万円の予算がついていますが、農業後継者、それから認定農業者、または新規就農雇用や農業組織化という問題が深くかかわっていると認識をしております。今後の予算配分等も、皆様には大変御苦労をおかけするかとは思いますが、こういったことを認識していただいて、ぜひとも進めていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

中小企業資金融資事業

それでは、次に移りたいと思います。

予算案の概要306ページ、中小企業資金融資事業についてお伺いをしたいと思います。

今回、136億9,737万円を計上し、金融機関に預託を行うということで記載をされていますが、具体的な融資としては5種類の融資制度が取りそろっていますが、その利用件数などについて、わかりましたら教えてください。

◎産業展開推進課長 利用状況につきまして、各制度の利用状況に応じまして説明を申し上げます。

平成23年度の1月末でございますけれども、トータルで小口、中口、創業支援、セーフティネット、緊急特別、合わせまして280件、あっせん金額といたしましては37億4,225万5,000円となっております。

◆神坂達成委員 もう一つ、今回このさまざま5種類の融資枠がそろっておりますけれども、融資最大限度額がなかなかふえていない。常に、数はふえるのですけれども、最大限度額がふえないといったことが指摘をされていますけれども、このことについて御見解をいただきたいと思います。

◎産業展開推進課長 限度額の拡大ということになろうかと思いますが、私どもさいたま市の中小企業資金融資制度につきましては、すべて埼玉県信用保証協会の保証を付するということになっております。その保証制度は、中小企業信用保険法によります限度額がそれぞれ異なるということでございまして、まず小規模零細企業者が比較的利用しやすいという制度で、小口資金融資制度、いわゆる無担保・無保証人によります保証でございますけれども、この保証の枠が1,250万円となっております。したがいまして、その保証枠と同額といたしまして、融資限度額を定めているのが現状でございます。

また、創業支援資金融資制度につきましては、同様にその保証の枠が1,500万円でございまして、その保証の枠と同様に融資限度額を1,500万円に定めているのが現状でございます。

その他、中口資金融資制度ですとか、また緊急特別資金融資制度等々につきましては、いわゆる保証の対象となります1事業者に対する保証の限度額がトータルで2億8,000万円となりまして、そのうち利用者の負担が軽減できるということで、8,000万円の無担保枠を基本に過去の利用実績を参考といたしまして、限度額を設定しているところでございます。

また、経済情勢によりまして柔軟な対応も図っておりまして、セーフティネット資金融資制度などにつきましては、平成20年のリーマンショックの際には、通常ですと3,000万円の融資限度額を期間限定ではございますけれども、8,000万円に引き上げるなどの対策を講じております。さらに例年、年末の資金需要に対応いたしております緊急特別資金融資制度などにつきましては、昨年11月中旬からの申し込みを開始した際には、通常1,000万円の融資限度額を3,000万円に引き上げるなどの対策も図りまして、予想以上の申し込みを受けたところでございます。

いずれにいたしましても、市内中小業者を取り巻く経済情勢環境を見据えながら柔軟な融資限度額等々の対応も図っていきたいと考えております。

◆神坂達成委員 事業が大きくなればなるほど大きな金額が必要になる。月の売り上げが100万円の事業者と月の売り上げが1億円の企業では、全くその事業資金の使い道が違ってくるということがございます。小さな事業資金が例えば2口借りるのと大きなので1口を借りるのでは返済の金額が全く違う状況になっています。そういった意味では、1口で大きな金額を借りたいといった要望があるかと思いますけれども、こういったことについての拡大ということは市の取り組みとして、あくまでも先ほど埼玉県だということはございましたけれども、できないということでございましょうか。

◎産業展開推進課長 できないというよりも、あくまでも保証づけの融資でございますので、その保証の限度枠がトータルで2億8,000万円あるという形でございます。何種類つくりましても、1事業者に対する保証の枠が2億8,000万円という枠でございますので、その枠の中で実態に合った制度に応じた形の融資限度額を定めていくということでございますので、先ほども中口資金等々につきましては8,000万円の無担保枠となっておりまして、運転資金でいくと6,000万円、設備資金でいきます7,500万円の融資限度額となっているところなのですが、過去の利用実績等々におきましては平均で中口などは3,000万円弱の利用状況でございますので、その利用状況に応じた形の中で今後、1次交付限度額を見据えて、その枠の中で対応していきたいと考えております。

さいたま市花火大会事業

◆神坂達成委員 続きまして、予算案の概要311ページ、さいたま市花火大会事業についてお伺いをしたいと思います。

昨年度、3か所において花火大会をさいたま市では実施をしていただきました。この花火大会の開催に当たり、地域によっては近隣の方々や、また自然保護団体から反対があったと、もうやらないでくれといった声があったと聞いておりますが、平成24年度におけるさいたま市花火大会事業について、市の見解をお伺いしたいと思います。

◎観光政策課長 御質問の花火大会なのですけれども、おっしゃっているのは浦和会場、大間木公園会場のことだと思うのですけれども、大間木公園会場の花火大会につきましては、平成22年度、平成23年度の2回にわたり開催をさせていただいたところでございますが、報道等でも御承知のように昨年は開催日が8月14日でございましたが、その直前の8月5日に埼玉県生態系保護協会から付近の野生生物に悪影響を及ぼすとして、花火大会の中止要請が提出されたところでございます。何分開催直前で、もう準備もすっかり整っている段階でございましたので、市民をはじめ開催を楽しみにされていらっしゃる方が大変大勢いらっしゃいますので、今年度につきましては予定どおり開催に踏み切らせていただいたところでございます。

その後、会場を変更することも視野に入れながら検討してまいったところ、今年1月25日でございますが、地元の尾間木地区の自治会連合会から地域の人々の交流の機会として大きな役割を果たしているこの花火大会を引き続き開催してほしいという要望書が提出されたところでございます。花火大会は何分夏の風物詩として、市民の皆様の思い入れも大変深くて、地域経済の活性化にも大きく寄与するものでございますので、地域の声、環境への配慮などを総合的に勘案しながら会場を選考してまいりたいと考えております。

いずれにいたしましても、花火大会は来年度につきましても3会場で開催をさせていただきたく予算を計上させていただいております、開催日や会場につきましては実行委員会において決定してまいります。

◆神坂達成委員 これは3会場でやることは間違いないというお約束でございましょうか。

◎観光政策課長 3会場でできるように予算を計上させていただいて、議会におはかりしているところでございますので、その予定でございます。

◆神坂達成委員 逆に地域によっては、10周年記念事業なので1か所で盛大にやってほしいということで、要望書も出そうかなと計画をしている地域もあると聞いておりますが、この10周年ということに関して、花火大会をどう考えられているかお願いしたいと思います。

◎観光政策課長 10周年というのは今年度のことをおっしゃっているのかと思いますが、実は昨年3月11日の震災がございまして、各地で花火大会が中止をする中で、さいたま市は何とか、市長の意向もありまして、実施していこうではないか、これまでは3か所で実施していますけれども、なかなか協賛金も集まらない状況の中で、1か所で実施しようかという話も当初あったのでございますが、やはり地域の要望が非常に花火大会は多くて、3会場で実施してほしいという御意見が大変多かったものですから、今年度につきましても3会場で実施してきたところでございます。

今後につきましても、方向性としては3会場で開催していくつもりでございます。

◆神坂達成委員 これは具体的に開催すると決まる時期、もうそろそろ準備をしなければ間に合わないのかなと、警察等の規制等もあると思いますけれども、具体的な決定の時期等もわかれば教えていただきたいと思いますし、当然それを決定するためには場所の選定、確定もしなければならないと思いますが、この点についてお聞かせ願いたいと思います。

◎観光政策課長 新年度に入りまして4月に早速第1回目の花火大会の実行委員会が開催されます。そこで今年度の花火大会の開催日程、開催場所を決定していくところでございますが、その前段階として、各会場の運営委員会がございまして、その運営委員会をできるだけ今年度中に開催をしながらそれぞれの会場の予定地と開催日を選考していき、最終的には来年度の1回目の実行委員会で決定していくという流れでございます。

職員研修事業

◆神坂達成委員 次に移ります。

予算案の概要62ページ、(4)職員の公務能力を高め、働きやすい職場環境づくりを促進しますということで、12、職員研修事業についてお伺いいたします。

専門的な能力の向上について、複雑化、多様化、高度化する行政課題に対する専門的な能力の養成はどのようにするのか、お答え願いたいと思います。

◎人材育成課長 業務に直結します専門的な能力の養成につきましては、まず各職場における人材育成を基本としておりますけれども、その各職場で仕事を通じた指導ですとか、各職場での集合研修、また各職場から専門の機関への派遣研修といったことも含めて必要となる能力の向上に備えております。また、それを支えるために人材育成課研修としまして、課題別研修、例えば法律系の研修ですとか、民間のノウハウを勉強する研修など、また外部の研修専門機関への派遣研修、例えば自治大学校への派遣ですとか大学院への派遣といったものを総合的にあわせて専門的な能力の向上に努めているところでございます。

給与管理事業:給与の公表と給与カーブ

◆神坂達成委員 それでは最後の質問とさせていただきます。

予算案の概要72ページ、給与管理事業についてお伺いいたします。

先ほども職員の持ち家手当等も質疑をさせていただいて、重ね重ね大変に恐縮でございますが、今、市民に関心を持たれています市の職員の給与について、その公表方法についてお伺いするとともに、職員の給与は若いうちは安く、後半になって急激に増加すると言われていますが、本市におけるこれらの是正の取り組みなど、検討されているのかお伺いします。

◎給与課長 まず1点目の給与の公表についてでございますが、職員の給与につきましては市民の皆様の税金により賄われているということから、市民の皆様の納得と支持が得られるものでなければならないと考えております。そのため本市では、毎年12月号の市報において給与の公表を行っております。さらに毎年3月には市のホームページにも掲載しており、そこでさらに詳細に周知を図っているところでございます。

今後も適正な給与制度、給与水準を確保し、職員人件費の確実な執行管理を行っていくため、市民の皆様にとってわかりやすい給与の公表に努めてまいりたいと考えております。

それから2点目の給与カーブ、賃金カーブになるかと思いますが、基本的には若い人が低くて、年齢の高い者が給与が高いという構造にはなっておりますが、平成19年に給与構造改革等でフラット化を図っております。

◆神坂達成委員 そのフラット化を図っていただいたわけでございますが、さらなる是正ということでございます。

◎給与課長 現時点では特に検討しておりませんが、国ですとか他団体、あと民間等の状況等を踏まえて検討してまいりたいと考えております。

〔何事か言う人あり〕

◎観光政策課長 花火大会の件で、私先ほど今後もずっと3会場で開催していくようなニュアンスで答弁を申し上げてしまったのですが、現時点では地域の要望が多いので3会場で当面は開催していきたいという趣旨でございます。皆様の御意向を伺いながら、また今後も決定していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。