会議:平成26年12月保健福祉委員会 / 開催日:2014-12-05 / 役職:委員(保健福祉委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

指定管理者の指定(シルバー人材センターと社会福祉協議会)

◆神坂達成委員 それでは、よろしくお願いします。

まず、何点かあるのですけれども、今回、さいたま市シルバー人材センターに決まったということで、シルバー人材センターにも管理能力があったというのはうれしいことで、今回、多分、はじめてとったというように思うので、これからも職域拡大という意味ではどんどんやっていっていただきたいと個人的には思います。

他方で、今まで社会福祉協議会がこちらを管理しておりましたけれども、まず1点目は、なぜ今回社会福祉協議会が手をあげなかったのかということです。

それからもう1点は、ここで社会福祉協議会の職員の方々は何人働いていたのか。これ、指定管理者を外れたことによって、かえって職を失ってしまう可能性というのはないのか、この影響について教えていただければと思います。

◎福祉総務課長 順次お答えをしたいと思います。

まず、今回、さいたま市社会福祉協議会が手をあげてこなかった理由でございますが、これは、昨年の8月に、さいたま市社会福祉協議会の会長に清水市長が就任いたしました。この指定管理者の制度上、市長が代表者となる法人の場合には指定管理者の資格を持たないと、除外されているということがございまして、今回は応募がなかったということでございます。

それから、現在、社会福祉協議会のほうでこの指定管理に当たっております職員は、現在、この2施設でそれぞれ、常勤の職員1名を含めまして、その他、プラスでたしか非常勤の職員が2人、ですから2施設で6名の方々がこの業務についているという状況でございます。これらの方々につきましては、来年度以降、社会福祉協議会といたしましてそれぞれの別の業務につけるという前提など、当然、引き続き何らかの形で雇用を継続する方向で検討していると伺っております。

シルバー人材センターにつきましては、以前からこの手の管理能力はあるものと認識しているところでございます。具体的には、先ほど神坂委員からは、はじめての指定管理ではないかというようなことでのお話もいただきましたけれども、現在、さいたま市高齢者生きがい活動センターの方で指定管理業務をお願いしているというような状況でございますので、十分施設管理能力があると認識しておりますし、そのとおりの今回評価結果が出たということで考えております。

◆神坂達成委員 契約違反でさいたま市が訴えられる可能性は。

指定管理に伴う管理経費の削減と人件費への影響

◆神坂達成委員 それでは、少し全体的なことでお伺いしたいのですけれども、いただきました表に平成26年度と、また平成27年度での金額の記載が、比較がありますけれども、すべてかなりの金額が安くなっている。市としてはありがたいことなのかと思う反面、本当に官製ワーキングプアとは言いませんけれども、民間ですので、先ほど保健福祉局長も言われておりましたけれども、このしわ寄せが働く人たちに寄っていないのかどうか。多いところですと3億円くらい減っているところもあるのかと思いますけれども、これだけ確認をさせてください。

◎障害福祉課長 職員の配置の見直し、また多様な勤務形態の採用、勤務時間管理の徹底などによる人件費の削減、また光熱費や業務委託契約の見直しなどによる施設の管理経費削減の取り組みなどによりまして、法人の努力による管理経費の削減によるもので、またサービス提供の対価であります給付費等の収入の見込みについて上昇したため、削減になっております。

◆神坂達成委員 人件費については民間ですので、あまり踏み込めないとは思うのですけれども、人件費というものは確保されているのでしょうか。

◎障害福祉課長 それについては特に問題はございません。

障害者虐待防止法に基づく通報義務(春光園の事件)

◆神坂達成委員 平成24年10月でしたか、障害者虐待防止法が施行されて、こういったものを発見をした場合は、通報しなければいけないというような法律が施行されておりますけれども、今回、先ほど私、刑事事件になっているのでしょうかと聞きましたけれども、この障害者虐待防止法からいうと通報しなければいけない義務が生じているわけですけれども、これについてどうなっているのか、関連があったものですから教えていただければと思うのですけれども。

◎障害福祉課長 障害者虐待防止法にきちんとしたその通報の義務というのがあるのですが、事件が起きてから約2週間くらいおくれて市に対して報告がございました。

また、これも9月定例会では、御報告はさせていただいているところではございますが、その報告も保護者からこちらに連絡があったという、本来考えられない事態だったのですが、おくれてではありますが、報告は受けております。

◆神坂達成委員 報告ではなく、通報の義務があるわけです。本来ではどこかで警察に通報することは義務として課せられていると思うのですけれども、それをしなかったことに少し問題があるのかと思いました。

◎障害福祉課長 その連絡が行ったときに、御家族には、こちらの知り得た情報ですので、こちら側としては報告するべきものということではないのですけれども、御家族の方に警察へ通報しますかということは申し上げましたが、それは今のところ考えていないということでお話を伺っております。

◎障害福祉課長 大変失礼いたしました。

障害者虐待防止法には、通報義務はございます。ただ、今回の事件につきましては、保護者から通報というか、こちらに連絡があって発覚した事案でございます。

◎障害福祉課長 通報義務につきましては、市民並びに事業者及び関係者は、虐待を受けたと思われる障害者を発見した場合につきましては、速やかに通報しなければならないとなっております。

◆神坂達成委員 であると、本来は施設長から市に報告し、御家族にも謝罪をするのと同時に、警察にも施設長とか、理事長から通報しなければいけない義務があったのではないか、これを怠ったのではないかという話です。この法律に対する義務を履行しなかったという話ですけれども。

◎障害福祉課長 今、委員おっしゃられるように、本来であれば、保護者からの報告ではなく、いわゆる施設からの通報があってしかるべきであったと思います。

◎障害福祉課長 先ほど申し上げました虐待防止に関してでございますが、虐待をした職員等に対しての処罰というのは、特には規定がございません。それを起こした事業所等に対しまして、いわゆる総合支援法の中に、そういった規則はございますが、職員に対しての罰則等については、特に規定は設けてございません。

◎障害福祉課長 障害者虐待防止法第16条に、障害者福祉施設従事者等による障害者が虐待を受けたと思われる障害者を発見した者は、速やかにこれを市町村に通報しなければならないという規定がございます。

通報を受けた措置といたしましては、障害者虐待防止及び当該障害者の保護及び自立の支援を図るために障害者総合支援法、その他の関係法律の規定による権限で、適切に行使するものとすると規定がございます。

◆神坂達成委員 そうしますと、義務として市町村とか、都道府県は、使用者の場合は労働局にも届けなければいけないというような規定になっているかと思いますけれども、この辺は行われたのかどうか教えていただきたい。

先ほど都道府県監督権限の適切な行使ということで、措置等の公表というようなこともあったのかと思いますけれども、これについてどうなっているのか。

それから、市町村の障害者虐待防止センター、都道府県の障害者権利擁護センター、こういったところに通報の義務も当然出てくると思うのですけれども、こちらの対応も少し議案と違ってしまうのかと思いますけれども、教えていただければと思います。

◎障害福祉課長 使用者の取り扱いでございますが、今回起きたものについては、施設内でのものですので、特にそちらへの報告はしてございません。

また、権利擁護センターのほうについては、今回そういった虐待や何か相談、対応が著しく困難な場合だというものについては関係機関としては相談がありますが、今回の事案については、特に障害者権利擁護センター等には報告は受けておりません。

◆神坂達成委員 というか、これは義務として市町村があるのではなかったですか。権利擁護センターに通報しなければいけないというような、この機能を果たさせるのだと。

◎障害福祉課長 権利擁護センターに対しての報告義務があるのではないかという御質問でよろしいでしょうか。特にそれは規定がございません。

◆神坂達成委員 わかりました。これの立ち入り調査というのは、市としてはされたのですよね。先ほどおっしゃっていましたものね。

◎障害福祉課長 社会福祉事業団の方から正式なこういった報告を受けた後、事件が起きました春光園に対しまして、立ち入り調査ということで職員全員の面接を行っております。

◆神坂達成委員 わかりました。そうすると社会福祉事業団から市町村に対して通報がなかったということが一番問題なのかということがよくわかりました。