会議:平成29年9月まちづくり委員会 / 開催日:2017-09-19 / 役職:委員(まちづくり委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
備蓄啓発用飲料水「さいたまの水」の原価・生産体制・販売体制
◆神坂達成委員 どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、通告に従い、順次質問をさせていただきたいと思いますけれども、限られた時間になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、私は3.11、東日本大震災の翌月、市議会議員として初当選をさせていただきました。未曽有の大災害を目の当たりにした私は、人の命を守る防災・減災への取り組みを議員としてライフワークの一つにしていこうと決意をいたしました。以来、防災に関して機会あるごとにさまざまな角度から質問、また提言をしてまいりました。
そこで本日は、本委員会が所管する水道局へ災害時に最も大切な、しかも命を守り、そして命をつなぐ水の備蓄啓発について伺いたいと思います。
そこで、まずは備蓄啓発用飲料水、さいたまの水の原価、生産体制、販売体制についてお聞かせいただきたいと思います。
◎業務部長 神坂達成委員の御質問の2、備蓄啓発用飲料水「さいたまの水」について、(1)原価、生産体制、販売体制についてお答えいたします。
さいたま市では御家庭などで飲料水の備蓄の啓発を促進するために、平成18年5月からさいたまの水の販売を始めました。
その後、頻発する大規模災害などへの備えといたしまして、飲料水の備蓄の重要性がますます高まってきましたことから、平成21年9月からより備蓄しやすくなるように、ペットボトルからアルミボトル缶にすることによって、保存期間をこれまでの2年から5年にリニューアルを行ったところでございます。
まず、御質問の原価につきましては、平成28年度1本当たり税込み91円54銭でございます。
生産体制につきましては、豊富で良質な地下水であります浦和水脈からくみ上げ、その後熱処理を加えまして年間3万6,000本を製造しているところでございます。
販売体制といたしましては、水道局の窓口3カ所でケースの販売を実施しているほか、限られておりますが、自動販売機による販売も行っております。
原価割れと静岡での製造に伴う物流コスト
◆神坂達成委員 そうしますと、今ケースで1ケース買うと1本当たり83円という中で、まず原価が91円54銭ということでしたけれども、原価割れをして売っている状況であると思います。この要因の一つに、以前お聞きしましたら、浦和でくみ上げた水をそのまま静岡に持っていって、静岡から熱処理をして詰めて、またさいたま市に持ってくると。こういった物流コストが非常にかかっているのではないかと思いますけれども、この辺についてもう1回教えてもらってもいいですか。
◎業務部長 神坂委員の再質問にお答えいたします。
静岡に運ぶ理由といたしましては、先ほども御答弁させていただいたのですが、ペットボトルからアルミボトルに変えて、保存期間をどうしても5年にしたかったということで、そのアルミボトル缶を製造しているところがこの辺の一番近いところでそこの静岡でしかできないというところで少しコストが上がっているところでございます。
ペットボトル化と備蓄期間の延長
◆神坂達成委員 わかりました。例えば、今備蓄用の飲料水等は一般にアルミ缶ではなくてペットボトルで売られているケースが多いと思いますので、ペットボトルでやれば技術的には近くでできるのではないか。また、ペットボトルにしたほうが軽いですし、原価も当然アルミ缶より安いと思います。そういった変更をしていくことによって、さらに市民に備蓄しやすい形の啓発水ができるのではないかと思うのが1点です。もう一つは、先ほど2年から5年にしたとおっしゃいました。今、長い備蓄水だと15年が最長であるような形だと思いますけれども、こういったことで期間を延ばすことによって、さらに市民に備蓄しやすくできるのではないかと思いますけれども、これについても教えてもらえますか。
◎業務部長 再質問にお答えいたします。
まず、1点目のペットボトルに戻してはいかがかということでございますけれども、最近の技術の向上によって、5年くらいもつペットボトルを販売しているようなお話も伺っております。今後研究して、よい方法を選んでまいりたいと考えております。
それから、もう一つの15年という御提案がありましたけれども、15年もつということを今初めて伺いましたので、もしそういうものがあるとすれば、今後研究を進めて、より市民の皆様に啓発になるように改良を進めてまいりたいと考えております。
水道局のCSRとしての備蓄支援
◆神坂達成委員 少しでもこの備蓄用の啓発水を安くする。なぜ安くするのか。それは市民が備蓄しやすくするためでございます。例えば、自治会等は資機材についてはさいたま市から補助が出ます。しかしながら、アルファ米だとか水を購入する場合は、この備蓄補助の対象になりません。こういったことを対象にならないものについて、水道局で少しでも社会貢献をしていく。CSRの一環として少しでも安くしていこう、少しでも長く備蓄できるようにしていこうということができれば、市民は大変に喜ぶのではないかと私は考えました。
例えば、さいたま市で直下型の地震が起きたときに、109カ所でしたか、学校等いろいろなところで水が確保できるような形になっております。しかしながら、さいたま市の人口が約130万人いる中で、人口密集地域で停電が起きれば、マンションの最上階等に住んでいる人は水が使えません。結局は自分でくみに行かなければいけない。それで、その給水場、学校等に行けば人口当たりにすると1万数千人、多いところだと2万人以上がその給水場に殺到するような形になります。そうすると、もう半日や1日並ばないと水がもらえない。災害時に1人1日3リットルの水が必要と言われておりまして、これをどう確保するかというのは当然防災課も関連しますから、きょうは水道局だけなのでそこまではできませんけれども、大きなお金を払って備蓄倉庫を建てて、そこに備蓄するよりも各家庭でこの水を備蓄していただき、各御家庭を備蓄庫として活用していくといった取り組みが非常に重要ではないかと思えています。これから単身高齢者がふえていく中で、そういった御家庭にも備蓄しやすくする水道局としてのCSRの取り組みというのが今求められていると思いますけれども、御見解をお聞かせください。
◎業務部長 神坂委員の再質問にお答えいたします。
CSR等の一環としましては、水道教室とか、そういった機会に備蓄の重要性を啓発しているところでございますけれども、具体的に、では高齢者に対して水を確保してくださいと、こちらのほうでお配りしますよというのは、今のところまだ検討段階に入っていないところでございます。もし、災害が起きたとき、お水が上まで運べないというような状況があれば、もちろん職員なり、あるいは委託の協定を結んでいる人たちにその場で持っていっていただけるとは確信しておりますけれども、水道局としてもとにかく軽量化を図ったり、何がしかの措置を今後検討してまいりたいと考えております。
配送料(ゆうパック着払い)の高さ
◆神坂達成委員 ありがとうございます。
では、もう一つ、備蓄をしやすくするための取り組みとして、お宅まで配送することが重要かなと思います。さいたま市のペットボトル24本入りを買うと、24本入りで1,992円。ゆうパックを使って送っていただくと、さいたま市は1,130円もの値段を取っているのです。まずこの送料が高過ぎるのではないかと思います。私は、自宅でよく水を買うのですけれども、それは500ミリリットルのペットボトルが48本入って送られてきますけれども、送料込みで1,500円しないのです。そういったことから考えると、この送料が相当高くて、市民の人が備蓄するためにかなり買いづらくなっているのではないかと思いますけれども、この点について御見解をお聞かせください。
◎業務部長 確かにゆうパックでは24本1ケースで1,130円を着払いで御負担いただいているところでございます。確かにいろいろな都市を調べたところ、送料込みで販売しているところとか、もう少し安くやっているところとか、いろいろな都市がございますので、今後送料につきましては、各都市でどのように行っているのかを研究しまして、少しでも安く配れるような方法で検討してまいりたいと考えております。
◆神坂達成委員 ぜひとも御検討くださるよう、お願いしたいと思います。また水道局に限らず、防災と総務等ともぜひとも御検討いただきたい。例えば、民業圧迫にならないようにしなければいけませんし、独占禁止法にかからないようにもしなければいけませんけれども、ここで啓発水と言っておりますが、市民がこの備蓄用の水を購入すると補助金が出るとか、とにかく各世帯の方々が、1人3リットル、4人家族であったら1日12リットル必要なわけですから、こういったものを自分の命を守るために確保できるような取り組み、後押しをぜひとも水道局にお願いしたいということを申し上げて私の議案外質問とさせていただきます。
市道L‐717号線の歩道整備
◆神坂達成委員 それでは、よろしくお願いします。
まず、通告しましたL‐717号線、いわゆる宮本から中野田代山へ抜ける道でございます。この道は歩道が片側しかありません。ここは、浦和区に通う子、浦和東に通う子、大宮東に通う子と、さまざまな高校生が毎日、何百人と通っているわけですけれども、過日も浦和区のPTAの方から大変に暗くて危険であるというような御要望をいただいております。
そもそもこのL‐717号線は、何で歩道が片側にしかないのでしょうか。
◎土木部長 神坂委員の御質問の3、L‐717号線について、(1)歩道整備についてお答えいたします。
緑区内の市道L‐717号線につきましては、見沼代用水西縁から一般県道さいたま鳩ケ谷線までの見沼田圃内を通る延長約1.6キロメートルの路線でございまして、交通量を考慮しまして、片側歩道の路線として整備し、平成3年に開通したものでございます。なぜ両側に歩道がついていないかということでございますけれども、当該路線の利用状況につきましては、平成27年の道路交通センサスに合わせて実施いたしました調査におきまして、自動車の交通量が24時間で1万852台、自転車の交通量が昼間12時間でございますけれども、975台と非常に多くなっております。しかしながら、歩行者の通行量は、昼間12時間で21人と非常に少ない状況になっております。
また、歩道の整備につきましては、バリアフリー重点路線地区など、歩行者の通行量が多いところで歩道が整備されていない区間を優先して整備を進めているところでございます。このように現在の利用状況等を踏まえまして、本路線におきましては、道路拡幅し、歩道を新たに設ける路線としての位置づけていないのが現状でございます。
自転車歩行者道の対面通行と自転車通行環境の整備
◆神坂達成委員 利用者が少ないので設けていないという中で、歩道は自転車歩行者道という形になっていると思いますけれども、ここで自転車が現実には両側通行で、この自歩道において対面通行していると。平成23年の警察庁の通達によりますと、この自歩道での対面通行はたしか3メートル以上の幅員がなければできないのではないかと思います。これは、警察との許認可の問題もありますけれども、本来であれば自転車レーンをしっかりと敷いて、安全対策を進めていくという形が重要なのかと思うのですけれども、御見解を聞かせていただきたいと思います。
◎土木部長 神坂委員の自転車の安全対策につきまして、お答えいたします。
委員御質問のL‐717号線の歩道につきましては、委員がおっしゃいますように道路交通法の指定を受けまして、自転車の歩道内通行が可能となっておりまして、自転車は歩行者を優先としつつ双方向に通行することができるとなっております。現在、歩道の幅員は、歩車道境界ブロックを入れまして、約2.5メートルとなっております。
確かに今の基準におきましては、3メートル以上の歩道がないと自転車歩行者道をかける要件にはなっておりませんけれども、当時の基準ですと2メートル以上では自転車歩行者道がかけられたということで、現在に至っているというような状況でございます。
◆神坂達成委員 そうしますと、平成23年の通達では改善の命令が出ていると思うのです。自転車と歩道の分離ということで、幅員3メートル未満の歩道における自歩可の交通規制は歩行者の通行量が極めて少ないような場合、車道の交通量が多く、自転車が車道を通行すると危険な場合を除き見直すことになっているかと思うのですけれども、この道路は見直しをされないという形なのでしょうか。
◎土木部長 道路の形状を見直すということではなく、自転車の通行環境を向上していく方策を考えてまいります。
◆神坂達成委員 そうしますと、その対面通行する歩道の中で、自転車の通行がスムーズにできるように見直すということでしょうか。
◎土木部長 さいたま市におきましては、安全で快適な自転車通行環境を整備するため、さいたま市自転車ネットワーク整備計画を策定いたしまして、平成35年度までに約200キロメートルの自転車通行環境の整備を目標としているところでございます。当該路線につきましては、自転車ネットワーク整備計画の整備路線に位置づけられておりますことから、基本的に自転車は車両であるという原則に従いまして、車道の左側通行を基本とした自転車通行環境の整備を早期に行ってまいりたいと考えております。
歩道側の照明設置
◆神坂達成委員 わかりました。
では、自転車整備道の整備をしていただけるということが了解できましたので、了とさせていただきたいと思います。
もう1点、照明についてですが、先ほども言いましたように学校等から、非常に暗いので危ないからということで、くらし応援室にお願いして、交差点等のところにはLEDをつけていただいたりしているのですけれども、この路線は大変に暗い。農家の方もいらっしゃるので、そういった影響もあるのかと思いますけれども、照明の設置ができるのかということをお伺いしたいと思います。
◎土木部長 神坂委員の御質問にお答えいたします。
委員がおっしゃいますように市道当該路線につきましては、街路灯が車道側は照らしておりますけれども、歩道側には街路灯がない状況でございます。その経緯としましては、当該路線が見沼田圃の区域に位置しておりますことから、沿線の多くは畑や田んぼとして利用されております。このことから、道路を整備した当時、沿線農作物への影響を避けるため、歩道側の街路灯を設置せず、車道側のみの整備としたものでございます。
しかしながら、やはり自転車で通行する高校生が多い路線でもございますので、歩道側へ街路灯を設置することにつきましては、整備の経緯から全線への設置はなかなか難しいと考えておりますけれども、農業環境への影響を考慮しながら、接続する市道の交差点部など局所的となりますが街路灯の設置が可能かどうか、また歩車道境界ブロックへの視線誘導標などの設置など自転車が安全に通行できるよう、夜間の視認性の向上に努め、検討してまいりたいと思っております。
◆神坂達成委員 ぜひとも御検討をよろしくお願いしたいと思います。
県立養護学校バス停のシェルター設置
◆神坂達成委員 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
私からは、1、バス停について、(1)国道463号、県立養護学校バス停のシェルター設置についてお伺いします。
今回質問させていただきます前提として、市民からこのようなメールが寄せられました。
「おはようございます。旧463を通ったときに、むつみの里の生徒さんでしょうか。七、八名の方がバス停でバス待ちをしているのを見かけました。炎天下で、しかもたくさんの車が通り過ぎる横で、バス待ちもつらいだろうと感じました。松木のあたりのバス停には雨をよけられるバス停が設置されていますが、ああいったものを設置すれば、少しは日差しや雨を避けることができます。国際興業が設置するのですよね。何かしらの働きかけはできないでしょうか。」と、このような御要望のメールをいただきました。
本来、バスシェルターは、民間事業者が利用者のために設置していくべきものということは理解しております。
しかしながら、利用者が少ない、歩道の幅員が狭いなど、さまざまな困難がある中で、多くの障害者が利用されている場合、やはり行政の努力、働きかけが重要だと感じています。
ユニバーサルデザイン、またバリアフリーの観点からもノーマライゼーションの見地からも設置を働きかけていくべきだと考えますけれども、御見解をお聞かせください。
◎都市計画部長 バス停のシェルター設置ですが、これにつきましては、現在まちづくり事業の中で駅前広場等を整備する際に、市が設置をしている場合もありますが、原則として、民間路線バス事業者が行うものとなっており、市の補助制度としてさいたま市バス利用促進事業補助金が活用できるようになっております。
今回いただいた御要望ですが、改めて民間の路線バス事業者に対して、働きかけを行っていきたいと考えております。
大門坂下公園バス停における安全確保
◆神坂達成委員 このバス停は、大崎むつみの里の障害者の子供たちが利用されていると思います。
また、近くに県立の養護学校もございますけれども、私もこの前、何度か通るのですけれども、養護学校の生徒たちが、ずっと雨の日も傘も差さないで、ずっと縁石に座っているのです。多分そういったものを見られて市民から御連絡を来られたのだと思いますけれども、やはりそういったものは、しっかりと市で推進していく取り組みが、ぜひ重要であろうかと思います。ぜひともむつみの里、それから県立養護学校の職員等にも働きかけていただいて、現状を確認していただいて、ぜひとも設置の推進をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、続きまして、2番目に移ります。
大門坂下公園バス停における安全確保についてお伺いさせていただきます。
この大門坂下公園のバス停ですけれども、利用者のバス待ちが大変危険であると地域住民より声が寄せられております。
バス停は大門坂下公園の脇にありまして、朝夕の道路混雑時には人が立っている目の前を車やバス、そして自転車がかすめ通っていく状況が続いております。小さな子供と一緒にバス待ちをしていると、子供が飛び出してしまうとそのまま交通事故になるといった危険性があるとの声が寄せられております。
私も現地を確認しますと、バスがひっきりなしに通り、また自動車がいつも渋滞をしているような状況でした。そこで、すぐ真後ろには公園があり、この公園を少しセットバックすれば、ここでバス待ちができれば大変に安全にできるということで、市にも要望させていただきましたけれども、この進捗状況についてお聞かせいただきたいと思います。
◎都市計画部長 この公園の東側道路ですが、JR東川口駅北口からJR浦和駅東口に至るバス路線になっておりまして、大門坂下公園停留所が設置されております。
この道路ですが、交通量が多く、歩道が整備されていないことから、バスを御利用なされる方が路側帯でバスを待っている状況だということは認識しております。こうした中で、バス利用者の安全性を確保することに加えまして、公園利用者の観点から公園に出入り口を設置することといたしました。
設置に当たりましては、公園と道路との地盤高の違い、それから公園利用者の飛び出しなどに注意しながら設計作業を進めておりまして、年内に工事を発注し、年度内には供用ができるよう事業を進めてまいりたいと考えております。
◆神坂達成委員 そうしますと、セットバックではなくて通路を通して公園で待つという形でよろいのですね。わかりました。


