会議:平成30年9月決算特別委員会 / 開催日:2018-10-02 / 役職:委員(決算特別委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

文化施設のキャッシュレス化

◆神坂達成委員 皆様、こんにちは。公明党さいたま市議団の神坂でございます。

この後、まだ先輩方の登壇が控えておりますので、私からは順次質疑をさせていただきたいと思います。

まず第1点目、これはスポーツ文化局と、あと教育委員会にも若干係るので、2つあわせてお伺いしたいと思います。

まず、さいたま市では、東日本の対流拠点であるということ、また2020年の東京オリンピックに向けてインバウンドの獲得ということでさまざまな施策が進められております。またそこにおもてなしとかといった方向でさまざまな取り組みが進められておりますけれども、一方で、日本で現金しか使えないことに大変に不満を持っている外国人観光客は経済産業省の調べによりますと約4割いるとされております。

そこで、この教育委員会、またスポーツ文化局が所管します、例えば大宮盆栽美術館、それから今後オープン予定の岩槻人形博物館、それと宇宙劇場、うらわ美術館といったところはキャッシュレスで入場できるのかどうかお伺いしたいと思います。

◎大宮盆栽美術館副館長 大宮盆栽美術館の対応でございますが、現在、美術館の観覧料のキャッシュレス化に向けまして、電子チケットサービスといったものの導入の検討・準備を進めているところでございます。この電子チケットサービスというのは、利用者がスマートフォンを使いまして、あらかじめそのサービス提供会社から電子チケットを購入する。そして、来館時に受付でスマートフォンを提示して購入したというのを受付で示すというような仕組みになっておりまして、いわばスマートフォンを使った電子的な前売りチケットサービスといったようなものでございます。現在、準備を進めているところでございます。

◎岩槻人形博物館開設準備室長 現在、整備中の岩槻人形博物館につきましては、平成32年2月のオープンに向け、クレジットカード、電子マネーによる決済の導入を検討しているところでございます。具体的には博物館の入館料やミュージアムショップで販売するグッズなどについてキャッシュレス化を図ってまいりたいと考えております。博物館オープンとなる平成32年には東京オリンピック2020大会の開催を契機としたインバウンドが見込まれることからも、カード払いのキャッシュレス化への取り組みについてはその必要性も十分認識しているところでございます。

◎うらわ美術館副館長 現在のところ、うらわ美術館ではキャッシュレス化しておりませんが、今後キャッシュレス化を進めている他施設もございますので、今後はそちらの動向を見きわめまして、調査研究してまいりたいと考えております。

◎青少年宇宙科学館長 宇宙劇場につきましても現在キャッシュレス化は行っておりません。ただ、今後についてはさまざまな状況を踏まえて調査研究してまいりたいと思っております。

◆神坂達成委員 経済産業省がまとめました資料によりますと、2020年に日本でインバウンドが約4,000万人来るとなったときに、このカードが使えない、またQRコード等で支払いができないことによる損失は日本では約1.2兆円だと試算されております。さいたま市にこれを単純に割り込むわけにはいきませんけれども、人口で割った場合に1%がさいたま市にいると考えたときに、しっかりとしたキャッシュレスのインフラを進めないと120億円の損失になる可能性があります。こういったものは行政等が率先して進めていくことに意義があるのではないかと思います。まだ今後検討するということでございます。本日は決算特別委員会ですので、ぜひとも進めていただきたいと思います。

また、これも要望になってしまうかもしれませんけれども、先ほどあった宇宙劇場、盆栽美術館などは確かに昼間に見に行く人もいっぱいいると思いますけれども、観光客にとってはナイトライフも非常に大切だと思うのです。夜の時間をどう過ごすのか。例えばプラネタリウムがあれば、昼間は小学生たちが行きますけれども、夜はカップルが来たり、そういったインバウンドの人たちが来る可能性がたくさんあります。たしかソラマチでは、スカイツリーのところに新しくプラネタリウムができて大変ににぎわって、開設早々にもう5万人ぐらいを突破していると。外国人もたくさん来ているというのを聞いておりますので、このおもてなし、また対流拠点であるさいたま市等でぜひとも時間を有効に使う。夜も使えるのだということを今後十分御検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

さいたま国際マラソン開催事業(市の負担金)

それでは、次に移りたいと思います。

行政報告書の101ページのさいたま国際マラソン開催事業についてお伺いしたいと思います。

まず、このさいたま国際マラソンのさいたま市によります自治体の負担金は2億6,000万円という形で出ておりますけれども、総事業費は幾らでしょうか、教えてください。

◎スポーツイベント課長 決算額といたしまして7億577万円という形になっております。

◆神坂達成委員 7億円として、さいたま市の自治体負担金の負担率は何%になりますか、教えてください。

◎スポーツイベント課長 約40%になると思います。

◆神坂達成委員 いわゆる総事業費の4割を市が負担しているという今御答弁がございました。さいたま市では他都市の動向を注視しながらというような答弁がよくあると思いますけれども、私も他都市の動向をよく注視させていただきたいと思います。例えば横浜市、名古屋市、京都市、大阪市など、15都市ぐらいでこのマラソンが行われていると思いますけれども、それぞれの自治体の負担金と負担率を教えてください。

◎スポーツイベント課長 それぞれの自治体の負担金につきましては、数がかなりございますので、この近辺、今横浜国際マラソンというお話がございましたが、そちらの昨年の大会に関しましては7,698万8,000円ということで伺っております。東京マラソンは2億円という形で伺っております。

◆神坂達成委員 負担率はどうですか。

◎スポーツイベント課長 負担率のほうは大会運営費にいたしまして、済みません、今割り返しをしますので、少しお時間をいただければと思います。

◆神坂達成委員 では結構ですよ、大体わかりますから。さいたま市が40%という御答弁がありましたけれども、横浜市では8.7%しか負担していません。名古屋市では4.8%、京都市では17.6%、大阪市では7.2%、神戸市では12.5%と、さいたま市だけ突出してこの負担金が高い。これについてどのように考えているのか教えていただきたいと思います。

◎スポーツイベント課長 負担金が高い状況につきましては、当初フルマラソンを開催するというところで、さいたま市でそちらのほうを受けたときの状況をそのままとしていることに基づくものと考えております。

◆神坂達成委員 他都市等では大きいスポンサーが来て、いわゆるスポンサー料とかがふえると、自治体の負担金というのは減るのでしょうけれども、さいたま市の場合はどんなにスポンサーが多く来ても負担金が全然減らないという仕組みがこれまでも明らかになっていると思います。私は、第1回から、別にマラソン自体に反対ではないのですけれども、ただ、この総事業費の4割という負担金は余りにも多過ぎるのではないか。これを削減してほしいということではずっと要望しております。現在は2億6,000万円と、1,000万円ずつとか下げていただいたのは承知してございますが、それでもかなりものです。しかしながら、他都市全体の状況を注視すると、まだまだ契約そのものから変えていかなければいけないと考えていますけれども、平成29年度にそういった取り組みはあったのか、なかったのか。また、交渉はどうだったのか教えていただきたいと思います。

◎スポーツイベント課長 市の負担金のあり方を変更するためには、主催5者の大会の関与の方法や組織体制自体の見直しが必要になるものと考えております。その点につきまして、平成29年度の開催における調整というものをそこの段階で変更したいというような形の検討は行ってはおりません。

美術館管理運営事業(うらわ美術館の観覧料)

◆神坂達成委員 わかりました。この点については後で、別の形で取り上げさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

では、次に、教育委員会のほうに移りたいと思います。

まず、456ページ、美術館管理運営事業です。市立うらわ美術館の入場料は幾らでしょうか、教えてください。

◎うらわ美術館副館長 観覧料の設定につきましては、さいたま市うらわ美術館条例により上限を定めております。また、その上限につきましては、例えば展覧会ごとにかかります開催業務、ディスプレイ業務の委託費、それからポスター、チラシなどにかかる印刷製本費の経費等により段階を定めているところでございまして、大体610円が多く設定されているところでございます。

◆神坂達成委員 今、大体610円という御答弁があったと思いますけれども、入館料は幾らですかという質疑です。あわせて、一番高いときは幾らか、また一番安いときは幾らか教えてください。

◎うらわ美術館副館長 今の御質疑なのですけれども、金額の上限ということでよろしいでしょうか。例えば3,000万円以上の経費がかかりますと1,540円、2,000万円以上3,000万円未満だと1,020円、1,000万円から2,000万円未満だと820円、500万円以上1,000万円未満ですと600円、それから300万円以上500万円未満ですと510円、100万円以上300万円未満ですと400円、それ以下でございますと、100万円未満ですと今度200円という形で段階別に設定されております。

◆神坂達成委員 そうしますと、展示の内容によって毎回入場料が変わる。展示期間が変わると入場料が変わるといった理解でよろしいでしょうか。大体展示というのはどれぐらい続いているのかもあわせて教えてください。

◎うらわ美術館副館長 委員のおっしゃるとおりでございます。展覧会ごとによって設定は変わる形になります。現在、年に3回大きな展覧会を開いてございます。春、夏、それから冬の企画展になります。こちらの経費によって設定金額が変わりますが、ここのところずっと経費自体、先ほど申し上げました1,000万円未満の610円で設定されているという形になります。

◆神坂達成委員 そうしますと、さいたま市ではインバウンドの取り込み等を含めて回遊性を高めていきたいという中で取り組みが進められておりますけれども、今回行った人は610円だったと。次行った人は1,500円だったということで、行くまでわからないと。また市民にとっては今回の展示は3,000万円以上だったから幾らなのだというようになってしまって、なかなかわかりづらいと思うのです。ふらっと美術館に行こうと思って、この前行ったときと値段が違うと。市民にとってはこの前610円で入れたのに、きょうは1,500円かと。これでは少しわかりづらいと思いませんか。

◎うらわ美術館副館長 確かに設定金額が違ってきますけれども、こちらにつきましてはチラシ、それからホームページなどによりまして早い段階から周知させていただいているところでございます。

◆神坂達成委員 現実にはこういった値段設定というのは非常にわかりづらくて、私もそんなに美術館に行くわけではないですけれども、例えば入館料は幾らですよ、特別展示を見る場合は幾らですよと別々になっているほうが多いと私自身は認識しているのです。常設展示を見るのは幾らだと、特別展示は幾らだといった考え方は導入されないのか。スペース的な問題があるのかもしれませんけれども、教えてください。

◎うらわ美術館副館長 委員のおっしゃるとおり、まずうらわ美術館でございますが、常設展示室がございませんので、常設展示をすることがございません。ですので、先ほど申しました年3回の企画展、それから先ほどの金額設定の中で、小規模な作品については無料という形になっているのですけれども、コレクション展という形で年1回、無料で常設展示を見る機会がございますが、通常は企画展ということで特別展のような形でやっておりますので、無料で見る常設展示を常にやっているとういうことではございません。

健康教育指導事業(学校における食育の推進)

◆神坂達成委員 もうこれ以上は聞きませんけれども、やはり市民にとってはわかりやすいとか、いつ来ても安心感があるとか、ふらっと美術館に行ける、こういった考え方も必要なのではないかなと思います。美術館については、以前、帆足委員も聞いておりましたけれども、美術館をつくりなさいと、そのスペースをつくりなさいというお話になってしまうかもしれませんけれども、私は御検討いただければと思います。

次に移らせていただきます。

続きまして、459ページです。健康教育指導事業の3番の学校における食育の推進。学校における食育を推進していただいているかと思います。説明文も書いてありますけれども、具体的にどういう取り組みでしょうか、教えてください。

◎健康教育課長 学校における食育の推進ということで、こちらに掲げさせていただいたのは、県内地場産物の活用を推進するとともに、地元シェフによる学校給食や学校教育ファームということで掲載させていただきました。このうち地元シェフにつきましては、地元で活躍されているシェフの方に地場産物を活用した給食の献立を考案していただきまして、実際に学校で調理をしていただいて、給食ができた際には、これは全ての学校というわけではないのですが、子供たちと一緒に食べて、子供との交流も図っていただくということで児童生徒の食への関心を高めることを目的としております。

また、学校教育ファームにつきましては、各学校の校舎敷地内であるとか、あるいは外に設けている場合もあるのですけれども、実際に植物を育てて、収穫すると。そういった農作業の体験を通して、やはりこれも食ですとか、そういったことへのありがたみを育むといった事業を展開しているところでございます。

◆神坂達成委員 それを育むのと、フランス料理のシェフと余り私はつながらないのですけれども、少し違うのではないかなと思うのですけれども、どうですか。

◎健康教育課長 地元シェフの方のお話かと思います。昨年度は8名の地元シェフの方に御協力いただいて、確かにフランス料理の専門の方が4人と多くを占めているところでございます。ただ、ふだんとは一味違った給食、例えば市内産のニンジンを活用して、魚のムースの挟み焼き、キャロットソースがけといったような、フランスの感じがする、そういうシェフの得意な一味違う給食を経験してもらうということで、子供たちは、当然ですが非常においしいという感想から苦手な野菜が食べられたとか、あるいはシェフという仕事に関心を持ったというような感想も寄せられているところでございます。

◆神坂達成委員 別に私はシェフでフランス料理を出すのが悪いと言っているわけではなくて、それであればもっと違う方法もあるのではないかと思っております。例えばさいたま市で言うと、さいたま市の地元飯とか、ご当地グルメといったものを給食で出すことによってさいたま市に愛着を持っていただくといった取り組みのほうが私は重要なのではないかと思っています。

例えばさいたま市であればウナギ発祥の地だと。さいたま市の政策としてこれを進めておりますね。子供の給食に例えば年1回ウナギを出してはどうかと。実際にはそんなばかなと思うかもしれませんけれども、例えば同じ政令指定都市であります名古屋市では地元飯で食育というものを進めております。子供の給食費とは別に市が1億円を出して、ウナギのひつまぶし、それからういろう等を出して子供たちに食べさせる。地域への愛着を持ってもらう取り組みを進める。フランス料理を食べさせるよりも、さいたま市として進めている地元のウナギというものを子供たちに学んでもらう、そういった機会にすることも大きな意義があるのではないかなと。私もウナギはなかなか高くて食べられませんけれども、年にほんの1回でもそういったことを進めることによって子供の地元意識というのは大きくなるのではないかなと感じていますけれども、もう一度御見解をお聞かせいただければと思います。

◎健康教育課長 委員から御提案の地元のいわゆるご当地メニューというか、そういったものを学校給食で提供することは児童生徒の地元への愛着を高めるということで、貴重な御提言かと思います。

ウナギという今お話も出ましたが、非常に高価なものですので、あとは浦和の多くの店舗の方が品質的にある程度納得できるものをどういった形で出せるかどうかというのはいろいろ研究が必要かと思うのですが、貴重な御提言として研究してまいりたいと考えております。

学校の防災対策事業(竜巻対策・防災頭巾・避難訓練)

◆神坂達成委員 ウナギだけではなくて、さいたま市はスパゲッティ、パスタの消費が日本一でしたか。こういったものでさいたま市はパスタの消費が日本一なのだよと意義づけることでもいいと思うのです。食育、また地元愛を高めるという意味でそういった施策が必要かなと思いましたので、取り上げさせていただきました。

次に移りたいと思います。

また健康教育課になるかと思いますけれども、学校の防災対策事業についてお聞きしたいと思います。

過日、大変な大きな台風が直撃して、強風が押し寄せたわけでございますけれども、例えばさいたま市で竜巻が小学校で発生したと。窓ガラス等に近所から屋根が飛んできた等ということも十分想定されると思います。また、台風になれば大体早く帰ると思いますけれども、それにより竜巻が発生した場合に、学校の窓ガラスはどのようになっているのか教えていただきたいと思います。

◎学校施設課長 現状ではいわゆる竜巻対策と言えるようなフィルムを張ってあるとか、そういった動きはございません。ただ、昨今、こういった気象状況で、本市においても竜巻警報とかが非常に発令されるような時代になりましたので、今後についてはそういったものも教室の中の安全確保という視点での整備要件としてまいりたいと考えております。

◆神坂達成委員 3.11以降、想定外だということはなかなかもう言えなくなっておりますので、十分想定されるわけですので、もし必要とお感じであれば、ぜひとも推進していただきたいと思います。

また、資料を頂戴しました。資料ナンバー123です。今小学校に入学するときに必要というもので購入してくださいということで、各区、また学校ごとにアンケート調査がありましたけれども、ここに防災頭巾がございました。この購入に係る目的及び期待される効果を教えていただきたいと思います。

◎健康教育課長 防災頭巾の目的と期待される効果でございますが、防災頭巾自体は災害、火災あるいは地震等の際に頭部を守るといった効果を期待していることが目的であるかと思います。

◆神坂達成委員 この問題については、これまでも何度も取り上げさせていただいております。また、過日、総合政策委員会オープン委員会で国崎さんという講師の方をお招きしたのです。国でも文部科学省の地震防災研究を踏まえた退避行動等に関する作業部会で推進しておりまして、そのメンバーの方でもありますけれども、この防災頭巾は全く意味をなしませんよというお話をされていたのが大変に印象深い内容でございました。実際に地震が起きたときに頭部を防災頭巾では守れませんという話なのです。今、先進国の中で防災頭巾をかぶらせているのは日本だけです。大人である学校の先生、校長先生は防災訓練のときに自分はヘルメットをかぶって、子供たちだけが防災頭巾をかぶって避難していると。防災頭巾を見るのは本当に年一遍、テレビで火垂るの墓をやるときに一生懸命かぶっているのを見ますけれども、その防災という意味では何ら意味をなさないと私自身も感じておりまして、ぜひともこういったことをさらに引き続き御検討いただきたいと考えております。

細かくはこれまでも取り上げさせていただきましたので、割愛させていただきたいと思います。

もう一つが、この防災訓練そのものについてでございます。これもこの国崎先生がおっしゃっておりましたけれども、例えばさいたま市では地震が発災したら、子供たちに机の下に逃げなさい、隠れなさいと指導している。以前もこういう御答弁がございました。それは授業中にその場に座っているときならいいかもしれませんけれども、休み時間に教室から離れているときに地震でぐらぐらと来たら、国崎先生は子供が机に駆け寄っていくのは非常に危険であるというようなお話をされておりました。大きな地震になったときに逆に机が飛んでくる可能性がある。先生たちは机の下にもぐりなさいと、子供たちは純真だから真っすぐ慌てて机の下に行ってしまう。それによって逆に被災する可能性が高いのだというようにこの専門家はおっしゃっておりました。こういったことも含めてさいたま市の防災のあり方をどのように検討されているのか。例えば、国崎先生は避難退避行動でハンカチを口に当てなさいというのは全く意味がありませんと。有毒物質をハンカチなんかで抑えられるわけがないと言っておりましたけれども、この子供たちの防災について、昨年度はどのように御検討されて、各防災訓練に生かされているのかお聞かせいただきたいと思います。

◎健康教育課長 各学校での防災訓練、避難訓練等でございますが、今お話がございました机の下にもぐるということでございますが、まずは地震の際には物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない場所に素早く身を寄せるという指導をしておりまして、教室の中であれば机の下に隠れるというような指導をしているところでございます。

それから、ハンカチ等につきましても、確かに有毒物質を防ぐには十分でないという話は聞いてはおりますが、そのほかの煙であるとか、そういったことに全く効果がないというものではないということで、現状ではハンカチについても指導しているのが実態でございます。さまざまな防災の考え方は今後とも取り入れて、必要に応じて見直しを図ってまいりたいと考えております。

小学校・中学校の空調整備事業(体育館の空調)

◆神坂達成委員 小学校における防災の考え方、また訓練、教育というものは何か昭和の初めから大して変わってないのかなというのが私の印象で、本当にもっと科学的見地を取り入れて、どうしたら子供たちの命が守れるのかというのを一生懸命さらに研究していただきたいということを申し上げておきたいと思います。

続きまして、433ページと439ページ、小学校と中学校の空調整備事業についてお伺いしたいと思います。

さいたま市の緑区では美園北小学校、また美園南中学校等を新たに建設しているところでございますけれども、こういった中で新たに体育館に空調を入れようといった御検討はあったのかお聞かせいただきたいと思います。

◎学校施設課長 今進めております新設小中学校の設計時点ではそういった検討はしておりません。

◆神坂達成委員 今年は大変な猛暑でございましたが、平成29年度に体育館等で子供たちが熱中症で搬送された事例はありますか、教えてください。

◎健康教育課長 昨年度、体育館で熱中症が発生した件数ですが、こちらで報告を受けているのは5件でございます。

◆神坂達成委員 実際に子供が体育館で5件搬送されているということでございます。また、今年についても消防局に調べてもらいました。そうしましたら、授業中に中学生、そして高校生3人が熱中症として搬送されております。また部活動中で小学生が1人、中学生が8人、高校生が6人、計15人、そして小学校その他となっていますけれども、ここで5人ということで、市内の体育館で23名の方が熱中症として搬送されております。

さきの文教委員会等でもいろいろな会派から体育館に空調をつけるべきであるという質疑があったかと思います。教育委員会では、今は普通教室、特別教室等の更新時期を迎えていると。またついてないところにつけていくから、必要性は感じるけれども、今は設置しないとおっしゃっておりましたけれども、実際に昨年子供たちが搬送され、そして今年も23人搬送されておりますが、現実としてどう考えますか、御答弁ください。

◎学校施設課長 ここ数年、今年度もそうですが、異常な気温上昇という状況でございます。この気温上昇が来年度以降はどうなるか現状では何とも言えないのですが、年々高まってきている以上、やはり気温上昇に対する教育環境という視点でも体育館の整備というのは必要性があるものとは認識しております。ただ、まず今御指摘のありました特別教室で未設置のところ、あるいは普通教室の老朽化も大分進んでいる状況でございますので、まずそちらに道筋を立てさせていただいた上で、体育館についての整備はその後ということで考えていきたいと基本的に考えております。国のほうでも来年度の概算要求の中で、今防災機能強化という中に御指摘が多いトイレ改修ですとか、空調設置ということが考えの中に盛り込まれて、かなり増額された形で要求がされております。そういった補助金の活用も十分考えられますので、そういったものも含めて十分研究してまいりたいと考えております。

◆神坂達成委員 では、逆に特別教室、理科室とか家庭科室では熱中症で搬送された人はいますか、教えてください。

◎健康教育課長 昨年の例で申し上げます。昨年把握している限りでは音楽室で部活動中に1人という事例がございました。

◆神坂達成委員 ぜひとも早急性、必要性、順番、さまざまあるかと思います。当然今お金のことがいろいろあって、さまざまなことがあると思いますけれども、今年で23人も子供たちが体育館で熱中症になっているという現実に目を向けていただいて進めていただきたいと思います。

またこれについても別の機会に、また議会の質問で取り上げさせていただきたいと思います。また詳細なデータも調べさせていただきたいと思いますけれども、もう既に東京都でも各東京都立、区立、そして市立等に対しても、体育館に空調をつけることを支援していく方針が今議会で示されております。また、東京都練馬区では、今後10年間かけて98校全てに空調を入れていくといったことも既に議案として今年の2月に出ておりますし、県内のお隣の朝霞市等でも既に学校の全てに体育館に空調がついている事例がございます。ぜひとも進めていただきたいと申し上げまして、次の方に譲りたいと思います。

〔何事か言う人あり〕

マラソン負担金に関する補足答弁

◎スポーツ部長 済みません、先ほどマラソンの負担金の御質疑の中で少し補足させていただきたいと思います。

平成29年度の5者間の契約の抜本的な見直しの検討というようなことで御質疑いただいて、そちらについてはなかなかできていませんと答弁したのですけれども、市の負担を下げてほしいというような申し入れはずっとやってきているところでございます。決算の状況を踏まえながら少し下げていただいたと。抜本的なところというのはなかなかできていないのですけれども、そのように取り組んでいるというところで御理解いただければと思います。

◆神坂達成委員 全然理解できないわけです。さいたま市が4割もあって、ほかの地域は十数%で圧倒的な開きがあるので、理解はできませんと申し上げまして、次の方に譲ります。