会議:令和2年8月保健福祉委員会 / 開催日:2020-08-03 / 役職:委員(保健福祉委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
新型コロナウイルスワクチン実用化に向けた市の関わり
◆神坂達成委員 すみません、ちょっとこの内容と違ってしまうのですけれども、私、不勉強で教えていただきたいなと思って手をあげさせていただいたのですけれども、今日の新聞報道によりますと、大変にワクチン開発が進んでいて、早ければ来月、9月にはイギリスのものが承認をされて始まるのではないかというふうな報道がされておりました。世界で168基ぐらい開発が進められて、25ぐらい認証されるのではないかというようなお話も書いてありましたけれども、これ始まると、市民がパニックに、我ワクチンを接種したいんだということで、多分かなりの市民がパニックになると思うのですね。当然、厚生労働省の指導の下、また、医師の指導の下進められるとは思いますけれども、そうはいってもこれだけ騒がれる中で、もう来月になれば市民の中でどうしたらいいのだというパニックが起きた場合に、市はどのように関わっていくのか、関われないのか。インフルエンザワクチンなんかだと、市が様々今まで、インフルエンザじゃない、備蓄をしたりとかということもあったと思いますけれども。この市の関りについてちょっと教えていただければと思います。
◎保健所長 ワクチンに関する御質問をいただきました。これは大変頭の痛い問題でして、まず、新型インフルエンザ特措法に基づく、新型インフルエンザを想定したワクチンが出たときにどうするかというのは、既にある程度スキームが決まっています。さいたま市民全員にさいたま市が打つということではなくて、勤務先だとかそういったところでも打てるような仕組みになっているのと、あとは優先順位が決まっています。医療機関の関係者だとか、消防の関係者だとか、そういう社会生活を営む所が別にある方は優先的に打つようなルールは決まっています。
なので、既に新型インフルエンザを想定したワクチンの打ち方というのがあるので、それに従ってやろうということにはなっています。したがって、全く立てつけができていないわけではないです。ないのですが、実際に130万市民のうち、勤務先や何かで打たれる方が何十万かはおられるでしょうけれども、少なくとも何十万というオーダーの方に、恐らくはかなり短い期間でワクチンを打ってしまわなければいけませんので、半年かけていいよという話は多分ないと思うので。そうすると、ワクチンは基本的に打つのは、皮下注射できれば、看護師さんが打つので、看護師さん何人かと医師1人というようなチームを組んで打つのだろうと思うのですけれども。
現在、法に基づくワクチンのように各医療機関に委託して、さいたま市の場合は集合接種をやらないので、今のある、子どものワクチンもそうですし、高齢者のインフルエンザや肺炎球菌もそうですが、全部医師会に委託して個別で打っているわけです。そのやり方でどれぐらい打てるのかというところ、それで無理ならばほかの方法を考えなければいけないということは、これからの研究課題だとは認識しております。
まだ来月いきなり実用化ということには多分ならないとは思いますが、実用化に向けては、当然どういう打ち方をするかということについては、国のほうからもガイドラインなりなんなり出てくると思っていますので。今の新型インフルエンザ特措法の立てつけよりさらに詳しいものについて、国のほうでも御議論いただけることとは思いますし、そういったものをよく注視して対応していく。市民の皆さんに安心してワクチンを受けていただくような体制をつくっていくということになろうかと考えております。
保健所の電話相談とPCR検査の判断
◎保健所長 基本的に、御質問いただきましたように、電話がかかってきましたものが全部私のところまで上がってくるわけではありません。おおむね、ほとんどの場合、保健師が電話を取っておりますので、そちらのほうで判断をして、多くの場合はお近くの医療機関を紹介すると。あるいは、非常に新型コロナウイルス感染症である確率が高いという方であれば、私どものほうで帰国者・接触者外来のほうの受診を段取りをさせていただくというようなことになっております。
◎保健所長 従来の7度5分4日間みたいなものはもう今はやっておりません。ただし、全く無症状の方については、ちょっとそこは御説明をした上で、PCRにつなげるかというと必ずしていないのですが、無症状であっても、当然接触者がいる、会社でコロナになった人がいるな、となれば話は全然違ってきますけれども、全くそういう接触歴も何もなくて無症状という方でない限りはPCR検査ができる医療機関を、医師会の場合はまず1回、PCRセンターに直接行かないで、近所のかかりつけのドクターのところで診ていただいて、そこから照会をするという形を取っていますので、そういった御案内をしている場合が多いです。
◎保健所長 基本的にはないはずなのですが、実際は、今回委託するときにもマニュアルをかなり詳しく作り込んであるのですけれども、そこの辺の何ていうのですかね、対応経験がかなり多い人とそうでない人、やはりありますので。どうしても多少のばらつきが出るのはやむを得ないかなとは思っております。でも、基本的には大体誰が取ってもほぼ同じような判断になっているとは思っております。


