会議:令和4年6月予算委員会 / 開催日:2022-06-16 / 役職:委員(予算委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
ヤングケアラー支援の内容と時間帯
◆神坂達成委員 それでは、よろしくお願いします。
今、三神委員から細かくお話があったと思いますので、重複するところは外したいと思いますけれども、まず、31ページの下段ですね。ヤングケアラーについてお話がありましたけれども、まず、これは支援の実施をした場合、先ほど1区4人で40人だというお話をしておりましたけれども、日常の家事支援だけなんでしょうか。
ケアラーが抱える苦労というのは、その日常、日中だけとは限らないわけですね、例えば。様々な困難事例というのがあると思いますけれども、これについて教えてください。
◎子ども家庭支援課長 実施する支援内容でございますけれども、まず、そのヤングケアラーが抱える不安や悩みを傾聴する、お聞きするということ。それから、家事、あとは、家族の世話をされている場合もあると思います。そういった兄弟であるとか、家族の世話、それから、家族の介護、また、その他必要な支援としておりまして、個別のケースに沿って状況を確認しながら、対応させていただきたいと考えております。
◆神坂達成委員 そうしますと、実際に、時間帯というのはどういう形になるんでしょうか。
◎子ども家庭支援課長 お答えいたします。
支援を行う時間帯につきましては、現在、原則として午前7時から午後7時までというふうに予定させていただいております。
◆神坂達成委員 例えば、どうしても必要だというふうになって、夜間に行かなければいけない、こういったときも対応していただけるという理解でいいんですか、時間外でも。原則というお話であったと思いますけれども。
◎子ども家庭支援課長 お答えさせていただきます。
今回、設定させていただいた、午前7時から午後7時までという時間は、保育園の送り出しと、あと児童クラブのお迎えの時間などを考慮してこの時間帯に設定させていただきました。
ただ、原則とさせていただいておりますので、個別のケースについては、都度御相談いただいて、あと、訪問支援の事業者さんと調整させていただいて、対応できるものについては対応してまいりたいと思っております。
◆神坂達成委員 もう一回、保育園のお迎えが午前7時から午後7時だから、7時、7時にしたというのがちょっとよく分からなかったんですけれども、どういう意味ですか。
◎子ども家庭支援課長 失礼いたしました。
兄弟を連れて、保育園に連れていくということを考えたときに、早い保育園ですと7時から空いている場合がありますので、7時とさせていただきました。
また、午後7時までというのは、放課後児童クラブに兄弟を迎えに行くということを考えたときに、7時までという時間がありましたので、その時間を基本として考えさせていただきました。
◆神坂達成委員 そうすると、ヤングケアラーの支援としては、送り迎えがメインになるわけですか。
例えば、そういった送り迎えをしている人がいますよと。そうすると、本当に必要なのは、その前の食事の準備であったりとか、保育園に行く前のお仕度だとか、そういったほうがもしかしたら大変かもしれないですよね。
◎子ども家庭支援課長 御指摘のとおりだと思います。
お迎えに連れて行く前の準備ですとか、あと、お迎えから帰ってきてすぐに食事ができるように食事の準備をしていくということも全部含めてヤングケアラーが担っているのだとしたら、それは必要な支援だと思っております。個別に対応させていただきます。
ケアラー相談事業の想定件数・委託先
◆神坂達成委員 分かりました。ぜひよろしくお願いします。
それでは、30ページの下段ですね。こちらのケアラー相談事業についてお伺いしたいと思います。
こちらも先ほど三神委員からお話があって、詳細については分かりました。
これは委託で3人で、社会福祉士等をということでお話ししておりましたけれども、まず、想定される人数というのはどれぐらいいらっしゃるんでしょうか。ここに相談に来るという方ですね。
厚生労働省のホームページを拝見しますと、2025年には5人に1人が認知症に、有病率がその程度あるだろうというふうにされておりましたけれども、どれぐらいを想定しているのかなということです。
◎いきいき長寿推進課長 お答えいたします。
これを裏づける数字が今、我々も持ってはいない状況ではございますが、1日当たり数件程度を見込んでいることが考えとしてございます。
ただ、先行しております政令市の相談の窓口の相談件数を踏まえますと、例えばでございますが、神戸市のこども・若者ケアラーへの相談・支援窓口においては、ほぼ1年間の開設期間になっておりますけれども、1年間で176件、電話が131件となっております。1年間開いてこの程度の件数ということから、1日当たりの件数としてみると、さほど殺到するような状況にはないと考えております。
◆神坂達成委員 分かりました。
それで、これ委託事業はどこに、どこでやるんですかね。外部に委託する--今、さいたま市はいろんなところに認知症の相談窓口ありますね。例えば、シニアサポートでも受けています。それから、社協でも月1回、1日2名まで受けていますね。それから、認知症の人と家族の会もあります。それから、各区の高齢介護課でも受けている。
こういった、また、若年性認知症サポートセンターはさいたま市と埼玉県でやっているのかな、これもありますね。
これ、全部の相談件数というのは今までどれぐらいあったんですか。
◎いきいき長寿推進課長 実績ということで、ちょっとお待ちください。申し訳ありません。
◆神坂達成委員 じゃ、これ委託はどこにするんですかね、どこにする、どこでやる。
◎いきいき長寿推進課長 先にお答えします。
委託先に関しましては、契約を伴うことから、現時点でこことお決めすることはちょっとできない段階でございますが、社会福祉士を擁している法人を我々としては検討しているところでございます。
◎いきいき長寿推進課長 すみません、もう少しお待ちください。
既存の相談窓口との関係とつなぎ先
◆神坂達成委員 そうしますと、これまでの相談窓口も併設して行うということなんですかね。
◎いきいき長寿推進課長 お答えいたします。
この電話相談のセンターを設置する目的の一つとしましては、チャンネルを増やすといいますか、新たな相談先を増やすことで、行政機関の既存のものでは対応できなかったところをさらに拾える、拡大できる、そんな狙いがございます。
また、この電話相談の対応時間につきましては、平日の夜間を含めて、それから土日等を含めた行政機関が開いていない時間も含めて設置を企画しているところでございます。
◆神坂達成委員 それですと、シニアサポートセンターが365日24時間受け付けていたので、結局同じになってしまうんではないかなという気はしますけれども、今の御答弁だとね。
◎いきいき長寿推進課長 御指摘のとおり地域包括支援センターにおいてもかなり幅広く相談の対応を行っているところでございますが、やはりおおむね夕方以降に関しましては、地域包括支援センターは、例えばですけれども、留守番電話の対応になってしまったり、当番制で対応してしまっている状況もございます。24時間とは現実的にはいかない状況もございますし、先ほど申し上げましたように、この電話相談におきましては、そういったことを補完する役割も含めて、チャンネルを増やすという狙いでございます。
繰り返しのお話で申し訳ございません。
◆神坂達成委員 チャンネルを広げて、支援につなげていくんだというお話がありました。
では、例えばそこで受けた支援を、具体的なアウトリーチとしてどこにつなげていくんでしょうかね。
◎いきいき長寿推進課長 つなぎ先ということで、先ほど三神委員のほうからも御質疑ありましたとおりでございますが、我々として考えておりますのは、基本的には、まず行政機関として、各区役所の健康福祉部の各課になります。内容によりまして、やはり福祉課であったり、支援課であったり、高齢介護課であったり、また、保健センターも含まれるものと考えております。
それから、これも繰り返しの御答弁になりますけれども、子供の分野におきましては、子ども家庭総合センター内の各相談機関、児童相談所も含むということになります。それから、教育委員会の総合教育相談室につなぐことも場面としては想定しております。
それから、委員からもお話ございましたように、そもそも我々は、地域包括支援センターという相談機関を設けておりますので、そこに共有することも考えておりますし、障害者の分野に当たっては、障害者生活支援センターにつなぐということも当初から想定しております。
認知症の家族ケアと支援の深化
◆神坂達成委員 分かりました。
特にここで認知症ということで特化されているわけですけれども、私も今まで認知症の相談を御家族の方から何回も受けたことがあるんですね。その中で、すぐに解決するものというのもあるんですけれども、相談しても病院に行きなさいよということで、まず病院に行ってくださいねというふうに御回答されるんですけれども、実は認知症の方は病院に行きましょうよと言っても、病院には行ってくれないんですよ。でも家族は、それをケアしなければいけなんですね。
じゃ、そういった方は、ケアラーの対象になるんですかね、そもそも論として。
◎いきいき長寿推進課長 委員から御指摘ありましたように、まずこの電話相談に関しては認知症に特化したものではございませんので、ケアラー、いわゆる御家族等のケアを抱えている方全般を対象としております。
それから、御指摘ありましたように、認知症に関しましては、認知症の方はなかなか本来の医療機関につなぐということが厳しい状況でございますので、これは行政機関が間に入った上で適切な医療につなぐという方法を仕向けていきたいと思っています。
それから、御存じと思いますが、認知症に関しましては、本来市のほうからそもそも医療機関に向けて委託しております相談機関がございますので、そちらにつなぐということも想定しております。
◆神坂達成委員 具体的には、例えば認知症だったら行政のほうは、まず病院に行ってくださいねというような支援が結構指導されることが多いんですけれども、本人が病院に行かないと。経済的に困窮されている方も非常に多いわけです。じゃ有料老人ホームに入れましょうかと言っても、金額が非常に高くて有料老人ホームには入れない、じゃ特別養護老人ホームに入りますかと言っても待機者がいて入れない、そういった中で自宅で見なければいけない。本当に困っている人も多いですし、じゃそういった人に対しては具体的にどうしていくのか。
また、病院に行かないから認知症と診断されなくて困っている人もいる。また、引き籠もっていて本当は発達障害だとか様々な病気を抱えているんだけれども、行きなさいよと言っても行ってくれない。これまで、私も市の保健所であるとかこころの健康センターであるとかいろんなところに相談したけれども、結局は何も進まないというのが現状なんです。
だから、チャンネルだけを増やすのは、それは本当にいいことだと思いますけれども、さらに深めていく支援というのが今後必要なんじゃないかなと私は思っているんです。
◎いきいき長寿推進課長 委員の御指摘のとおりでございますが、まさに支援が必要な状況というのはかなり個別性が高くて、お一人お一人課題を複合的に抱えているケースが多々あるかと思います。
例えば、先ほど例示していただきましたように、生活困窮が基本にあれば区役所の福祉課がまず基本的に対応すべきお話でございますので、それと併せて、課題を抱えている方に関しては関係所管が集まる場を行政側がかなり持たなきゃいけない。これはかねてより、今回の相談業務と直接関わりがない話であったところでございますけれども、もともと複合的な課題に関しては福祉事務所単位であったり、子ども家庭総合センター単位であったり、そういった協議は必ず必要かと考えております。
蛇口の非接触化と取外し後の蛇口の扱い
◆神坂達成委員 相談事業を行うことは本当にありがとうございますということですけれども、さらにその先も今回のことを契機にして考えていただければと思いますのでよろしくお願いします。
それと、今回、子育て支援推進事業等様々、蛇口の非接触化ということが記載されております。施設にしてもかなり多くの施設があるかと思いますけれども、全部で蛇口は幾つぐらい交換するんでしょうか。施設数は書いてありますけれども、実際の蛇口って何個ぐらい交換するんですか。
◎子育て支援政策課長 お答えいたします。
子育て支援センターの分についてまず回答させていただきます。
子育て支援センター10施設におけます、非接触型の蛇口の設置につきましては、合計で31か所を予定してございます。
◎青少年育成課長 お答えいたします。
放課後児童クラブにおきましては534か所の予定でございます。
◎幼児政策課長 私立幼稚園の預かり保育に係る蛇口の設置の数ですけれども、設置する予定数は79か所でございます。
◎保育課長 お答えいたします。
公立保育所につきましては796か所、私立の認可保育所につきましては2,023か所、認定こども園幼保連携型につきましては69か所、地域型保育事業所につきましては449か所、また病児保育室につきましては14か所を予定してございますが、国の補助金のほうなんですけれども、1施設当たりの基準額というか上限額が決まっておりますので、その範囲内で補助を行うということになりますので、実際はこれよりも少なくなるのかなというふうに考えてございます。
◆神坂達成委員 ありがとうございます。
全部で4,000弱か所ぐらいになるのかなというふうに思いました。
これを何で聞いたかというと、今ニュースで蛇口の盗難とかがすごい多いです。金属が盗難されるということがあります。民間の施設が交換する分には補助ですのでどうするのかというのは特に問題にできないかと思いますけれども、例えば公立保育園等でこの蛇口を交換したときの蛇口というのはどうなるんでしょうか。
例えば、これに真ちゅうとか銅とか入っていますよね。キロ当たり、今どれぐらいでしょう、多分800円とか900円ぐらいするのかな。こういうのはどうなるんでしょうか。一般的にはベースメタルというふうに言われてレアメタルとはすみ分けられているかと思いますけれども、こういった貴重なベースメタル、こういうものの取扱いというのは何か基準があるんでしょうか。教えてください。
◎保育課長 お答えいたします。
すみません、ちょっとその辺りの取扱いについては、どういうふうにやるのが一番ベスト、ベターなのか、業者等ともお話ししながら検討してまいりたいと考えております。
ケアラー相談の体制(電話がつながりにくくならないか)
◆神坂達成委員 ありがとうございます。
これは認知症に特化したものだけだろうと思います。そのほかにも一般的な様々な認知症以外の相談が入ってきたときに、現行体制で夜間を増やしたときに3人で賄えるのかなというちょっと疑問があります。多分この3倍4倍の数字になるんじゃないかなと思うんです。今相談される方は無理して昼休みとかいろんな時間帯にお電話されているんだと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
◎いきいき長寿推進課長 御指摘とてもありがたく思います。
まさに、少し既存の相談機関とニュアンスが違う側面は正直抱えております。やはりこの電話相談という対応を取る以上、なかなか対面で御本人の御様子が伺えない面はリスクとして抱えております。したがいまして、この電話の相談の中では、当初から全てを解決するということを目指しておらず、やはり本来解決すべき行政等の機関に適切につなぐこと、それから取りこぼしをしないこと、これも繰り返しになりますが、やはり潜在化している、御家庭の中に潜ってしまっているケアに関する問題を抱えた方、認知症にかかわらずそういった課題を持っている方を浮かび上がらせたいというのが狙いでございます。
◆神坂達成委員 それは十分もう理解しています。ただ、その浮かび上がらせるために普通に御相談が電話であったとしても1人やっぱり1時間とか1時間半ぐらいとかかかっちゃうと思うんです。その中で3名体制でやったとしてもなかなか難しいんじゃないですかと、電話してもつながりませんとかというふうになりませんか、その辺は想定されていますかということなんです。
◎いきいき長寿推進課長 あわせてお答えします。
先ほど答弁の中で、殺到するような状況はあまり想定はしておりませんとお答えをした限りでございますが、確かに1件当たりのお時間は通常の相談業務に比べますと長時間になる可能性は秘めているかと思います。ただ、やはり、あわせて件数という側面で言いますとつながりづらい状態というのは絶対ないかというと言い切れないとは思いますけれども、同じ時間内にどれだけの方が電話をかけてくださるのか、胸のうちを開けてくださるかということで、我々も今後開設時間とか対応人数に関してはやはり実績を踏まえながらも十分な対応を検討していきたいと思います。これが正解とは思っておりませんので今後フレキシブルに検討を重ねていきたいと思います。

