会議:令和2年6月保健福祉委員会 / 開催日:2020-06-15 / 役職:委員(保健福祉委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム
待機児童解消への効果と他政令市の導入状況
◆神坂達成委員 公明党の神坂でございます。どうぞよろしくお願いします。
今、保育の質ということについてお話がございました。私からは、待機児童解消という観点についてお伺いしたいというふうに思います。
御説明の中で、今回これが待機児童解消に資するのだというお話がございました。実際にこれを導入して、待機児童の解消にどのように資するのか、具体的な数があればお示しいただきたいと思います。その効果です。
◎のびのび安心子育て課長 神坂委員の御質疑にお答えいたします。
待機児童解消に関します効果でございますが、こちらの保育士が確保できない場合におきまして、既存施設であれば受入れ定員を縮小しないといけない、新設保育所であれば開設時期が遅れる、もしくは定員を抑えなければいけないというような形で、入所枠が減少するおそれがあるといったところについて、未然の防止策の一つとして対応することができるものと考えております。
◆神坂達成委員 そういう抽象的な話をしているのではなくて、これを導入したらどういうふうに増えるのですかというふうに聞いているのです。例えば、では、4年前にこの制度を導入した政令市ではどういった状況、何政令市がこの制度を導入して、待機児童解消を進められたのですか。
◎のびのび安心子育て課長 政令指定都市におけます本特例の活用状況でございますが、3項目全ての特例を実施している市は11市、朝夕の保育士等の配置のみの特例を実施している市が2市、合わせて13市が特例全部または一部を活用している状況でございます。
他の指定都市と本市の待機状況を比較いたしますと、本市はまだ依然として待機児童が多い状況であるといったところから、他市も待機児童の解消に寄与したものというふうに考えているところでございます。
条例改正の遅れと待機児童日本一
◆神坂達成委員 はい、分かりました。
であれば、現実には、さいたま市はもっと4年前にやるべきだったのではないでしょうか。さいたま市は昨年、政令市の中で待機児童日本一になりました。全国の市区町村の中では第3位、全然ブレブレで遅いのです。本来であれば、しっかりと協会の意見を聴く、様々な団体の意見を聴く、それはもう当然大事でしょう、やっていただいているわけですから。でも、さいたま市は、待機児童日本一という汚名を背負っている中で、市がどうしていくのだ、どうすれば改善されるのか、そういったものを明確に示して、逆に引っ張っていくべきなのではないですか。4年後だって遅いです。来年の4月1日待機児童ゼロを目指してやってきたけれども、もう絶対間に合わない、絶望的、こういう状況ではないですか。まさにもう官製待機児童日本一です。どうですか。
◎のびのび安心子育て課長 ただいまの御質疑にお答えいたします。
国基準が改正されました平成28年以降、本市といたしましては、この特例につきまして関係団体と協議といったところで、改正には至っておりませんでした。遅ればせながらという状況ではございますが、この特例制度も活用しながら、一日も早い待機児童解消に努めてまいりたいと考えております。
保育ニーズ調査と来年4月の待機児童解消
◆神坂達成委員 4年前は市長選挙もあって、何かいんちきな、いんちきと言うと変だけれども、見えない隠れ待機児童を隠したままさいたま市は、一時待機児童ゼロになったのだ、わあっとやっていたけれども、絶対またそれは蓋を開けたら、新基準に統一されたら、もう待機児童日本一。まさにお粗末としか言いようがない。今回も、待機児童が多いと言われている世田谷区なんかでもどんどん施策を進めて、待機児童を解消している。さいたま市では、過去最高の待機児童数になってしまった。こういったギャップをしっかりと埋めていかなければいけない。その役目が、さいたま市の課長さんたちを含めてあるのではないかと思うのです。具体的に待機児童のニーズは今どうなっているのですか。最新の保育ニーズを調査されているのですか。
◎のびのび安心子育て課長 ただいまの御質疑にお答えいたします。
ニーズ調査という形での数的な把握といったところでの御質疑と受け止めさせていただきますと、本市の部門別計画でありますのびのび安心希望プランの策定時に保育ニーズ調査等はさせていただいたところでございます。
◆神坂達成委員 では、それは何年前ですか。
◎のびのび安心子育て課長 昨年度でございます。
◆神坂達成委員 それで、具体的に実数と合っているのですか。
◎のびのび安心子育て課長 ただいまの御質疑ですが、そちらで出ておりますニーズ量につきましての整備が追いついていない状況で、待機児童が解消できていない状況にございます。
◆神坂達成委員 ある意味、保育の質と待機児童の解消というのは対極にあるのかなという気はします。どうしても待機児童の受入れを多くしてしまえば保育の質が下がってしまうという懸念も否定はできない、でもその中でも、保育園へ預けたくても預けられない子供たちの声をしっかり聴いていく。協会の話を聴くのも大事でしょう。だけれども、預けられないお母さんたちの声にもしっかり耳を傾けて、施策を進めていかなければいけない。今回、そのための一つの施策であろうということについては私自身納得しますけれども、ある意味、これから先、目標を掲げてさいたま市は、来年の4月1日待機児童解消、ゼロということを目指してやってきているわけですから、しっかりとこの施策を反映すると、来年4月1日の開設には新たに一人でも多くの待機児童解消がされるという認識でよろしいのですよね。
◎のびのび安心子育て課長 ただいまの御質疑ですが、委員のおっしゃるとおり、本制度を活用していければと思っております。

