会議:令和3年4月保健福祉委員会 / 開催日:2021-04-30 / 役職:委員(保健福祉委員会) / 出典:さいたま市議会 会議録検索システム

大規模集団接種会場との連携

◆神坂達成委員 公明党の神坂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

幾つか教えていただきたいと思いますけれども、まず過日、政府のほうから東京・大阪に大規模な集団接種会場を設置をするということが発表されました。具体的には自衛隊のほうで運営をするという形で、例えば東京の場合は、東京、埼玉、千葉、神奈川、この1都3県が対象になると。接種は1日1万人を目指すということでの発表がされたと思いますけれども、まずこれが開始になった場合、さいたま市はどのように協力をしていくのか、また、連携をしていくのか、お聞かせいただきたいと思います。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 ただいまの御質問にお答えいたします。

過日、そのような報道が出まして、私どもとしましては、今、市内の何十万人という方々の接種について地域の先生方に各配置をしてもらう予定でありますので、その大規模というところになりますと、御協力するにも、医師をそこに派遣するというのは多分難しいかと思うんですが、国の力とかお借りして、もしできるのであれば、開催ということについては協力してまいりたいと思っております。

◆神坂達成委員 ちょっと違くて、医師を派遣するということではなくて、例えば埼玉にいて、私、東京で接種を受けたいとなったときに、その方へ、いわゆる打ってくださいねということで案内が行くのかどうか。個人的に行けば打てるのか、それをどうするのかということを聞いているんです。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 まだこちらのほうには国や県から何も情報が入っておりませんので、分かり次第、また御報告させていただきたいと思います。

接種の優先順位と市の裁量

◆神坂達成委員 ありがとうございます。

もう一点お聞きしたいんですけれども、先ほど御説明があったとおり、85歳からの方が4月26日より発送が始まったということで、ホームページにも記載をされておりますけれども、この接種に関する優先順位というのは、基本的には国が決めているものでしょうか。それとも各自治体である程度自由にできるものなんでしょうか、教えてください。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 優先接種ということになりますと、初めに医療従事者と高齢者、あと基礎疾患の方と高齢の施設で働いている方という、皆さんがよくお聞きになっているものは国で示したものです。そういった中で、今後、高齢の施設であれば、今回、15施設を先行して始めたり、あと、基礎疾患のある方については接種の機会を配慮するようにというような国からの通知が出ていますが、細かく、では、重症心身の施設から先にやってくださいとか、そういったことはまだ示されていません。そういった障害者の方であったり、接種というのは並行して進めていくものですので、さいたま市としては、どういう方の、障害の方からとか、そういったところは事前に準備をしなければならないと思っております。

◆神坂達成委員 そうしますと、ある程度、接種は市の裁量に任されているという理解でいいんでしょうか。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 国からの指示がそれ以上細かいものが出ない場合には、ある程度、県のほうと相談しながら、市でその施設であれば施設の嘱託医の先生で接種できる準備ができるところからとか、そういったところは決めていく必要があると思います。

経済とコロナ収束を両立する接種順位

◆神坂達成委員 ちょっと教えてほしいというか、私も不勉強で申し訳ないんですけれども、例えば経済を回しながら、このコロナを収束させていこうということで臨むのであれば、かえって首都圏に勤めている勤労者のほうから接種をしたほうが効果的ではないか。もう当然、高齢者が重篤化するというのは理解をした上で、経済を回しながら収束をさせるということを考えた場合ですよ。例えば東京で、今、飲酒について様々な規制がなされておりますけれども、飲酒をするのも、勤労者の世代が多いということがあると思います。特にこのさいたま市においては、ほとんど多くの人が都内通勤者であります。そういったことを考えると、こういったもっと弾力的な御検討をされたのか、一律高齢者からだよというだけではなくて、経済とコロナ収束、そっちのほうが誰が普通に考えてもいいんじゃないかなという思いが僕はあるんですけれども、教えていただきたいと思います。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 過日、国のほうからも、65歳以上の高齢者の接種をまず7月までにということを言われておりますので、まずはそこからで。その後また国のほうで示される場合には、次の64歳以下の方にという、まだ現時点ではそのような仕切りになっておりますので、ちょっと市独自でというのはまだ難しいところではないかなと思っております。

医療従事者・消防隊の接種状況

◆神坂達成委員 ちょっとその辺が、自分たちの地域によって大分違うと思うんですね、特にさいたま市の場合はまん延防止等の重点地域にもなっていますし。その辺はもう少し御検討の余地があるのかなと思います。

そしてもう一つお聞きしたいのが例えば優先枠、優先順位ということに関していえば、さいたま市であれば、医療従事者の方がいますね。これは、県がやっていると思いますけれども、まだまだ接種が終わっていない。こういった状況、今はどうなっているか教えてください。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 医療従事者等の接種につきましては、県からの供給スケジュールとなっておりますので、今は市とは別なんですけれども、もうその医療従事者用のワクチンの供給というのが県から5月の初めの週で止まりますので、今後まだ打ち切れていない地域の医療従事者の方々については、先ほどこちらの報告資料でお示ししました、この箱の中から順次接種をしていくということになります。私が聞いた地域の医療機関の先生たちを接種する病院さんですと、まだ1回目の接種も終わっていない方も数多くいらっしゃるということですので、6月いっぱいぐらいまではかかるんだと思っています。

◆神坂達成委員 様々な事情はあると思いますけれども、またそのほかに、例えばさいたま市の消防局、消防隊の接種状況はどうなっていますか。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 ちょっと私、病院の職員ではないんですが、聞いたところによりますと、市立病院では3月から4月にかけて、市立病院の医療従事者等の接種が4月23日かそれより前に終わって、消防局の職員はたしか4月23日以降から始めていると聞いております。ちょっと所管ではないので申し訳ありません。

市独自の柔軟な運営の検討

◆神坂達成委員 分かりました。

国のほうでも、これから自治体のほうで弾力的に運用していくようにというような方針が多分示されていると思います。その中で、先ほど言ったように消防隊であるとか、医療従事者であるとか、首都圏通勤者を優先にしていこうとか、さいたま市としての独自性がこれから非常に必要になってくると思います。また、9月になりますと、特に学生なんかは、留学するから優先的に接種をしてほしいと、こういった事態も出てきますね。しなければ当然行けないことになるのかな、ちょっとその辺は分からないけれども。そうなると、本当に画一的な運営だけではなくて、フレキシブルな運営が求められると思いますけれども、今後そういったことの検討というのはどのようになされていくんでしょうか。

◎新型コロナウイルスワクチン対策室長 まずは65歳以上の方々につきましては、封入作業が終わっておりますので、今後、順次発送してまいります。それ以外の64歳以下の方々につきましては、まず、障害等基礎疾患をお持ちの方というところを優先しなければならないのが第1点。それ以外の方については、例えば小学校で今後集団接種を行わなければならないとか、そういった場合に何十万件という発送の中から抽出をして発送準備をするということを決めていかなければならないので、64歳以下については、どこを優先接種にするのかというところを国や県が示されたものを参考に私どもも抽出をして、先んじて発送作業というものを進めてまいりたいと思っております。

◆神坂達成委員 私が言っているのは大変に難しい内容であろうということも重々分かった上でお聞かせいただきました。しかしながら、本当に経済と収束、両方図っていく方策を、今後ベストな方策を考えていただきたいということを申し上げて、私の質問とさせていただきます。

生活保護費の不正支出と福祉事務所間の移管手続

◆神坂達成委員 すみません、1点教えてください。

添付をされております生活保護費の不正支出に関する特別監査報告についての3ページですか、イの2行目からですね。大宮福祉事務所から浦和福祉事務所へ移管する手続を行う予定であったが、その後、浦和福祉事務所への移管がなされないまま大宮福祉事務所による保護の実施責任により保護を継続していたと。これ移ったんだけれども、移管をしないと、こういうことができるんですか、そもそも。

◎生活福祉課長 ただいまの委員の御質問にお答えいたします。

受給者の方は転居なさいましたので、体自体は区を移りました。そういう事実ではございましたが、生活保護を取り扱う事務所は以前のままの事務所がやっておりまして、それを移す協議を次の移管先の区の福祉事務所と行いましたが、まだ引き受けてもらえる段階に至らなかった、そこの台帳ですとか関係調査が全て整っていなかったということで、できていなかった。ですので、しばらくの間、期間を置きまして、その調査を全て終えてください、それまで待つことにいたします。ただ、それまでは、引き続き従前の事務所が保護の手続をしてください、そういった協議が両事務所間で行われていたというものでございます。

◆神坂達成委員 そうしますと、その前、これのアですね。訪問の未実施のところに、平成30年9月の訪問以降、訪問記録がなく、その後の訪問記録が令和元年12月となっており、計画に基づく適正な訪問及びその進捗管理が行われていなかったと。記録がなかったから、移管できなかったよということなんですか。

◎生活福祉課長 その訪問記録のみをもって、直接それがないからできないということではなかったというふうに伺っております。その訪問調査記録は整っていなかったという事実がありますが、それ以外の関係調査等が済んでいなかったというふうに聞いております。

◆神坂達成委員 それ以外の関係って何ですか。

◎生活福祉課長 個別に上げてしまいますと、ちょっとその世帯の状況に立ち入ってしまいますので、一般的に申し上げますと、例えば世帯の資産の状況ですね、預貯金調査ですとか、お持ちの資産とか、そういった状況が全てつまびらかに分かっている状況にはなかったということでございます。

◆神坂達成委員 それは新規であればそういったことも必要でしょうけれども、もう既に受給をしているわけですね。受給の中で預金通帳を調べたりとか、そこまで必要があったのかなというかね、当然すぐ移管すれば問題なかったんじゃないかなと思うんですけれども。

◎生活福祉課長 当該世帯の中でもいろいろな動きがございましたので、そういう動きの中で、もう少し新たに調査をする必要があったというようなこともございましたので、それについて調査させていただいた。

委員がおっしゃるとおり、全てが判明していなくても、ここの今分かっている事実だけをもってすんなりと移管をして、次のところに引き継いで、次のところがまた再度調査なりを続けていただければよかったのかなと今としては考えてございます。

◆神坂達成委員 ということは、さいたま市ではそういったことがほかにもいっぱいあるということですね。転居しますよと、さっき生活の健康に被害があるから転居します。そうした場合、元のところで生活保護を預かっているケースが現在もあるという理解でいいでしょうか。

◎生活福祉課長 委員の質問にお答えいたします。

転居した場合等にですね、移管になって、移管先のほうに引き継ぐ場合に、そこは福祉事務所間で協議していただいて、じゃここからお願いしますねということは事例としてはよくあることでございますが、今回のこのケースのように何か月間も超えて、もしくは1年近くも置いてとかというようなものはまるっきりないと。少なくとも同月内ぐらいで、1週間、2週間とか、そういう単位で手続を行うというようなことについては割とあることでございます。

◆神坂達成委員 そういったケースもあるということなのかな。そうすると、逆に当時の浦和の福祉事務所では、うちのところに……、住民票は移してあったわけですよね、まず確認ですけれども。

◎生活福祉課長 住民票は移してございました。

◆神坂達成委員 それで、住民票が移ってきて、アパートなりなんなりを契約をして、そこに移転をしてきましたと。その中で、移転してきた場合に担当する人がいるわけですよね、話合いをするにしても。その人からは何もなかったんですか。だから、越してきて、大宮から移管されるよということで資料が全部そろわなかったけれども、1年以上もずっと進まないことに対して、これは調査したんですか。

◎生活福祉課長 通常、そういった移管の協議をするときは、地区の担当のケースワーカーと査察指導員と一緒になって協議を行っているものなんですが、協議の中では、前のところの大宮のほうでしばらく調査をして、調査が終わったら、しばらくしたら出してくださいというような協議が調っていたところです。受け手といたしましては、その協議がそのままにされていて、その後の追加の協議みたいな形でお話がなかったものですから、そのままになっていたということでございます。

◆神坂達成委員 じゃ最後に、移管に対する手続に関する国の基準は何かありますか。

◎生活福祉課長 国のほうでは、基準みたいなものがございませんで、移管に対するものは何もないんです。ところが、こういったことが多く考えられますことから、市のほうではこういうルールでやってくださいという一定の基準というものは定めてございます。

◆神坂達成委員 どういうルールですか。

◎生活福祉課長 先ほども申し上げましたような、きちんと双方の話合いの下で手続を進めてくださいということをしております。

◆神坂達成委員 じゃそこで話合いが持たれなかったという理解でいいんですね、浦和と大宮と。

◎生活福祉課長 先ほども申し上げましたが、一度は話合いが持たれたんですが、その追加の協議なりが持たれず、そのままの状態が続いてしまったというところでございます。